ワイオミング州

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ワイオミング州
State of Wyoming
ワイオミング州の旗 ワイオミング州の印
州旗 (州章)
州の愛称: 平等の州
Equality State
ワイオミング州の位置
州都 シャイアン
最大の都市 シャイアン
州知事 デイヴ・フロイデンタル
公用語 英語
面積
 - 総計
 - 陸地
 - 水域
全米第10位
253,337 km²
251,488 km²
1,847 km² (0.7%)
人口2003年
 - 総計
 - 人口密度
全米第50位
501,242
1.98人/km²
合衆国加入
 - 順番
 - 加入年月日

44番目
1890年7月10日
時間帯 UTC -7
DST -6
緯度 北緯41° - 45°
経度 西経104°3' - 111°3'
東西の幅 450 km
南北の長さ 580 km
標高
 -最高標高
 -平均標高
 -最低標高

4,207 m
2,040 m
945 m
略称 (ISO 3166-2:US) US-WY
ウェブサイト ワイオミング州政府

ワイオミング州Wyoming WY)は、アメリカ合衆国中西部の州都シャイアン市

人口は約50万人(2001年)、人口密度は2人/km2。 ワイオミングとはアルゴンキン語族インディアンの言葉で「大平原」を意味し、州の東部には広大なグレートプレーンズの平原地帯が広がっている。西部はロッキー山脈の山脈地帯である。州の俗称は「カウボーイ州」(Cowboy StateまたはEquality State)。

目次

[編集] 歴史

主要記事:ワイオミング州の歴史

[編集] 地理

参照:ワイオミング州の郡一覧

ワイオミング州は北にモンタナ州、東にサウスダコタ州ネブラスカ州、南にコロラド州、西にユタ州アイダホ州と隣接している。SF映画・未知との遭遇のロケ地として有名になったデビルスタワークルック郡ムーアクロフト近郊に位置している。ワイオミング州は隣接する州との境が全て直線で引かれる州の1つで、面積97,818 平方マイル (253,348 sq km) を包含する国内で11番目に大きな州であり、23郡で構成されている。郡の北端から南端までは276 マイル (444 km) あり、東端から西端までは375 マイル (603 km) ある。

州内にはグレートプレーンズロッキー山脈があり、所々台地が広がっているが幾つかの大きな山脈によって隔てられている。その主なものとして、北西部にはアブサロカ、オウルクリーク、ワイオミング、グロスヴァント、ウィンドリバー及びティトン山脈、北央部にはビッグホーン、北西部にはブラックヒルズ、さらに南部にはララミー、メディシンボー及びシエラマドレ山脈がある。また、これら全てがロッキー山脈の一部である。

ワイオミング州は、通常は年間降水量10インチ以下という乾燥した州と言われている。それゆえ州内の土地は農業にあまり適さず、その代わり放牧が山麓地域などで普及している。州南部の積雪が多い一帯は地質学と地理学の双方でコロラドロッキー山脈の延長となっており、西部のウィンドリバー山脈(en:Wind River Range)には人里離れた州最高峰のガネット・ピーク(en:Gannett Peak)が存在する。また、北部のビッグホーン山脈(en:Big Horn Mountains)はロッキー山脈から多少離れている。

北西部のティトン山脈(en:Teton Range)は50マイル (80 km) にも及び並びにワイオミング州内の多くの印象的な山岳部の象徴は最も景色のいいTeton range で維持されている2番目の最高点グランド・ティトン及びグランド・ティトン国立公園の本拠地となっている。

源流またはワイオミング州を通って流れるいくつかのイエローストーン川、パウダー川 (Powder River) 及びスネーク川が含まれる。

国立公園局の管理下にある地域は:

[編集] 人口動勢

人口推移
人口 変動率
1870年 9,118
1880年 20,789 128.0%
1890年 62,555 200.9%
1900年 92,531 47.9%
1910年 145,965 57.7%
1920年 194,402 33.2%
1930年 225,565 16.0%
1940年 250,742 11.2%
1950年 290,529 15.9%
1960年 330,066 13.6%
1970年 332,416 0.7%
1980年 469,557 41.3%
1990年 453,588 −3.4%
2000年 493,782 8.9%

ワイオミング州の人口重心ナトロナ郡となっている[1]

2005年現在、ワイオミング州は前年より3,407人、または0.7%増加し、2000年より15,512人、または3.1%増加した、人口509,294人と概算される。これは12,165人(出生33,704人、死亡21,539人と)前回の国勢調査からの自然増並びに州内への移住者4,035人の増加が含まれている。アメリカ合衆国外からの移住は2,264人増加する事となり、合衆国内部の移住者は1,771人増加する事になる。2004年、外国生まれ人口は11,000 (2.2%) であった。

[編集] 人種

ワイオミング州の人種的構成は:

ワイオミング州内で5つの最大な祖先は:ドイツ系 (25.9%)、イギリス系 (15.9%)、アイルランド系 (13.3%)、アメリカ人系 (6.5%)、ノルウェー系 (4.3%)。

[編集] 宗教

ワイオミング州の住民は以下の宗教を信仰している。

2000年に、ワイオミング州で最も多くの住民が信仰していた宗派はローマカトリック教会で、80,421人が信仰していた。次いで末日聖徒イエス・キリスト教会の47,129人、南部バプテスト連盟の17,101人と続いた。

[編集] インディアン部族

ワイオミング州のなかで、インディアンの保留地はこの「ウィンド川保留地」ただ一つである

もともとシャイアン族スー族など、多くのインディアン部族が先住していたが、19世紀に他州へと強制移住させられた。多くのインディアン部族が生活の糧としていたバッファローは、19世紀にアメリカ連邦政府の西部インディアン絶滅政策で人為的に絶滅させられ、食糧自給の道を断たれたインディアン部族は保留地への移住を余儀なくされたのである。

ワイオミング州は、アメリカの大統領が歴代初めて訪問した西部の州である。1883年夏、チェスター・A・アーサー大統領は友人の他、75人の騎兵隊兵士と175頭の牛馬を伴い、マス釣りと狩りのためにイエローストーン国立公園を訪ねるついでに、同州で白人と80年来の友好歴を持つショーショーニー族のウィンド川保留地を訪れ、ワシャキー酋長のもと、アラパホー族とショーショーニー族の歓迎の儀式を受けた。

ワシャキー酋長は合衆国と和平を保ち続け、彼らの保留地内を幌馬車の街道(オレゴン道)が通るのを許した。長年の白人への寄与から、彼らは故郷のウィンド川流域に保留地を「与えられた」のである。そこで農業を要求されたワシャキーは、「まずはスー族を追い払ってくれ」と合衆国に依頼した。

同州と周辺州にまたがる「イエローストーン国立公園」には現在、バッファローが多数繁殖飼育されているが、年次頭数制限が設けられており、定数を超えたバッファローは白人管理官によって射殺駆逐されている。

バッファローは「渡り」を行う動物であり、繁殖本能に従ってこの公園からモンタナ州の繁殖場へと移動する性質があるが、周辺の白人牧場主はあまり根拠のないブルセラ病の感染源説を盾に、州管理官とともに毎年渡りの時期になると、彼らの牧場へ迷い込む多数のバッファローを射殺している。周辺のインディアン部族や環境保護団体が激しく抗議運動を行うなか、州ぐるみのこの屠殺はなお続行されている。

一方、同州の東ショーショーニー族は伝統としてのバッファロー狩りを長年にわたって要求し、現在では定数規制つきながら、イエローストーン国立公園内でアラパホー族とともにこれを行っている。

北アラパホー族の部族国旗
東ショーショーニー族の部族国旗。肖像はワシャキー酋長

また現在、イエローストーン公園のこの「余剰分のバッファロー」をインディアン部族が彼らの保留地に持ち帰り、「バッファロー牧場」として繁殖育成させる動きが広がっており、全米各地のインディアン保留地がこれを開設している。

また、アメリカ合衆国では20世紀前半に平原狼が白人牧場主による組織的な駆除によって絶滅させられたが、狼を神聖視する周辺のインディアン部族の粘り強い復活請願によって、1995年に同公園内へカナダの狼が再導入された。再導入された狼の管理育成は、アイダホ州ネ・ペルセ族インディアンが要請を受け、これを行っている。狼の再導入に対しては、周辺の白人牧場主と州の反発が根強く、現在も係争中である。

2005年3月、ワイオミング州の「ウィンド川インディアン保留地」内で、北アラパホー族のウィンスロー・フライデーが、部族の伝統儀式「太陽の踊り(サンダンス)」のために、連邦の許可なくハクトウワシを殺したとして逮捕された。2009年10月5日、米国地方裁判所判事アラン・ジョンソンは、このアラパホー族男性の刑事訴追をアラパホー族の部族法廷に一任する裁定を下した。これまでの事例なら、こういったインディアンの訴追は連邦協定がどうあれ、白人の裁判所で扱われ、「密猟」の罪で裁かれるものである。

「ワシを殺した」としてインディアンが起訴されたワイオミング州でのこの一件は、インディアンが宗教儀式のためにワシを殺すことにどこまで連邦政府が関与するのかという、「インディアンの宗教の自由」という観点から大論争となっている。

現在、連邦政府から公認され、保留地(Reservation)を領有しているのは以下の二部族のみ。両部族は「ウィンドリバー・インディアン保留地」に二部族まとめて強制移住させられた。

≪アメリカ連邦政府が公式認定しているインディアン部族≫

[編集] インディアン・カジノ

  • 「北アラパホー族」
「789・煙草店&カジノ」 ※「789」は「高速国道789号線」のこと
「そよ風のカジノ」
「風の川のカジノ」
  • 「東ショーショーニー族」
「ショーショーニー・薔薇のカジノ」

[編集] 主要都市

ワイオミング州には98の市町が存在する。以下の表は国勢調査局による人口だが、いわゆる都市圏大都市圏(メトロポリタン・エリア)小都市圏(マイクロポリタン・エリア))での人口統計ではない。

ワイオミング州の主要都市人口順位Top10[2]
順位 都市名 人口
1 シャイアン市 ララミー郡 55,731
2 キャスパー市 (Casper) ナトロナ郡 51,738
3 ララミー市 オールバニ郡 26,050
4 ジレット市 (Gillette) キャンベル郡 22,685
5 ロック・スプリングス市 (Rock Springs) スウィートウォーター郡 18,772
6 シェリダン市 (Sheridan) シェリダン郡 16,333
7 グリーン・リバー市 (Green River) スウィートウォーター郡 11,787
8 エバンストン市 ウインタ郡 11,459
9 リバートン市 (Riverton) フレモント郡 9,430
10 コディ市 (Cody) パーク郡 9,100

[編集] 経済

2004年のアメリカ合衆国経済分析局によると、ワイオミング州の州生産高は243億ドルであった。一人当たりの収入は2004年に34,306米ドルであった。2002年のワイオミング州の失業率は合衆国平均5.8%より著しく低いおおよそ4.2%であった。ワイオミング州の経済の構成要素は他の州のそれらよりも著しく異なっている。鉱物系統産業及び旅行並びに観光事業はワイオミング州の経済の隠れた主要存在である。連邦政府は6%がワイオミング州によって管理されているのに対して、広大な土地の50%を所有している。2001年のワイオミング州内の鉱業生産高の総課税評価は67億米ドルであった。観光事業産業は州の収入内で10億米ドルを超えると考えられている。

2002年、600万人以上の人々がワイオミング州の国立公園及びモニュメントを訪れた。ワイオミング州内の鍵となる観光アトラクションはグランドティトン国立公園、イエローストーン国立公園、デビルスタワー国定公園、及びフォッシルビュート国定公園が含まれる。毎年イエローストーン国立公園は300万人もの訪問者を受け入れている。

歴史的に、農業はワイオミング州の経済の主体の重要な構成要素である。ワイオミング州の経済の実績の総体的な重さは貧弱である。しかしながら、農業は今でもワイオミング州の文化並びに生活様式に欠く事の出来ない存在である。ワイオミング州内で生産されている主要な農業商品は家畜(牛)、干し草、テンサイ、穀物(小麦及び大麦)、並びにウールが含まれる。ワイオミング州の国土の91%以上は田園に分類される。

[編集] 高等教育

ワイオミング州は他の州に比べて高等教育機関が少なく、4年制の総合大学が1校しかない州として有名。 また8校のコミュニティーカレッジがある。

[編集] 公立総合大学

[編集] 公立コミュニティーカレッジ

[編集] 私立コミュニティーカレッジ

[編集] 芸術・文化

[編集] スポーツチーム

[編集] その他

[編集] 日本の姉妹都市

2006年12月31日をもって提携を解消した。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ


pnb:وائیومنگ

最終更新 2009年11月7日 (土) 17:03 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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