ワシントン大学 (セントルイス)
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| Washington University in St. Louis | |
|---|---|
| ラテン語名称:Universitatis Washingtonianae
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| 校訓 | Per veritatem vis (Strength through truth) |
| 創立 | 1853年2月22日 |
| 学校種別 | Private |
| 大学暦 | Semester |
| 運営資金 | ~57億ドル |
| 学長 | マーク・ステファン・ライトン (Mark Stephen Wrighton) |
| 教職員 | 3,054 |
| 学部生 | 6,223名 |
| 大学院生 | 6,067名[1] |
| その他の学生 | 1,227名 (聴講生)[1] |
| 所在地 | |
| キャンパス | 都市部、都市近郊部 2,227 エーカー (9.01 km²) ダンフォース・キャンパス(メインキャンパス) (Danforth Campus) , 169 エーカー (0.7 km2) メディカル・センター, 59 エーカー タイソン研究所 (Tyson Research Area) , 2,000 エーカー (8 km2) |
| スクールカラー | Red and Green[2] |
| マスコット | 熊 |
| 運動競技 | NCAA Division III UAA 18 varsity teams |
| ウェブサイト | www.wustl.edu |
| 公共交通手段 | スキンカー (Skinker (St. Louis MetroLink)) 大学都市線 (University City-Big Bend (St. Louis MetroLink)) |
ワシントン大学(Washington University in St. Louis)は、ミズーリ州セントルイスにあるアメリカ合衆国の私立大学。
1853年創立。大きく七つの大学院と学部によって構成され、特にメディカル・スクール(医科大学院)はその業績において世界的に有名であり、数多くのノーベル賞受賞者を輩出している[3]。
設立当初はエリオット・セミナリーと呼ばれていたが、アメリカ合衆国初代大統領ジョージ・ワシントンにちなみ現校名に変更された。場所における混同を避けるために、1976年に評議委員会によって"in St. Louis"がつけ加えられた。公式には"The Washington University"としているが、日常では主に呼称・略称として"Wash U", "WUSTL"が用いられる。
目次 |
[編集] 沿革
1853年に設立されたこの大学は、当初倉庫街の中心にあったが、1900年に開発中であった現在の場所に移動することを決定した。
近年では、1992年、2000年、2004年、続いて2008年に大統領、また副大統領候補の討論会の会場として選ばれている。[4]
[編集] キャンパス
キャンパスは、セントルイス市郊外のフォレスト・パークの西側と東側に広がっており、西側に広がるのがダンフォース・キャンパス、東側に広がるのがメディカルスクールのキャンパスとそのメディカル・センターである。セントルイスのダウンタウンから15マイルほどにも関わらず、フォレスト・パークと共に自然が豊かな環境である。
[編集] ダンフォース・キャンパス
キャンパス内には美しい芝生が広がり、ゴシック様式の建築に統一され、景観が美しいことで有名である。キャンパスの玄関とも言うべき建物はブルッキングス・ホールと呼ばれ、1904年のセントルイス万国博覧会に使われた建物を移設したものである。また、校内には世界的な建築家でワシントン大学セントルイスで教鞭を取ったこともある槇文彦が手がけたスタインバーグ・ホール、サム・フォックス・アート・センターがある。ダンフォース・キャンパスからフォーサイス通りを挟んだ反対側には、サウス40と呼ばれる学生寮のある地区が広がる。ここ数年の大改築により学生寮は一新された。
[編集] メディカル・キャンパス
メディカルスクールのキャンパスはセントラルウェストエンドという繁華街に隣接しており、付属のメディカルセンターの規模は全米でも屈指の規模を誇る。
[編集] 教育組織
[編集] 学部
- 人文科学学部 College of Arts & Sciences (1853)
- University College (1931)
- サム・フォックス視覚芸術学部 Sam Fox School of Design & Visual Arts (2005)
- 芸術学部 College of Art
- 建築学部 College of Architecture
[編集] 大学院
- 法科大学院 School of Law(1867)
- オリン・ビジネス・スクール Olin Business School (1912)
- 人文科学大学院 Graduate School of Arts & Sciences
- 社会福祉大学院 George Warren Brown School of Social Work (1925)
- 芸術大学院 Graduate School of Art
- 建築・都市計画大学院 Graduate School of Architecture & Urban Design
- Sever Institute of Continuing Studies (Graduate School of Engineering)
- 医科大学院 School of Medicine (1891)
- Central Institute for the Deaf (1914)
[編集] 図書館・美術館
[編集] 図書館
大学の図書システムは14の図書館によって編成され、蔵書数420万冊を超え、ミズーリ州内で最大規模を誇る。[5] このシステムの中心となるのが、ダンフォース・キャンパスに位置するオリン・ライブラリーである。他の図書館は、基本的に各学部・研究施設に併設されている。
- Kranzberg Art & Architecture Library
- Biology Library
- Business Library
- Chemistry Library
- East Asian Library
- Law Library
- Mathematics Library
- Medical Library (Becker)
- Music Library
- Physics Library
- Social Work Library
- Special Collections & Archives
- West Campus Library
[編集] 美術館
1881年に設立されたミルドレッド・レーン・ケンパー美術館は、教育プログラムを提供する美術館で、アメリカ合衆国最古を誇る、ミシシッピ川東側で最初に設立された美術館である[6]。コレクションは19世紀、20世紀、21世紀のアメリカとヨーロッパの芸術家の作品を所蔵する。また、この美術館はニューマン貨幣展示館を併設している。2006年10月、ケンパー美術館はスタインバーグ・ホールから移され、サム・フォックス視覚芸術学部の他の施設と共に、世界的に有名な建築家である槇文彦によって一新された。槇は1959年当時、スタインバーグ・ホールを設計しており、約四十年後、新たにケンパー美術館を含む複合施設の設計を行ったことになる。
[編集] 大学の特色
[編集] ランキング
- 学部ランキング: 全米12位。(U.S. News & World Report)
- 社会福祉大学院: 全米1位。(U.S. News & World Report)
- 医科大学院: 全米3位。(U.S. News & World Report)
- 法科大学院: 全米19位。(U.S. News & World Report)
- MBAプログラム: 全米22位 (U.S. News & World Report)、BusinessWeekでは28位。
- 建築・都市計画大学院: 全米5位 (Architecture Magazine)。
- 黒人学生の卒業割合: 全米8位(the Journal of Blacks in Higher Education)。
- 上記参照[7]
[編集] 合格率
- 米国籍、米国永住権保持者の大学学部全体の平均合格率は19%、医学教育課程は5%程度。
- 留学生の大学学部全体の平均合格率は11%、医学教育課程は1.7%。
[編集] スポーツ
- 女子バレーボールは、20年前から9度、NCAA優勝(1989-2008)。
- 男子バスケットボール、2008年度NCAA優勝。
- 男子テニスチーム、2008年度NCAA優勝。
[編集] 卒業生
- U.S Newsによる大学ランキングで、「卒業生の年収が最も多い大学」ランキングに7年連続で1位である。
- 具体的には35歳以上の卒業生の内、年収100万ドル(1億2000万円)以上の卒業生が31%であり、平均年収は39万6300ドル(4700万円)である。
[編集] 生活
- 家賃が非常に安く、1LDK(光熱費含)で$600程度。だいたい東京の半額。シェアをすれば月$300程度で済む[8]。学部生は学生寮。
- 学生はUpassと呼ばれる周辺交通無料のパスが提供される。大学が主要ショッピングセンターまでバスを提供している。
- レンタカー大手Enterpriseが提供するカーシェアリングシステムが大学内で行われている[9]。
[編集] 日本との関連
- 日本人は総学生数に対し0.02%に過ぎない。2008年度は、全学部・大学院を含んでも、総日本人学生数は20-30人程度であった。そのうちの半分以上がビジネススクールの学生で占められる[10]。
- 東京大学が唯一、全学レベルの交流協定を結んでいる[11]。その他、限定された協定では、早稲田大学や筑波大学などが挙げられる[12][13]。
[編集] 医学課程の特徴
- 研究・起業家志向の医学課程の学生が集まることがワシントン大学(セントルイス)の特徴である。そのため、患者を診る臨床医の課程(Pre-medical education)よりも研究課程であるBiomedical Engineeringの人気が高い。U.S News医科大学院ランキング(comprehensive ranking)では全米3位にランクされている(1位はハーバード大学、2位はジョンズホプキンス大学、4位はペンシルベニア大学)[1]。
- 医学部の特徴として、ワシントン大学は創立当初から高度な専門教育を学部課程から提供することを主な教育目標に掲げていた為、学部課程から高度な医学教育が提供される。その為、学部課程は医学教育が充実したワシントン大学に進学し、医科大学院でハーヴァード大学、スタンフォード大学などに進学する医学者(特に研究)を志す者が多い。ワシントン大学と比べ、上記に挙げた他の三校は、全人教育を施すリベラルアーツカレッジの流れを汲むため、現在でも学部課程では教養課程が重視されている。
- もう一つの特徴として、起業家志向の医学生が多くみられる。ワシントン大学(セントルイス)の医学課程では、研究者としてだけでなくバイオベンチャー企業経営者としての育成も行っている。例えば医学課程の必修科目の中に、「From Concept to Market」という授業がある。これは毎週、知的財産を扱う弁護士やベンチャーキャピタリスト、バイオベンチャー企業経営者をゲストスピーカーとしてクラスに呼び、バイオベンチャー企業設立に必要な知識を学んだ後で、学生個人個人が具体的なバイオ関連のビジネスモデルを作成するというものである。これは、大学周辺にある多数のバイオベンチャー企業の成功よって結実している。さらに、これらのベンチャー企業に投資するベンチャーキャピタルも多数周辺に存在する。
- 医学部に関連する人物として、生化学者であったコリ夫妻、生化学者のアーサー・コーンバーグ、世界的な業績を残した岡崎令二など。
[編集] 著名な卒業生
[編集] 人文学
- Fannie Hurst (1909年)、作家、社会活動家
- ジョン・ガードナー、小説家
- A.E. Hotchner (BA 1940, JD 1941年)、劇作家
- Josephine・ウインスロウ・ジョンソン、ピューリッツァー賞 - 作家部門受賞
- マックス・Lerner (MA 1925年)、知識人及び作家
- ハロルド・Ramis (BA 1966年)、film actor, writer 及び director
- Charles Van Ravenswaay (BA 1933年、MA 1934年)、歴史家
- Eugene B. Redmond (MA 1966年)、詩人、評論家、civil-rights activist
- Abram L. Sachar (BA, MA)、歴史家、初代ブランダイス大学学長
- テネシー・ウィリアムズ (在籍 1936年 - 37年)、劇作家
- Olly・ウイルソン (BA 1959年)、作曲家
- ジョージ・ジマー (BA 1970年)、founder of Men's Wearhouse
- ヘンリー・Hampton (BA 1961年)、film producer ("Eyes on the Prize")
- オリバー・ネルソン (在籍 1954年 - 7年)、ジャズ演奏家及び作曲家
- J.D. Parran (MA 1971年)、ジャズ演奏家
- メリー・ウィックス (1930年)、stage and film actress
[編集] 芸術・デザイン
- チャールズ・イームズ、デザイナー、建築家、filmmaker
- ヒュー・フェリス (BArch 1911年、MArch 1928年)、建築家
- George Hellmuth (B.Arch 1928, M.Arch 1931): 建築家、ヘルムス・オバタ+カッサバウム(HOK)共同主催
- ギョー・オバタ (BArch 1945年)、建築家、ヘルムス・オバタ+カッサバウム(HOK)共同主催
- ジョージ・E. Kassabaum (BArch 1947年)、建築家、元アメリカ建築家協会会長、ヘルムス・オバタ+カッサバウム(HOK)共同主催
- Bernard Fuchs (MFA 1954年)、画家、イラストレーター
- Mike・ペイターズ (BFA 1965年)、ピューリッツァー賞 - 漫画家部門受賞
- Carolyne Roehm (BFA 1973年)、ファッション・デザイナー
- C. P. Wang (M.Arch 1973): 建築家、 台北101設計者
[編集] ビジネス
- ジョージ・Herbert Walker、ゴルフの Walker Cup の創設者、ジョージ・H.W.・ブッシュ元大統領の祖父及び great-grandfather of President George W. Bush
[編集] 政治・法律・社会
- クラーク・M・クリフォード (JD 1928年)、アメリカ合衆国国防長官 1968年 - 69年
- Alan J. Dixon (LLB 1949年)、アメリカ合衆国上院議員 1981年 - 93年
- デイビッド・R・フランシス (BA 1870年)、セントルイス市長 1885年 - 89年、ミズーリ州知事 1889年 - 93年、U.S. Secretary of Interior 1896-97
- Moses W・ハリソン II (JD 1958年)、イリノイ州最高裁判所長官
- Joyce Ladner (MA 1966年、PhD 1968年)、社会学者、社会活動家
- ジム・Talent (BA 1978年)、アメリカ合衆国上院議員 2003年 - 現在
- Raymond Tucker (BS 1920年)、セントルイス市長 1953年 - 1965年
- ウイリアム・ウエブスター (1949年)、元 FBI 及び CIA 長官
[編集] 医学
- ダニエル・ネイサンズ(1954年)、ノーベル生理学・医学賞受賞者
[編集] 理学
- Sol Spiegelman (PhD 1944年)、分子生物学者
[編集] 写真
[編集] 脚注
- ^ い ろ "Enrollments, degrees, and admissions". FACTS 2007. 2008-05-12 閲覧。
- ^ "Washington University in St. Louis New Logotype". Washington University in St. Louis: University Libraries. 2008-05-12 閲覧。
- ^ http://facts.wustl.edu/faculty.htm
- ^ http://news-info.wustl.edu/news/page/normal/11937.html
- ^ http://library.wustl.edu
- ^ http://kemperartmuseum.wustl.edu/about_general.html
- ^ http://news-info.wustl.edu/web/page/normal/11107.html
- ^ http://www.offcampushousing.wustl.edu/
- ^ http://parking.wustl.edu/wecar.htm
- ^ http://students.olin.wustl.edu/orgs/oja/
- ^ http://mcdonnell.wustl.edu/partners.htm
- ^ http://www.waseda.jp/cie/studyabroad/2006haken_map/usa/list_usa.html
- ^ http://www.tsukuba.ac.jp/global/agreement.html
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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最終更新 2009年11月14日 (土) 13:52 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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