ワイパー

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ワイパー (Wiper) とは、

  • 自動車用の装置。本項で詳述。
  • 窓ガラスなどの汚れや埃を拭き取るもの。住宅用ワイパー。
  • ウエス製のもので精密部品などの不純物を拭き取るもの。

ワイパー (Wiper) とは、自動車鉄道車両船舶航空機といった乗り物のガラスの表面に付着した滴・を薄く均一にならし、視界を確保する装置。ウインドウウォッシャー液を吹き付けて、埃を除去することもできる。悪天候時は勿論の事、泥の跳ねる悪路を走行する上では必要不可欠である。

アメリカでは、Windshield wiper イギリスでは、Windscreen wiper という。

目次

[編集] 自動車のワイパー

世界で初めて自動車にワイパーを装備したのはプジョーとされる。ワイパーは安全上重要な装置であり、ほとんどの自動車に標準装備されている装置である。フロントウインドー・リアウインドー・ヘッドライトなどを、ゴム(ラバー)が装着されたワイパーブレードというものをワイパーアームと呼ばれる棒状のものに取り付け、そのワイパーアームを左右に振る事により水滴などを払拭し、雨の日でもドライバーの視界を確保する働きをしている。この機構はワイパーが発明されてからほとんど変わっていない。また、多くの車種ではワイパーにウインドウウォッシャーが同時に装備されており、ワイパーと共に使うことで、付着した軽い汚れなどを落とすことができる。なお最近の自動車では、現在広く普及している「トーナメントワイパーブレード」に代わり、ゴム全体に均一のテンションがかかるように工夫された支持機構をもつ「フラットワイパーブレード」が装着される例が増えている。この場合、トーナメントワイパーブレードより拭き取る能力が高い。

[編集] ワイパーの種類

  • 平行連動式
  • 対向式
  • パラレル式
  • オーバーラップ式

[編集] 操作方法

日本国内で現在販売されている日本国内メーカーによる自動車では、ステアリングコラムの左側から伸びているレバーを、下に押し下げる、あるいはそのレバーに取り付けられているリングを回すことでスイッチが入ることが多い。海外メーカーによる輸入車では、逆にレバーは右側から生えていることが多い(一部キャデラックヒュンダイなどは国産車に準じて右側に取付られており、BMW用のレバーキットも一部パーツとして市販されている)。これらは、JIS規格では「ワイパー操作系統はステアリングコラム左側」と規定されている為だが、多くの輸入車の基準となるISO規格では逆に「ステアリングコラム右側」と定義している為である。レインセンサーが装備されている車種は雨滴に感応すると自動的にワイパーが作動するようになっている。

ウォッシャー液を吹き付ける時には、そのレバーを手前に引く、または先端のボタンを押すという操作をする車種が多い。更にウォッシャー液を吹き付けた後や吹き付けている間に、自動でワイパーを数回作動させる車種が主流である。

[編集] リアワイパー

リアワイパーがステーションワゴンミニバン、軽自動車を除く2ボックスのハッチバック車にほとんど装備されているのに対し、セダンクーペ(例外あり)には装備されていないのは、リアウインドウが車体最後端のステーションワゴンやミニバンなどはリアタイヤから巻き上げる水滴がリアウインドウに多く付着するため装備されているのである。セダンにはトランク部分があるのでそれほど付着する水滴は多くないので装備例は少ない[1]。またリアワイパーは装着の義務はないため、ワイパーを取り外しマスコット等をつけるのは違法ではない。しかし安全上推奨されない。

[編集] ヘッドライトワイパー

ヘッドランプの水滴を取るためのワイパー。過去にはメルセデス・ベンツボルボのセダン、日産・サファリなども採用していたが、現在はほとんどは廃止され、その代わりに高圧ヘッドランプウォッシャーが装備されている。 国際連合欧州経済委員会(UNECE)による自動車基準調和世界フォーラム(World Forum for Harmonization of Vehicle Regulations:欧州諸国を中心に、日本、韓国、オーストラリアなども加盟)では、2000ルーメン以上の光束を持つヘッドランプに対して洗浄装置を装備することを義務付けている。

[編集] その他

  • ワイパーブレードのゴムは、使用していなくても劣化するので半年から1年をメドに交換する事が推奨されている。
  • ワイパー以外でも、ドアミラーに付着した水滴を超音波で除去する装置もある。スバルの乗用車など、冬季に凍結したワイパーを溶かす為のデアイサー(熱線)が付く車種もある。
  • 船舶や寒冷地における鉄道車両では、ガラス円盤を回転させその遠心力で雨滴や雪を吹き飛ばす「旋回窓」が使用されることもある。
  • 鉄道車両ではデフロスタとも呼ばれる。
  • 屋外に設置されるようなリモコンカメラ(テレビのお天気カメラや監視カメラなど)にも、ワイパーが付いている。

[編集] いろいろなワイパー

[編集] 脚注

  1. ^ テレビ朝日『今すぐ使える豆知識 クイズ雑学王』→おさらい→バックナンバー2009年5月20日放送「自動車の後ろのワイパーがワゴン車に多く付いている理由は?」

最終更新 2009年11月21日 (土) 02:35 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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