ワイヤードロジック

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ワイヤードロジック: Wired Logic結線論理)は、論理回路の構成方法の一つで、ハードウェアによる物理的な結線で命令を実行するもの。ハードワイヤードロジック (Hard Wired Logic) とも言う。

高速な反面、複雑な命令の実装は困難である。このためRISCプロセッサ内部の命令実行部など、比較的複雑性の低い回路のアーキテクチャに用いられる。またCICSプロセッサでも80x86などは、マイクロプログラム方式を採用しておらず、ワイヤードロジックである。

[編集] 概要

CISCプロセッサなどの複雑なステートマシンを構成する論理回路では、状態遷移を管理しやすくする手法としてマイクロコードマイクロプログラム方式)があるが、一つの処理を行うのに複数のクロックが必要になる。その間次の処理に移ることはできず、クロックあたりの処理能力をあげることが難しい。

これに対しワイヤードロジックでは、マイクロコードにおける処理の複数のステップを、パイプライン化しやすい組み合わせ回路に展開した形で実現する。

また、ステートマシンのようなシステムが、今どのような状態にあるかと言った視点ではなく、前述のような処理すべきデータの流れに注目した回路構成は、データパスとも呼ばれる。

[編集] マイクロコードに対するハードワイヤードのメリット/デメリット

  • メリット
    • クロックあたりの処理能力(CPI)が高い
    • パイプライン化することで、クロックの速度を上げやすい
  • デメリット
    • 回路規模が大きくなる
    • マイクロコードROMの差し替えといった修正(チューニングや機能拡張)ができない

[編集] 関連項目

最終更新 2009年9月29日 (火) 09:02 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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