ヱビスビール
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ヱビスビール(ゑ(え)びすびーる、恵比寿ビール、戎ビール、YEBISUとも)は、サッポロビール株式会社の麦芽100%のビールのブランド名。プレミアムビールに分類される。
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[編集] 概要
サッポロビールの前身である日本麦酒醸造会社にドイツ人技師カール・カイザーを招聘して醸造されたビール[1]。当時の名称は「恵比寿麦酒」だった[1]。当初は「大黒天」から命名しようとしていたが、横浜に既に「大黒ビール」が存在したために「えびす」(恵比寿) を採用したという経緯が見られる資料が2000年代に発見されている[1]。
恵比寿麦酒は、1900年代には既に世界的な評価を獲得している[1]。
1943年にビールが配給制になり、名称が「麦酒」に統一されたことで一旦消滅するが、1971年に復活した。その後、サッポロビールは「ヱビス」の名を冠した商品を複数販売する。
[編集] 歴史
- 明治23年(1890年) 当時の日本麦酒醸造会社より「恵比寿麦酒」が発売[1]。発売直後から人気があり、すぐに東京を代表するブランドとなる[1]。このとき「恵比寿麦酒」はドイツ人技師カール・カイザーを招聘して醸造された[1]。
- 明治23年(1890年) 上野にて開催された内国勧業博覧会にて「最良好」の評価を得る[1]。
- 明治27年(1894年)12月12日 「恵比寿黒ビール」を追加。
- 明治33年(1900年)パリ万国博覧会にて「金賞」受賞[1]。
- 明治37年(1904年)セントルイス万国博覧会にて「グランプリ」獲得[1]。
- 昭和18年(1943年)3月1日 ビールが配給制となり、商標も「麦酒」に統一されて一旦消滅。
- 昭和46年(1971年)12月10日 28年振りに復活。
- 平成15年(2003年)5月28日 「ヱビス<黒>」を追加(60年振りに復活)。
- 平成17年(2005年) 「ヱビス超長期熟成<至福の贅沢>」が限定で発売[2]。
- 平成18年(2006年) 12月商戦に「琥珀ヱビス」[3]を限定発売。
- 平成19年(2007年)3月7日 ヱビス<黒>の商品名を「ヱビス<ザ・ブラック>」に改名。
- 平成19年(2007年)4月4日 「ヱビス<ザ・ホップ>」を追加。
- 平成19年(2007年) 前年に続き、12月商戦に「琥珀ヱビス」を限定発売。また、首都圏1都3県の飲食店向けに樽生10Lを通年発売。
- 平成20年(2008年) 前年に続き、12月商戦に「琥珀ヱビス」を限定発売。また、「琥珀ヱビス」ギフトも限定発売。
- 平成21年(2009年)3月4日 「シルクヱビス」を限定発売。
- 平成21年(2009年)7月3日 「ヱビス スタウト クリーミートップ」を樽生限定発売。
[編集] 原材料
[編集] 栄養成分(350mlあたり)
[編集] その他
- 当時は工場が東京府荏原郡三田村(現・東京都目黒区三田)にあった[1]。当初は馬車で積み出されていたが、販売量の増加に伴って1901年にはビール専用の貨物駅「恵比寿停留場」が作られた[1]。1906年に貨物駅「恵比寿停留所」のそばに作られた旅客駅が2008年現在の「恵比寿駅」である[1]。2008年現在の地名も恵比寿になっている。また、これにちなんでJR東日本恵比寿駅の発車メロディには現在ヱビスビールのCMソングである第三の男が導入されている。
- アサヒフードアンドヘルスケアのビール酵母「エビオス」はヱビスビールより名付けられたものである。戦後の大日本麦酒分割時にエビオスがアサヒビールに承継されたため、ビールとは会社系列が異なる状態になってしまった。
- ラベルの戎様は鯛を一匹抱えているが、ヱビスビールの、大・中・小ビンの中で、数百本に一つ、まれに後ろの魚籠にも鯛が入っているものがある。これをラッキーヱビスという[4][5]。缶製造のものには存在しない。2007年8月17日放映の「ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説」(テレビ東京系)において、サッポロビールはラッキーヱビスの存在を認めている。
- 戦前、中国の大連で「ヱビスビール」が販売された事があったが、ほとんど売れなかった。その原因は、この地域が日本の支配下に置かれる前はロシアの影響を強く受けていた地域であり、ロシア語では女性器を意味する言葉に「ヱビス」の発音が近かったことから、忌み嫌われたためであるとされている。
- 発売は明治23年(1890年)だが、ラベルに書かれているのは当時の日本麦酒醸造会社が設立された明治20年(1887年)になっていて、戎様を挟んで(左から)「BORN」「1887」と書かれている。
- ヱの文字はワ行に属するのにローマ字表記はWEBISUあるいはEBISUではなくYEBISUとヤ行になっているが、これは古いローマ字のつづり方でエ・ヱのどちらもyeとつづることがあった名残である。日本円をYenと表記するのも同じ理由である。かつては江戸をYedoとつづったこともあった。
[編集] 脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l m 端田晶 「第三講義 慶応元年のビール王子」『もっと美味しくビールが飲みたい! - 酒と酒場の耳学問』 講談社〈講談社文庫〉、2008-07-15、第1刷、130から136ページ。ISBN 978-4062761130。
- ^ 2008年にはキャンペーン賞品として再度限定醸造
- ^ 通常のヱビスビールに厳選したクリスタル麦芽を追加した琥珀色の特別版
- ^ http://web-box.jp/kohassan/yebisu.htm
- ^ http://www.life-talk.net/other/saying/kako/05_ebisu.html
[編集] 関連項目
- アサヒフードアンドヘルスケア:「エビオス」の発売元。
- YEBISU BAR - BSフジ及びTOKYO FMの番組。
- 第三の男 - この映画のテーマ曲がCMに使われている
- 恵比寿ガーデンプレイス - 恵比寿工場跡地
- 三田用水 - ビール醸造の工業用水
- 恵比寿神社 (渋谷区)
[編集] 外部リンク
- ヱビスビールホームページ(サッポロビール)
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最終更新 2009年7月24日 (金) 01:36 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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