ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
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| ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE. |
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|---|---|
| 監督 | 庵野秀明(総監督) 摩砂雪 鶴巻和哉 |
| 製作総指揮 | 大月俊倫 庵野秀明 |
| 製作 | カラー |
| 脚本 | 庵野秀明 |
| 出演者 | 緒方恵美 林原めぐみ 宮村優子 坂本真綾 他 |
| 音楽 | 鷺巣詩郎 |
| 主題歌 | 宇多田ヒカル |
| 撮影監督 | 福士享 |
| 編集 | 奥田浩史 |
| 配給 | クロックワークス、カラー |
| 公開 | |
| 上映時間 | 108分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 日本語 / 英語(アバンタイトル等) |
| 興行収入 | 38億円(2009年10月上旬)[3] |
| 前作 | ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 |
| 次作 | ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
| IMDb | |
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(エヴァンゲリオン しんげきじょうばん:は / EVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE.)は、2009年6月27日に公開された日本のアニメーション映画。
目次 |
[編集] 概要
大災害「セカンドインパクト」後の世界を舞台に、人型兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットとなった少年少女たちと、第3新東京市に襲来する謎の敵「使徒」との戦いを描いたTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』(1995年-1996年)を、新たな設定とストーリーで「リビルド」(再構築)したものが『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズである。本作はその第2作目であり、2007年9月に公開された『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の続編にあたる。タイトルの『破』は、雅楽の用語「序破急」に由来する。
本作は、『新世紀エヴァンゲリオン』のTVシリーズ第八話『アスカ、来日』から第拾九話『男の戦い』までを描くものとして制作が開始された[4]。しかし、前作『序』がTVシリーズ第壱話から第六話までのストーリーをほぼ踏襲していたのに対し、本作ではTVシリーズや旧劇場版には登場しない新たな登場人物、エヴァンゲリオン、使徒などが登場、新たな謎も加わり、『破』独自のストーリーを展開していく。本作のストーリーも、当初はただの『総集編』[5]で、監督の鶴巻和哉によれば『別に言うほど「破」じゃない』[6]ものであったが、前作『序』が公開(2007年9月)された後に、総監督庵野秀明の意向によりシナリオが見直され[6]、当初は『声も出さなくていいというくらい』であったマリの出番が増えるなどの変更がなされた[6]。また、アスカとレイがネルフ本部内のエレベーターで乗り合わせる場面(TVシリーズ第弐拾弐話)など、第弐拾話以降のエピソードも取り入れられた形となっている。
作画に関しても『序』では大半がTVシリーズから原画やタイムシート等の素材を使用していたのに対し、本作ではほぼ全編にわたって完全新規に描き下ろされている点も特徴として挙げられる。そのため『序』では「リビルド」を強調していたのに対し、本作ではあまり使われていない。
庵野は、自身がこれまで作り上げてきたエヴァの世界を自分では「破壊」しきれないといい[7]、「破」というサブタイトルを象徴する[8]新キャラクター・マリを演じる坂本真綾との打ち合わせの際も、より詳しいディレクションは監督の鶴巻に任せられた[7]。
なお、本作は『序』に比べ、公開直前まで情報は殆ど明かされないという厳戒態勢になった。『序』では行われた一般向けの封切前特別上映も行われず、試写会も関係者のみ招待された。劇場パンフレットも、鑑賞前の閲覧を禁じた封印シール[※ 1]が貼られ、更に核心カットの掲載ページは袋綴じに封入と、徹底された情報管制がされた。
初日公開館数は120館(38都道府県)と多くはなかったが、前作の85館から大幅に増えており、インディーズ・単館系の映画作品の上映スクリーン数としては、比較的大規模なものとなっている。メイン公開館の新宿ミラノ1(座席数1056)では、初回上映日(6月27日)の前日深夜から行列が作られた[9]。公開後2日間の週末興行成績も観客動員数35万4852人、興行収入は5億1218万200円を記録し、『序』に引き続き大手配給会社による作品群をおさえて、週末興行ランキングにおいてオープニング興行1位を達成している[10][11]。続けて興行2週目も1位を達成しており、これは『序』の成績を上回る記録となった[12][13]。さらに公開17日目の7月13日には『序』の最終興行収入20.0億円を早くも超え[14]、2009年夏の最終興行収入では37億円から38億円程度が見込まれた[15]。
ボン(ドイツ)で開催されるアニメーション映画祭(2009年7月31日から)において本作が上映されると告知されていた[16]が、権利上の問題から中止となった[17]。2009年10月4日にはシッチェス(スペイン)で開催される第42回シッチェス・カタロニア国際映画祭において、本作が Anima't 部門に出展、上映される予定である[18]。その他、台湾では10月に劇場公開され[1]、香港でも12月に公開予定である[2]。
[編集] 経緯
- 2006年に新劇場版の制作が発表された時点では、中編(本作)は「2008年陽春」の公開を予定していたが、2007年2月に「2008年」公開に改められた。
- 2007年9月の『序』公開後、庵野の意向により本作のシナリオが見直されることになる[6]。
- 2008年10月6日、再度公開時期が変更され、「2009年初夏」となることが公式サイトで発表された。また同時に英語サブタイトルと、ティーザーポスターが公開された。
- 2009年2月20日に、公開日が2009年6月27日であると正式発表された。
- 2009年3月14日には第一弾前売券が発売され、第一ビジュアルポスターの掲示および配布、公開劇場館における特報映像の上映が開始された。このポスターにおいて旧作でのもう1人のヒロイン・アスカが「式波・アスカ・ラングレー」と名前を変えて『破』に登場することが判明した。
- 2009年4月18日には第二弾前売券が発売され、同日に発行されたEVA-EXTRA第1号では、新ヒロイン「マリ」のフルネームが「真希波・マリ・イラストリアス」であること、およびその担当声優が坂本真綾であることが発表された。
- 2009年4月25日には第二ビジュアルポスターの掲示および配布、公開劇場館における予告映像の上映が開始された。
- 2009年5月16日には第三弾前売券が発売され、同日に発行されたEVA-EXTRA第2号では、主題歌を前作『序』に引き続き宇多田ヒカルが担当することが発表された。
- 2009年6月27日、日本の38都道府県、120館で公開。宇多田ヒカルによる本作のテーマソング『Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix-』の音楽配信も開始された[9]。
- 2009年7月6日、動員数100万人を突破[19]。
- 2009年7月28日、動員数200万人を突破[20]。
- 2009年8月3日、興行収入30億円を突破[21]。
- 2009年10月4日、第42回シッチェス・カタロニア国際映画祭で上映予定[18]。
- 2009年10月16日、台湾で公開[1]。
- 2009年12月3日、韓国と香港で公開予定[2]。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。 →[記述をスキップ]
[編集] ストーリー
[編集] 第3使徒戦と第7使徒戦
本作の物語は、北極のネルフ施設(ベタニアベース)でのエヴァンゲリオン仮設5号機(搭乗者:真希波・マリ・イラストリアス)と、封印から目覚めた第3使徒との戦闘ではじまる。このとき、加持リョウジも同施設におり、出撃前のマリと無線で会話している。仮設5号機は、脚や片腕を失いつつも第3使徒を殲滅するが、使徒のコアを破壊した直後に(マリを脱出させた上で)自爆する。加持はこれを確認して『自爆プログラムはうまく作動してくれた』と、また来日後にゲンドウらに対して『懸案の第3使徒とエヴァ5号機は処理した』と発言している。(このアバンタイトルは大部分が英語音声・日本語字幕である)
タイトルの後、舞台は日本に移り、碇ユイの墓参りをする碇シンジと碇ゲンドウの親子が描かれる。ゲンドウはVTOL機で去り、シンジは葛城ミサトの車で帰るが、その途中、海上を歩行する第7使徒を目撃する。そこに、上空で輸送機から放たれたエヴァンゲリオン2号機(搭乗者:式波・アスカ・ラングレー)が現れ、空中戦を繰り広げる。アスカの乗った2号機は、一度は囮のコアに騙されるも難なく使徒を撃破する。
[編集] 第8使徒戦まで
アスカも、シンジと同じくミサトの家に同居、同じ中学校に通うことになる。そんな中、加持の勧めでシンジ・綾波レイ・アスカ・鈴原トウジ・相田ケンスケの5人(とペンペン)は、日本海洋生態系保存研究機構を見学に訪れる。そこではセカンドインパクトの影響で生物の住めなくなった赤い海を元に戻す研究が行われており、セカンドインパクト以前の生物(魚やペンギンなど)を見ることができた。昼食はシンジが作ったものを皆で食べ、肉料理が嫌いなレイも味噌汁だけ口にし「おいしい」ともらす。
ネルフでは、来日した加持がゲンドウに「ネブカドネザルの鍵」を渡す、ゲンドウと冬月コウゾウが月面基地(タブハベース)およびそこで建造中のEVANGELION Mark.06(6号機)の視察に訪れるなどの動きがあった。しかしゲンドウらが地上に帰還する前に、第8使徒が上空に出現、ネルフ本部への落下攻撃がほぼ確実と判明する。代理の指揮権を持つミサトは、初号機(シンジ)・零号機(レイ)・2号機(アスカ)の3機のエヴァによる作戦を立案、実行に移すが、アスカは「一人で十分」と主張、しかしエヴァ1機では落下予想範囲をカバーしきれないことを理由にミサトから却下される。実際、落下地点に最初に辿り着いたのはシンジの初号機であった。初号機は、使徒の中から現れた人型に掌を刺されつつも落下を食い止め、続いて零号機が動き回るコアを掴み、2号機がそれを破壊した。この作戦で、アスカは使徒を一人で倒せなかったこと(シンジとレイのおかげでようやく殲滅できたこと)でプライドを傷つけられ、シンジはゲンドウから褒められたことに喜びを感じていた。
第8使徒迎撃以降、アスカはシンジのことを認めるようになり、呼び方を「七光り」から「バカシンジ」に改める。学校生活の中でも、トウジから「夫婦げんか」と揶揄されるほどに打ち解けつつあった。シンジはアスカの分だけでなく、レイとミサトの弁当も作るようになり、レイはシンジから弁当を受け取った際、生まれて初めて「ありがとう」という言葉を口にする。後日レイはゲンドウとの食事の際、シンジらとの会食を提案し、料理の練習を始める。その目的はシンジとゲンドウの和解であり、ゲンドウの参加はサプライズとして、シンジには伏せられていた。レイに触発されて、アスカも料理の練習を始める。この頃、マリが空からパラシュートで第3新東京市に潜入、不時着した中学校の屋上で、そこにいたシンジと遭遇している。
[編集] 第9使徒戦まで
アメリカのネルフ第2支部で試験中のエヴァ4号機が支部を巻き添えに消滅したことを受けて、同じくアメリカで開発されていた3号機が急遽日本に移送され、バチカン条約(一国が保有するエヴァの数は3機まで)に基づき2号機が凍結されることになった。松代での3号機の起動実験が決定するも、ミサトは誰をパイロットにするか決めかねており、一方で起動実験の日がレイの企画した食事会と重なっていることに気付いたアスカは、3号機のテストパイロットに志願する。それを知ったレイは、アスカへの留守番電話で「ありがとう」とだけメッセージを残す。アスカが3号機に乗ることはシンジにも伝えられていた。
実験当日、アスカの乗った3号機の起動実験が開始されるが、3号機には既に使徒が侵入しており暴走、大爆発を起こす。ネルフ本部では、ゲンドウがエヴァ3号機の破棄とそれを第9使徒として処理することを決定、零号機がまだ修復中のため、シンジの初号機のみを出撃させる。シンジは3号機を見つけるも、3号機にまだアスカが乗っていることを知り戦えず、首を絞められても「アスカを殺すよりは(自分が殺されるほうが)良い」と言う。シンジに戦意がないことを確認したゲンドウは、ダミーシステムを起動させる。初号機は逆に3号機の首を絞め上げ、首の骨をへし折った。続いて3号機を、四肢や臓物を撒き散らしながら徹底的に破壊する。シンジは必死に止めようとするも、初号機は使徒のコアを、アスカの乗ったエントリープラグごと噛み砕いた。
[編集] 第10使徒戦
アスカは一命を取り留めたものの、精神汚染が疑われたため隔離される。マヤは「処置」されてしまわないかと案ずるが、リツコは「貴重なサンプル体」であるとしてそれを否定する。第9使徒(3号機)を破壊した後、シンジは初号機の回収を拒み、ネルフ本部の上に登って抗議、建物を踏みつけて一部を破壊するが、ゲンドウの命令によりLCLの圧縮濃度を限界まで上げられ、意識を失った。その後ゲンドウに呼び出されたシンジはパイロットを辞めることを望み、ミサトの家を出る。シンジはモノレールに乗るが、第3新東京市に新たな使徒が現れたため途中で運転が中止され、ジオフロント内のシェルターへと避難する。
ネルフでは、本部に侵入したマリが2号機を勝手に起動し、単独で出撃する。ミサトは零号機の出撃準備と初号機のダミーシステム起動を指示するが、初号機はダミーシステムを拒絶し起動しない。第10使徒は、ジオフロント上の特殊装甲を光線の一撃で破壊し、ジオフロント内に侵入。これをマリの2号機が迎撃するが、強力なA.T.フィールドを持つ第10使徒には太刀打ちできない。マリが「モード反転、裏コード、ザ・ビースト!」と叫ぶと、プラグ深度がマイナス側に移動、2号機の体内に埋められていたリミッターが排出され(獣化第二形態、ビーストモード)、2号機は大きな口を開けて獣のように使徒に襲い掛かる。先ほどまでとは桁違いの力で使徒に迫るもののそれでも力足りず、左腕と右脇腹、さらに右側頭部を削られ倒される。次に零号機がミサイル(N2航空誘導弾)を手に登場、自爆攻撃を仕掛けるが、A.T.フィールドに阻まれ近づけない。しかし倒れた2号機が使徒のA.T.フィールドに噛み付き引きちぎったことで、零号機はミサイルを接触させることができた。レイはミサイルが爆発する直前、2号機を後ろへと投げやる。その先にはシンジがいるシェルターがあった。再びシンジと出会ったマリは、2号機の手でシンジをシェルターから連れ出す。その手の上でシンジが見たものは、零号機の攻撃にも無傷で耐えた使徒が、顔から大きな口を伸ばし、一瞬で零号機を捕食する光景であった。零号機は膝から下と、吐き出された頭部装甲だけが残された。これを見たシンジはネルフ本部へと走り、何故戻ったと問うゲンドウに、自分は初号機のパイロットであると答える。
零号機とレイを吸収した使徒は、下部を人間の女性の形へと変え、識別信号も使徒のそれではなく零号機のものへと変化した。使徒がセントラルドグマ(レベルEEE)に侵入した場合、ネルフ本部は自爆するようにされていたのだが、信号の変化によりそれが無力化、使徒とリリスとの接触を阻止することが困難になってしまった。使徒はメインシャフトを降下しミサトらのいる発令所を襲撃するが、そこにシンジが乗った初号機が現れ、左腕を失いながらも射出口からジオフロント地表まで戻すことに成功する。地表での戦闘中、初号機の内蔵電源が切れ活動を停止してしまう。しかしシンジの「綾波を、返せ」という叫びとともに再起動。シンジと初号機の目が赤く光り、初号機の黄緑色であった箇所が朱色に変化、失われた左腕はA.T.フィールドにより補われ、頭上に光の輪が現れた。それはシンジの意志により覚醒し、ヒトを捨て神に近いものへと変貌を遂げた初号機の姿であった。自身がヒトに戻れなくなる危険も顧みず、シンジはその力をもって使徒を圧倒した。使徒のコアからレイを救出した瞬間、使徒は形象崩壊するが、その血が再び集まって巨大なレイの形をとる。初号機はレイとシンジを取り込んで覚醒を果たし、サード・インパクトが始まるが、月面から飛来したMark.06(エヴァ6号機、搭乗者:渚カヲル)が現れ、槍状の武器で初号機のコアを貫くことでそれを食い止めた。
[編集] 作品設定
[編集] 登場人物
詳細は「新世紀エヴァンゲリオンの登場人物」および下記のリンク先を参照
- エヴァンゲリオンのパイロット
-
- 碇シンジ(声:緒方恵美) - 本作の主人公。エヴァンゲリオン初号機のパイロット。第3の少年。
- 綾波レイ(声:林原めぐみ) - エヴァンゲリオン零号機のパイロット。第1の少女。
- 式波・アスカ・ラングレー(声:宮村優子) - エヴァンゲリオン2号機のパイロット。第2の少女。新劇場版では本作から登場。
- 真希波・マリ・イラストリアス(声:坂本真綾) - エヴァンゲリオン仮設5号機のパイロット。本作がシリーズ初登場。
- 渚カヲル(声:石田彰) - エヴァンゲリオン6号機のパイロット。
- 特務機関NERVのメンバー
- シンジらのクラスメート
- その他
[編集] エヴァンゲリオン
「エヴァンゲリオン (架空の兵器)」も参照
「使徒」に対抗すべく建造された人型兵器。ネルフが保有・運用する。パイロットは円筒形のコックピット「エントリープラグ」に乗り、主に神経接続によって機体を操縦する。アンビリカルケーブルから電力を供給しており、内蔵電源では最大5分間のみ活動が可能。使徒と同じくA.T.フィールドを持ち、使徒のそれを中和・侵食・破壊することができる。
TV版から引き続いて登場するエヴァは初号機・零号機・2号機(TV版では弐号機)・3号機である。前作『序』から形状・色彩変更がなされていないのは初号機のみであり、零号機は改装を受け、2号機・3号機は新劇場版としては初登場。完全新作のエヴァンゲリオンとして、仮設5号機とMark.06が登場する。
- 汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 試験初号機
- 長い1本の角(正確にはアンテナ)を持つ、双眼の機体。塗装は紫色をベースに黄緑色のアクセントが入る。基本的な性能・外見は前作『序』のものを引き継ぐが、腕の黄緑色のラインが、各腕に一本ずつ追加されている。さらに第9使徒との戦闘でダミーシステムを起動した際、インテリアの後ろから専用のユニットとアームがせり出し、パイロットの操作を物理的にロックするような描写が追加された。
- TV版と異なり、第10使徒戦での覚醒は、使徒に取り込まれたレイを救おうと願うシンジの強大な意志が引き起こしたものとされており、この姿をリツコには「ただ純粋に願いを叶える存在=神に近い存在」へと成り得たと説明されていた(旧劇場版ではアダムとの融合を果たしたリリスがそう呼ばれている)。この際、各部の蛍光グリーンで色彩された箇所が、赤熱化しているかのように赤く染まっている。覚醒した初号機は、目から光線を放つなどの使徒そのものとも言える能力を発揮しているほか(TV版ではこのような能力はない)、左腕の瞬時の復元、近距離で放たれた第10使徒の光線全てを、A.T.フィールドのような光のブロックに包み込み反射させるなど、尋常ではない能力を発揮していた。最終的に第10使徒を圧倒してレイを救い出し零号機のコアを取り込むも、シンジの純粋な願いの強さと平行して2つのコアを発現し、更に光の翼を持つ高エネルギー凝縮体へと進化しようとする。結果、サードインパクトのトリガーとなりかけてしまうが、月より飛来した Mark.06(6号機)が放った槍でその動きを止める。
- 汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 試作零号機(改)
- 単眼の、山吹色の機体。他のエヴァと同じように肩のウェポンラックを装備し、胸部装甲を2号機と同じ形状に変更する改装が行われた。本体のカラーは『序』から変わっていない。TV版の第14使徒(ゼルエル)戦では左腕が失われているが、本作では左腕も(応急処置のため包帯を巻かれてはいるが)健在である。N2爆弾は手で抱えられる小さなものではなくN2誘導弾に変更されており、これを右脇に抱えて第10使徒に特攻をかける。その後使徒に捕食されてしまい(残された零号機のパーツは膝から下の脚部と第10使徒から吐き出された頭部拘束具のみとなる)、これにより使徒の識別信号は零号機のものとなり、セントラルドグマの地下に仕掛けられた自爆システムが封殺されてしまう。
- 汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 正規実用型 2号機(先行量産機)
- 四眼の、赤色をした機体。TV版のものと比較すると、額の部分に小さな角飾りが追加され、下腕部や腹部などが白くペイントされている。プログレッシブナイフと収納ラックの意匠が変更されており、右肩もナイフ用ラックが装備されたため(旧世紀版ではニードルガンを装備。今作でもニードルガンは第10使徒と交戦した際に使用されたが,ゼロ距離で発射したのにもかかわらず第10使徒の強固なA.T.フィールドに弾かれ有効打とはならなかった。)、ナイフの二刀流が可能になった。本作では「空中挺進専用S型装備」を装着しての空中戦(第7使徒戦)が初の戦いとなった。このとき、本編が初登場となるボウガンを使用している。
- 第7使徒戦、第8使徒戦ではアスカが搭乗するが、3号機が追加されてエヴァ4体が日本のネルフ本部に集中したため、一国あたりのエヴァ保有数を3機までとする「バチカン条約」によって2号機は一旦運用が凍結(コアを取り外した上で封印)されてしまう。アスカが3号機の事件で重傷を負った後、第10使徒戦ではネルフ本部に侵入したマリが勝手に凍結を解除、連絡や許可もなしに出撃した。裏コード「ザ・ビースト」を入力することで、「獣化第2形態」が起動する。このとき、身体各部の拘束具が弾け飛び、全身に打ち込まれたリミッターが強制排除される。この形態は「ヒトを捨てた形態」と呼ばれ、獣の如き獰猛かつ醜悪な姿に変貌することで真の力を発揮できるようになるが、パイロットにも相当な負担をかける。第10使徒が展開した何層ものA.T.フィールドを突破し、零号機の突撃に際しては口でA.T.フィールドを噛み千切って支援するなどの活躍を見せるが、一歩及ばなかった。なお、旧世紀版では弐号機の血液の色は紫がかっていたが、今作の2号機の場合は他のエヴァや人間と同じ赤色になっている。
- 汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 正規実用型 3号機
- 双眼の、紺色の機体。眉間や膝の装甲などが赤茶色に、腹部などが白くペイントされている。テストパイロットはトウジではなくアスカに変更されている。第9使徒に寄生されて制御を奪われたため、使徒として処理することが決定、ダミーシステムを起動させた初号機によって、ばらばらになるまで破壊された。この時、初号機が3号機の身体の一部を食しているような「描写」がある。
- 汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 次世代試験 4号機
- アメリカで開発、試験中であった機体。稼働時間延長実験の失敗により爆発、消滅したとされる。機体の外観等、詳細などは明らかにされていない。
- 封印監視特化型限定兵器 人造人間エヴァンゲリオン 局地仕様 仮設5号機
- 先端に走行ユニットを装備した4脚をもつ、暗緑色の機体。右腕はランス状で左腕はマジックハンド状となっている。眼部はゴーグル状。操縦者は真希波・マリ・イラストリアス。地下坑道などの変則的な地形を高速に移動することができるが、加速減速性能には問題があるようで操縦者のマリはこれを「重い」と評価した。肩のラックにパンタグラフを装備し、そこからアンビリカルケーブルを装着するソケットに通電用の配線が施されている。坑道内の架線から電力を得ていたが、使徒を追って外に出た際にバッテリー動力に切り替わった。また、あくまで「仮設」のためか、義手側は強引にシンクロさせているらしく、パワー不足の問題がある。前述の通り、ベタニアベースにおける第3使徒戦で自爆、使徒とともに「処理」された。
- EVANGELION Mark.06(6号機)
- 月面のタブハベースにて建造中(本作中盤の時点)であった、青色の機体。眼部はバイザー状。頭部に、初号機のそれとほぼ同じ大きさの突起物をもち、頭上には光の輪が浮かぶ。6号機と呼称されるのは予告の中のみで、本作劇中では一貫して「Mark.06(マーク・シックス)」と呼称。ゲンドウと冬月の会話から、既存のエヴァとは違う建造方法で建造されていることが伺われる。素体の顔は旧世紀版のリリスと同じ仮面となっている。ゲンドウと冬月は、Mark.06はゼーレにとっての「真のエヴァンゲリオン」であり、初号機など現存のエヴァはそれまでの繋ぎと推測している。本作終盤では完成しており、渚カヲルが搭乗してネルフ本部上空に飛来、サードインパクトを起こしかけた初号機に対し槍状の武器を投擲してサードインパクトを防ぐ。
[編集] 使徒
「使徒 (新世紀エヴァンゲリオン)」も参照
「第3新東京市」に来襲する謎の敵。形状や能力はそれぞれ異なるが、必ず「コア」と呼ばれる部位があり(通常は赤色の球体)、それを破壊されると活動を停止。新劇場版では、その際に全身が血のような液体に変化する(形象崩壊)。A.T.フィールドを持ち、エヴァンゲリオン以外の通常兵器はほとんど意味をなさない。また、新劇場版では全ての使徒において「天使の輪」のようなものが現れるシーンがある。
出現順に、番号を冠して呼ばれる。作中のネルフ本部の画面や、ゲンドウ、マヤ、加持の台詞では「第○使徒」と、ポスターや、作中での冬月の台詞および加持の台詞の日本語字幕では「第○の使徒」とされる。前作『序』の第6使徒出現時にゲンドウが「残り8体の使徒を倒さねばならない」と発言しているが、その場面の時点で未殲滅である第3の使徒と第6の使徒を数に入れているのか不明である。
- 第2の使徒「リリス」
- ネルフ本部の地下深く(レベルEEE)にあり、十字架に磔にされ槍で刺されている人型の使徒。これと他の使徒が接触することでサードインパクトが引き起こされるとされ、レベルEEEまで使徒が侵入した場合、本部ごと自爆してそれを阻止することになっている。本作では1カットのみ登場するが、物語への直接的な絡みはない。
- 第3の使徒
- 永久凍土から発掘され、北極基地(ベタニアベース)で封印状態にあった(加持の言葉によれば『細かく切り刻まれていた』)使徒。複数の短い足をもつ丸い胴体から、骸骨状の竜(あるいは蛇)のような首と尾が生えている。頭部にコアがある。
- 地下の「アケロン」にて封印されていたが、活動を再開。エヴァ仮設5号機との交戦中に地上(辺獄エリア)に脱出。それを追う仮設5号機のマジックハンドでコアを破壊、殲滅された(直後に仮設5号機も自爆)。デザインは主に鬼頭莫宏による[22]。
- 第7の使徒
- 相模湾沖に出現した使徒。「玩具の水飲み鳥みたい」な形状[22]。頂上部に時計を模したような顔があり、そこからシンメトリックなオブジェのような身体と2本の非常に細長い脚をもつ。登場時、上部にあるコアらしきものはデコイ(囮)であり、真のコアは下部の球体内部にある。足先が海面に触れると雪の結晶のような模様が浮かび、海上を歩行することができる。
- 無数のフィンを伸ばしてエヴァ2号機に攻撃をかけるが全てかいくぐられる。2号機のボウガンでデコイ(囮)のコアを破壊されて一旦身体を崩した後、すぐに復活するも、真のコアを蹴り砕かれて殲滅される。TV版第八話の原画が紛失していたためシナリオごと新たに製作された[22]。デザインはコヤマシゲトと小松田大全による[22]。
- 第8の使徒
- 空から落下してくる使徒[22]。その点ではTV版の第10使徒(サハクィエル)と同じであるが、A.T.フィールドが光すら通さないほど強力であり、遠目には「目のような模様が蠢く黒い球体」としか確認できず、落下地点確認のための身体の一部を切り離しての「試射」も行っていない。さらに落下を開始した後にA.T.フィールドを偏向させて落下のコースを変更するなどもしてみせた。エヴァ初号機に受け止められる直前、球体状に収めていた体を展開、TV版の第10使徒をブラッシュアップし、よりサイケデリックな彩色を施したような姿へと変形するが、その姿は衛星軌道上からもはっきりと確認できるほど巨大なものだった。
- 初号機に受け止められた際には、中からヒトの上半身状のものが現れ、巨大な針を初号機の両掌に突き刺して撃退を試みる。また、コアを高速で動かすことができ、2号機のナイフ攻撃をこの能力で一旦はかわす。しかし、駆けつけた零号機が動き回るコアを鷲掴みにして止め、それを2号機が2本のナイフを突き刺し、更にナイフを膝蹴りで深く打ち込んでコアを破壊、殲滅される。デザインは全体を前田真宏が、ヒト型の部分を本田雄が担当した[22]。
- 第9の使徒
- エヴァ3号機に寄生していた使徒。基本的な性質はTV版第13使徒(バルディエル)と変わらないが、寄生された部位が青黒く光るようになり、3号機の両腕が掴まれた際、3号機の背中から新たな腕を生やして更なる攻撃を行い、新たな腕で接触した初号機をさらに侵食しようともした。使徒が活動を始めた際、エントリープラグ内ではエントリーが強制中止され、エヴァの奥へとアスカが引き込まれていくような描写がみられる。
- 戦意を喪失したシンジにより戦闘不能状態の初号機を追い詰めるも、ゲンドウの命令により初号機のダミーシステムが起動、形勢を逆転した初号機により、操っていた3号機が破壊され、エントリープラグに付着していたコアをプラグごと噛み砕かれた。
- 第10の使徒
- 顔はTV版の第14使徒(ゼルエル)のものを引き継ぐが、胴体は包帯のような布状の組織が巻きついた形で構成されており、自在に身体形状を変化させられる。冬月に「最強の拒絶タイプ」と呼称された通り、先までの使徒とは攻撃力・防御力共に桁違いであり、放つ光線はネルフ本部直上の特殊装甲24層を一撃で貫通するほどの威力を持ち、A.T.フィールドは一層のみならず何層にも重ねて発生させられる。「獣化第2形態」となった2号機の攻撃をものともせず、瞬間的に伸びる2本の腕(TV版とは形状が異なり、ひれ状の腕の1対を巻き取って円筒形にしたもの)の攻撃で2号機に大きなダメージを与え、またA.T.フィールドを突破されたうえでN2誘導弾の直撃を受けるが、コアを肋骨のようなもので防御し、傷一つ受けることもなかった。
- TV版でこの使徒に相当する第14使徒は、エヴァ初号機に捕食されるという結末を迎えたのだが、本作ではそれとは逆に零号機とレイを捕食し融合。更にそれによって自身の識別反応を零号機にすり替えることで、レベルEEEに侵入した際のネルフ本部の自爆を封殺した。しかし侵攻ルートを塞ぐ司令部を破壊しようとした時、初号機の攻撃を受けてジオフロントに逆送され、初号機に更なる攻撃を受ける。その後、活動限界を迎えた初号機に襲い掛かるが、シンジの強い意思により覚醒し神格化を起こした初号機によって撃破、更に取り込んでいたレイを引きずり出されて形象崩壊した。デザインは、TV版第14使徒を担当したあさりよしとお自身が本作のためにリファインしている。
[編集] セカンドインパクト
詳細は「セカンドインパクト」を参照
本作の世界において、15年前に起きた地球規模の大災害。その傷跡として、地球に巨大なクレーター状の穴が存在している描写がある。爆心地付近には4本の十字架状の物体が存在していることが軌道上から確認できる。海の色も赤に染まっているが、これを科学技術により本来の青色に戻そうという試みが、海洋生態系保存研究機構で行われている。加えて、シンジ達セカンドインパクト以後に生まれた世代が、海が本来青いことや潮の匂いや海洋生物について、「知識」でしか知らない、知識に乏しいという描写がなされた。
ミサトが遭遇したセカンドインパクト当時の描写では、4体の光の巨人(コアらしき球体や頭部に光の輪を持つ)と黒い球体と4本の槍(旧世紀版の「ロンギヌスの槍」と同じ形状)が描写されている。
[編集] 過去の作品との関連
[編集] 円谷プロ作品
本編開始前のスタジオカラーのクレジット表示時に円谷プロダクション制作『帰ってきたウルトラマン』の変身シーンの効果音が使用され、ミサトの携帯の着信音もキングギドラの鳴き声(=ウルトラマンにおける科学特別捜査隊本部の電話着信音)が使われている。また、第7使徒戦後に大破したと思われるミサトの愛車アルピーヌ・ルノーA310の替わりに「マット・ビハイクル」こと初代マツダ・コスモ・スポーツが登場している。(しかしボディペイントは、サーキットの狼で風吹裕矢の愛車として登場する、ロータス・ヨーロッパのデザインと酷似するものとなっている。)庵野秀明総監督が敬愛する[※ 2]円谷プロ作品へのオマージュとみられ、エンドロールにも円谷プロと『帰ってきたウルトラマン』が名を連ねる。
[編集] 安野モヨコ作品
教室でシンジがレイに弁当を渡す際、添えられていた箸箱には安野モヨコ(庵野秀明の妻)の漫画『オチビサン』に登場するオチビサンの顔が描かれている。
[編集] 本編の音楽・挿入歌
- 本編の音楽に庵野が監督したテレビアニメ『彼氏彼女の事情』で使われている楽曲が使用された。
- 同様に1979年の邦画『太陽を盗んだ男』のBGM「YAMASHITA」が使用されている。この作品は、絵コンテで参加している樋口真嗣が以前より「自身の敬愛する作品である」と公言している。
- 挿入歌として『今日の日はさようなら』『翼をください』『ふりむかないで』『恋の季節』が使われており、マリがエヴァ仮設5号機の操縦時に『三百六十五歩のマーチ』を口ずさんでいる等、昭和の歌謡曲が隋所に使用されている。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] スタッフ
- 企画・原作・脚本・総監督:庵野秀明
- 監督:摩砂雪、鶴巻和哉
- 主・キャラクターデザイン:貞本義行
- 主・メカニックデザイン:山下いくと
- 画コンテ:鶴巻和哉、樋口真嗣、橘正紀、佐藤順一、山本沙代、増井壮一、錦織敦史、合田浩章、小松田大全、中山勝一、摩砂雪、庵野秀明
- イメージボード:樋口真嗣、前田真宏
- 作画監督:鈴木俊二、本田雄、松原秀典、奥田淳
- 特技監督:増尾昭一
- 副監督:中山勝一、小松田大全
- デザインワークス:高倉武史、渡部隆、佐藤道明、鬼頭莫宏、あさりよしとお、本田雄、増尾昭一、小松田大全、小林浩康、松原秀典、鈴木俊二、奥田淳、鶴巻和哉、コヤマシゲト、庵野秀明、吉浦康裕、きお誠児、浅井真紀、okama、前田真宏
- デジタル演出:鈴木清崇(タツノコプロ)
- 作画監督補佐:錦織敦史、奥村幸子、貞本義行
- 色彩設計:菊地和子(Wish)
- 特殊効果/ブラシワーク:イノイエシン
- 美術監督:加藤浩(ととにゃん)、串田達也(美峰)
- CGI監督:鬼塚大輔・小林浩康(スタジオカラーデジタル部)
- 撮影監督:福士享(T2スタジオ)
- 編集:奥田浩史
- テーマソング:宇多田ヒカル『Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix-』(EMIミュージック・ジャパン)
- 音楽:鷺巣詩郎
- 効果:野口透(アニメサウンド)
- 総監督助手・配給・宣伝:轟木一騎
- 原作協力:GAINAX
- 脚本協力:榎戸洋司、薩川昭夫、樋口真嗣、吉川良太郎、櫻井圭記
- アニメーション制作:スタジオカラー
- 協力:LAWSON、UCC上島珈琲株式会社、NTT docomo、Panasonic、ロッテリア、ピザハット、日本テレビ、株式会社円谷プロダクション、株式会社東北新社ほか
- 配給:クロックワークス、株式会社カラー
- 宣伝:カラー
- 宣伝協力:氷川竜介、市古斉史(TGB design)、金子美里(キングレコード)、株式会社ガイナックス ほか
- 製作:株式会社カラー
- エグゼクティブ・プロデューサー:大月俊倫、庵野秀明
[編集] 関連商品等
[編集] 前売券
- 通常前売券
- 2009年3月14日より発売された。
- 特典付き前売券
- 貞本義行による描き下ろしのイラストが描かれたもので、BE@RBRICKの携帯ストラップが特典として付いている。第一弾(アスカ)が2009年3月14日に、第二弾(レイ)が同4月18日に、第三弾(マリ)が同5月16日に発売された[23]。
- アニメイト限定前売券[1]
-
- クリアファイルセット付き前売り鑑賞券。3月14日より全国アニメイト各店舗およびアニメイト通信販売にて販売された。
- 公開カウントダウンカレンダー付き前売り鑑賞券。4月18日より全国アニメイト各店舗およびアニメイト通信販売にて販売された。
- ストラップ付前売り鑑賞券。5月16日より全国アニメイト各店舗およびアニメイト通信販売にて販売された。
- ローソン限定前売券[2]
-
- ぷちえう゛ぁ2体セット付き前売り鑑賞券。
- ペンペンのイラストをあしらったボールペン「ペンペンペン」付き前売り鑑賞券。
[編集] CD
- 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 オリジナル サウンドトラック』 - 2009年7月8日発売
[編集] EVA-EXTRA
破の公開前より、製作現場カラーから公式フリーペーパー『EVA-EXTRA』が、上映劇場や大型書店などで配布された。第4号は1~3号までの総集編に再編集を加えたもので、6月27日より上映劇場限定で発売された[24][25]。またプレ号となる第0号が東京国際アニメフェア2009(3月18日~)にて配布された。なお、2009年6月27・28日に新宿区歌舞伎町で行われたイベント「第3新歌舞伎町宣言」にて上映された映像が「EVA-EXTRA05」である。
- 第0号 - 2009年3月18日
- 第1号 - 2009年4月14日
- 第2号 - 2009年5月16日
- 第3号 - 2009年6月20日
- 第4号 - 2009年6月27日
- 第5号 - 2009年6月27・28日
[編集] タイアップ
[編集] 商品
- 前作『序』に引き続きUCCからヱヴァ缶の新シリーズが発売された[26][27]。全6種[28]。バラ売りの他、上映劇場及び一部店舗において6缶セットの限定パックも発売された[29]また、作中に「UCC」の自動販売機や商品が現実世界と同じデザインで頻繁に登場する。
- 2009年5月26日から同6月8日まで、ローソンでタイアップオリジナル商品が発売された[3]。なお、劇中にもローソンが登場する。
- 同じく、ローソンにおいてカップラーメン「綾波レイのにんにくラーメンチャーシューぬき」(製造元:東洋水産)、および「葛城ミサトのカレーラーメン」(製造元:エースコック)が5月から6月までの完全限定商品としてそれぞれ発売された。
- ドコモよりSH-06Aをベースとした「ヱヴァンゲリヲンケータイ」SH-06A NERV「NERV官給品仕様」が発売された[27]。本作品のなかでも、この端末が使用されている。端末のデザインや劇中に登場する声優の着ボイスや、NERVロゴのホログラム、キーの文字、サブディスプレイの表示色や時計フォント、官給品仕様のメニューやマチキャラなどの内蔵コンテンツなども庵野秀明監督を含めスタッフにより監修されている [4][5][6]。予約開始日には全国各地のドコモショップに客が殺到し、これによってシステムに障害が発生したため、ドコモは正確な予約数を把握できないまま予約受付を終了した。このため、当初は3万台の限定生産であったものが、全予約者に対応するため7500台の増産を行い、37500台の販売となった[30]。
[編集] キャンペーン
- 2009年4月1日のエイプリールフールではYahoo! JAPANとのコラボレーションでエヴァ実写化キャンペーンが行われた。
- サンシャイン60展望台において、2009年6月11日~7月14日の期間限定で「新劇場版ヱヴァンゲリヲン:破」公開記念「ヱヴァンゲリヲン in サンシャイン」と題した資料展示が行われ、同施設の大幅な動員増を記録した。
- 2009年6月11日から、財団法人箱根町観光協会がスタジオカラーおよびガイナックス監修のもと製作した、観光パンフレット「ヱヴァンゲリヲン 箱根補完マップ」を配布している。これは本作が「第3新東京市」となった箱根を舞台としていることから、アニメと現在の箱根を対比させて掲載したマップで、町おこしも狙いとしたアニメとのタイアップとして行われた。マップは1万枚が制作され、箱根の主要施設などで配布された[31]。
[編集] 雑誌の表紙
- 本作の公開に合わせて、毎日コミュニケーションズのパソコン雑誌『Mac Fan』2009年8月号の表紙を、iPodを持ったアスカとレイが飾った[32]。
- 雑誌『サイゾー』(株式会社サイゾー刊)の2009年7月号の表紙をアスカが飾った[33]。
- 雑誌『CUT』(株式会社ロッキング・オン刊)の2009年8月号の表紙をマリが飾った[34]。
[編集] 注釈
- ^ 非常に強固なので、公式ブログや劇場売店でもカッターやハサミを使った開封を推奨している。
- ^ 庵野秀明および帰ってきたウルトラマンを参照。
[編集] 出典
- ^ い ろ は 新世紀福音戰士新劇場版:破 10/16 隆重上映
- ^ い ろ は NeoVision Company Limited 新一影業有限公司2009-09-23 閲覧。
- ^ ヤングエースVol.5。
- ^ パンフレット(カラー、2009年6月27日発行)、11頁。
- ^ ロッキング・オン 『CUT』 2009年8月号。
- ^ い ろ は に パンフレット(カラー、2009年6月27日発行)、6頁。
- ^ い ろ ロッキング・オン 『CUT』 2009年7月号、94頁。
- ^ パンフレット(カラー、2009年6月27日発行)、7頁。
- ^ い ろ eiga.com (2009-06-29). "「ヱヴァンゲリヲン:破」公開。新宿は徹夜組も出て大盛況!". 2009年6月30日 閲覧。
- ^ eiga.com (2009-06-30). "全国週末興行成績 6月27日~6月28日(全国動員集計) 興行通信社提供". 2009年6月30日 閲覧。
- ^ 毎日.jp (2009-06-30). "ヱヴァンゲリヲン新劇場版:第2作「破」 公開2日で35万人動員 興収5億円突破". 2009年6月30日 閲覧。
- ^ eiga.com (2009-07-06). "全国週末興行成績 7月4日~7月5日(全国動員集計) 興行通信社提供". 2009年7月6日 閲覧。
- ^ 毎日.jp (2009-07-06). "ヱヴァンゲリヲン新劇場版:第2作「破」 早くも動員100万人目前、興収は13億円". 2009年7月6日 閲覧。
- ^ 毎日.jp (2009-07-06). "ヱヴァンゲリヲン新劇場版:「破」が興収20億円突破 公開17日で「序」を超える". 2009年7月14日 閲覧。
- ^ 文化通信.com (2009-09-10). "09年夏興行、作品別の最終的な興収見込みが固まる". 2009年9月28日 閲覧。
- ^ "Evangelion 2.0 visits Germany for Animotion 2009". Affenheim Theatre (2009-05-18). 2009-07-28 閲覧。
- ^ "No Evangelion 2.0 & Gurren Lagann on AnimagiC". Affenheim Theatre (2009-07-23). 2009-07-28 閲覧。
- ^ い ろ "Sitges Film Festival - Evangelion 2.0: You can (not) advance (Evangelion Shin Gekijoban: Ha)". Sitges Film Festival. 2009-09-23 閲覧。
- ^ 『ヱヴァ破』が10日間で動員100万人突破、興収15億円目前、シネマトゥデイ、2009年7月7日
- ^ 僕がヱヴァンゲリヲン芸人です!!、ヱヴァンゲリヲン新劇場版ブログ:破、2009年7月29日
- ^ イベント『ヱヴァンゲリヲン新劇場版とデザインの関係』開催告知 ヱヴァンゲリヲン新劇場版ブログ:破、2009年8月7日
- ^ い ろ は に ほ へ パンフレット(カラー、2009年6月27日発行)、15頁。
- ^ 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』前売りチケット情報(公式サイト)
- ^ フリーペーパー「EVA-EXTRA」- ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 公式サイト
- ^ マイコミジャーナル (2009-06-20). "『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、「EVA-EXTRA」第4号の"発売"が決定". 2009年6月30日 閲覧。
- ^ UCC COFFEE Milk&Coffee Evangelion Project 人類補缶計画再始動。 - 注:音楽が再生されます
- ^ い ろ ITmedia News (2009-06-22). "10代やギャルにも「かっこいいヱヴァ」を 新劇場版、モバゲー活用や109ジャックの狙い". 2009年6月30日 閲覧。
- ^ キャンペーン対象商品 - 2009年 UCC COFFEE Milk&Coffee Evangelion Project
- ^ アキバ経済新聞 (2009-06-25). "秋葉原で「UCCエヴァ缶」限定パック発売イベント-映画公開に合わせ". 2009年6月30日 閲覧。
- ^ ITmedia News (2009-06-12). "ヱヴァ携帯、仮予約分含め予約者全員に販売 「限定3万7500台」に". 2009年6月30日 閲覧。
- ^ マイコミジャーナル (2009-05-26). "箱根町がエヴァで町おこし! 「ヱヴァンゲリヲン 箱根補完マップ」を配布". 2009年6月30日 閲覧。
- ^ 『ヱヴァ破』公開記念! レイとアスカが表紙を飾る「Mac Fan」、本日発売、マイコミジャーナル、2009年6月29日。
- ^ 日刊サイゾー
- ^ CUT
[編集] 外部リンク
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最終更新 2009年11月10日 (火) 16:59 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破】変更履歴

