ワンワールド

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曖昧さ回避 この項目では、空港について記述しています。『劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE』の主題歌に使用された吉川晃司の曲については「ONE WORLD (吉川晃司の曲)」をご覧ください。

ワンワールド (oneworld) は、世界的規模の航空連合の1つである。

ワンワールド
設立日 1999年2月1日
加盟数 議決権 11 社
無議決権 0 社
未決定 1 社
就航地 空港 727ヶ所
142ヶ国
年間旅客数 3億2988万人
保有機材数 2269機
公式サイト oneworld
日本航空のワンワールド・デザイン機

目次

[編集] 概要

[編集] 第3位の規模をもつ航空連合

2005年時点でスターアライアンススカイチームに次いで世界第3位の規模を有す航空連合である。ワンワールドは世界135ヶ国に目的地600以上に達し、便数は毎日8000便を超える。メンバー航空会社及びその関連会社は、運航計画、航空券発行、共同運航、乗継便運用、マイレージサービス、空港ラウンジの共有、経費節減、及びベストプラクティスにおいて高度な協力関係を有している。

正会員会社の子会社はアフィリエイトメンバーとして利用者側には正会員会社と同等の特典が受けられるようにする事が出来るが、スターアライアンスで言うリージョナルメンバーやスカイチームで言うアソシエイトメンバーと言った、正会員会社と資本関係のない提携会社を議決権を持たない準メンバーとして扱う事はしていない。

[編集] 特色

ワンワールドは、中央管理機構を確立した最初の航空連合である。カナダバンクーバーを拠点とし、ここに、加盟航空会社各社の最高責任者で構成されるアライアンス委員会への報告を担当する責任者が駐在する。アライアンス委員会の議長は基本的に持ち回り制である。業務担当者への報告は、営業、IT、広報、空港・顧客サービス、並びにグローバルプロジェクトディレクターの職務長によって行われている。

メンバー航空会社は、技術・整備事業、方針・手順調整、開発・支援ソリューション連携などで航空業界を通して使用できる可能な限り広範囲に亘る共通規格も開発した。また経費も一括購入と部品の相互共有によって削減されている。

なお、2006年度までの過去3年間の加盟航空会社の総収支が黒字である唯一の航空連合である[1]。しかし加盟会社全てが黒字というわけではなく、数社が足を引っ張っている構図になっている[2]。かつて大きく赤字を計上していたアメリカン航空は最近収支が改善した。

World Travel Awardsにおいて、ワンワールドは2008年度までの6年連続でベスト航空連合に選出されている[3]

[編集] ネットワーク

[編集] アジア

香港を拠点に北東アジアや東南アジア、中華人民共和国に幅広いネットワークを持つキャセイパシフィック航空に加えて、2007年4月1日に、日本最大かつアジアで最大の航空会社である日本航空グループが加盟したことにより、日本国内を含めた北東アジアのネットワーク強化が行われた。また、日本航空グループの加盟により、ワンワールド加盟航空会社が成田国際空港の航空会社再配置により第2旅客ターミナルビルに集約されたこともあってワンワールドでは同ターミナルを「ワンワールドの北東アジアでのハブ」と考え、チェックインカウンターのクラス別での共用化や、ラウンジの改修などサービス機能を加盟就航会社共同で強化している。

東南アジアにおいては、幅広いネットワークを持つキャセイパシフィック航空が加盟しているものの、現在東南アジアに本拠地を置く航空会社が加盟していないため、タイ国際航空シンガポール航空の2社が加盟しているスターアライアンスや、マレーシア航空が加盟交渉中であるスカイチームに比べてそのネットワークは小さい。

[編集] 中東

中東においてはロイヤル・ヨルダン航空が加盟しており、ヨーロッパから中東への便が多いブリティッシュ・エアウェイズの路線を含め、中東内のみならず中東とヨーロッパ間などのネットワークが充実している。

[編集] ヨーロッパ

ブリティッシュ・エアウェイズイベリア航空フィンランド航空マレーヴ・ハンガリー航空など、ヨーロッパの東西南北の主要国をほぼ網羅するネットワークを持つため、ほぼ全土へ路線網を伸ばしている。ただし、ヨーロッパにおけるシェアはスカイチーム・スターアライアンスについで3位。

[編集] ロシア

2010年中にS7航空が加盟する事によりロシア方面へのキャリアを持たないスターアライアンスより有利になり、ロシア国内線就航数ではスカイチームが持つアエロフロートとほぼ同等、或いはそれ以上となる。ただし、S7はエアロフロートと比べて国際路線数が少ないのと、極東ロシアと東アジアを結ぶ路線が少ないので今後ワンワールド各地区のハブと自社が持つシベリア地方のハブ空港ノヴォシビルスクイルクーツクをどう連結するのかは未定。

[編集] 北アメリカ

北アメリカにおいてはメンバーだったカナディアン航空の倒産後はアメリカン航空のみが加盟しているが、同社がかつて全米最大の航空会社であったことを考えても、北アメリカ路線に4社を擁するスターアライアンスおよび2社を擁するスカイチームと比べ、決して路線網が強いとはいえない。しかし、2009年を目処に元々スターアライアンスに加盟していたメキシカーナ航空がワンワールドへ加盟する事により、中米およびカリブ海地域への路線を拡大。中米のメキシカーナ航空、南アメリカのラン航空グループ、ヨーロッパを拠点にするものの、中米や南アメリカの元植民地諸国に多くの路線を持つイベリア航空の3社を合わせ、ラテンアメリカにおける路線網は他アライアンス中では最も充実することになる。また、ヨーロッパのブリティッシュ・エアウェイズが北アメリカに多く路線がある。

[編集] 南アメリカ

南アメリカに各国に広範なネットワークを持つラン航空グループが加盟しているため、南アメリカの航空会社が1社も加盟していないスターアライアンス(ブラジル最大の航空会社であるTAM航空の加盟が承認されている)やスカイチームと比較して路線網が充実している。 

[編集] オセアニア

オセアニア方面では最大規模のネットワークを持つカンタス航空がメンバーであることから、オセアニア方面にメンバーを持たないスカイチームや、オセアニア方面最大かつ中心的存在のオーストラリアの国内線を持たないニュージーランド航空しか(元々メンバーであったアンセット航空が倒産したため)メンバーがいないスターアライアンスに比べ優位に立つ。

[編集] メンバーシップの歴史

[編集] メンバー航空会社

[編集] 現加盟航空会社と子会社、及び非加盟子会社

加盟航空会社 加盟した年 加盟子会社 非加盟子会社
アメリカン航空 アメリカ合衆国の旗 アメリカ
1999
アメリカ合衆国の旗 アメリカン・イーグル
プエルトリコの旗 エグゼクティブ航空
アメリカ合衆国の旗 アメリカン・コネクション
ブリティッシュ・エアウェイズ イギリスの旗 イギリス
1999
イギリスの旗 BAシティフライヤー
南アフリカ共和国の旗 コム・エア
デンマークの旗 サン・エア
イギリスの旗 オープンスカイズ
キャセイパシフィック航空 香港の旗 香港
1999
香港の旗 香港ドラゴン航空
カンタス航空 オーストラリアの旗 オーストラリア
1999
ニュージーランドの旗 ジェットコネクト
オーストラリアの旗 カンタスリンク
オーストラリアの旗 イースタン・オーストラリア航空
オーストラリアの旗 サンステート航空
オーストラリアの旗 ジェットスター航空
シンガポールの旗 ジェットスター・アジア航空
ベトナムの旗 ジェットスター・パシフィック航空
シンガポールの旗 バリューエア
フィンランド航空 フィンランドの旗 フィンランド
1999
イベリア航空 スペインの旗 スペイン
1999
スペインの旗 エア・ノストラム スペインの旗 ブエリング航空
ラン航空 チリの旗 チリ
2000
アルゼンチンの旗 ラン・アルゼンチン
エクアドルの旗 ラン・エクアドル
チリの旗 ラン・エクスプレス
ペルーの旗 ラン・ペルー
日本航空グループ 日本の旗 日本
2007
日本の旗 日本航空インターナショナル
日本の旗 ジェイエア
日本の旗 JALエクスプレス
日本の旗 JALウェイズ
日本の旗 日本トランスオーシャン航空
日本の旗 北海道エアシステム
日本の旗 日本エアコミューター
日本の旗 琉球エアーコミューター
マレーヴ・ハンガリー航空 ハンガリーの旗 ハンガリー
2007
ロイヤル・ヨルダン航空 ヨルダンの旗 ヨルダン
2007
メキシカーナ航空 メキシコの旗 メキシコ
2009
メキシコの旗 メキシカーナ・クリック
メキシコの旗 メキシカーナ・リンク

[編集] 加盟予定航空会社

加盟予定航空会社 加盟予定年 加盟予定子会社 非加盟子会社
S7航空[4] ロシアの旗 ロシア
2010年中
ロシアの旗 グローバス航空

[編集] 元加盟航空会社

航空会社 加盟した年 脱会した年 子会社
カナディアン航空1 カナダの旗 カナダ
1999
2000
カナダの旗 カーム・エア
カナダの旗 カナディアン・ノース
カナダの旗 カナディアン・リージョナル航空
カナダの旗 インター・カナディエン
エアリンガス2 アイルランドの旗 アイルランド
2000
2007

1 スターアライアンスのメンバーであるエア・カナダが吸収合併し会社が消滅したため。 2 ビジネスモデルを変える方針を理由に[要出典]2007年3月31日を以て脱退

[編集] 加盟の可能性がある航空会社

[編集] フリークエント・フライヤー・プログラムの共用

ワンワールドにおけるマイレージサービスのランクはワンワールド・エリート・ステータス・レベルと呼ばれ、ルビー、サファイア、エメラルドの3段階がある。ワンワールド・エリート・ステータスは利用者が直接取得するものではなく、各加盟会社がそれぞれ設定するマイレージサービス(日本航空であればJALマイレージバンク)の各ランクと対応付けて利用できる[10]。また加盟会社の相互利用でもマイルが加算されるよう規格化されているが、自社便最低搭乗回数など条件は各社異なる。

[編集] 関連項目

[編集] 参照

  1. ^ oneworldアライアンス収入は前年対比の10%以上の増加に
  2. ^ oneworld at a glance with new members (英語)2007年7月19日取得
  3. ^ World Travel Awards Winners 2007(英語 2008年2月22日取得
  4. ^ Russia's S7 Airlines to join oneworld alliance
  5. ^ China Eastern Airlines seeking to join oneworld alliance
  6. ^ Hainan Airlines Plans to Join Oneworld Alliance Hainan Airlines Plans to Join Oneworld Alliance
  7. ^ WestJet looks to fly higher with Oneworld
  8. ^ Westjet Looks to Join Oneworld Alliance
  9. ^ http://profit.ndtv.com/2009/06/25145832/Jet-likely-to-join-One-World-A.html
  10. ^ oneworld エリート・ステータス・レベル

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月22日 (日) 11:28 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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