ヴァンガード (ロケット)
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| ヴァンガード ロケット | ||
|---|---|---|
| 段数 | 3 | |
| 1段目 | エンジン | X-405 × 1 |
| 推力 | 134.7 kN | |
| 燃焼時間 | 248 秒 | |
| 燃料 | 液体酸素/ケロシン | |
| 2段目 | エンジン | AJ10-118 × 1 |
| 推力 | 33.8 kN | |
| 燃焼時間 | 115 秒 | |
| 燃料 | 硝酸/ヒドラジン | |
| 3段目 | エンジン | GCRC × 1 |
| 推力 | 11.6 kN | |
| 燃焼時間 | 31 秒 | |
| 燃料 | 固体燃料 | |
| 最初の打ち上げ成功 | 1958年3月17日 | |
| ペイロード | 1.36 kg ~ 22.7 kg | |
ヴァンガード(Vanguard)はアメリカ合衆国の海軍が開発した、初期のロケットである。アメリカ初の人工衛星打ち上げを試みた。しかし初回の打ち上げが失敗に終わったため、アメリカ陸軍弾道ミサイル局に先を越され、結果的にアメリカで2番目の人工衛星打ち上げ成功となった。
目次 |
[編集] 概要
1955年、アメリカ初の衛星打ち上げ用ロケットとして、空軍のSM-65アトラス、陸軍のSSM-A-14レッドストーンの派生型、海軍のRTV-N-12aバイキング観測ロケットを元にした3段式ロケットが提案された。この3つの案のうち、海軍案が選定されたことでヴァンガードロケットの開発が開始された。
1957年10月4日にソビエト連邦のスプートニク1号が打ち上げられると、それに対抗するため、急遽"グレープフルーツ"と呼ばれる1.36kgの試験用衛星を搭載して打ち上げられることになった。結果、1957年12月6日のケープカナベラル(現ケネディ宇宙センター)におけるヴァンガードTV3の打ち上げでは発射2秒後に爆発、アメリカの宇宙開発計画始まって以来の大失敗に終わった。
1958年3月17日、3度目の衛星(ヴァンガード1号)打ち上げで遂に目標を達成したが、その頃には既にアメリカ陸軍弾道ミサイル局のジュピターCが衛星(エクスプローラー1号)打ち上げを達成しており、アメリカ初の座を逃すこととなった。
このヴァンガード1号は、ビーコン発信器と電池を積んでいるだけの試験衛星だが、世界で最初に太陽電池を搭載した人工衛星として知られている。直径は6.4インチ(約16センチメートル)、重さは3.5ポンド(約1.6キログラム)。その信号は1964年に途絶えたが、先に打ち上げられたスプートニク1, 2号およびエクスプローラー1号が落下して久しい現在でも軌道上にある、最古の人工天体でもある[1]。
翌1959年に打ち上げられたヴァンガード2号では直径20インチ、重さ21ポンドまで大きくなった。軌道上から雲の写真を記録・撮影する機能を搭載し、気象衛星の先駆けとなった。同年9月に打ち上げられたヴァンガード3号(22.7kg)が最後の打ち上げとなった。結局、打ち上げられた11台中成功したのはわずか3台であった。
[編集] 打ち上げられたロケット
- ヴァンガードTV3 - 1957年12月6日、打ち上げ失敗
- ヴァンガードTV3バックアップ - 1958年2月5日、打ち上げ失敗
- ヴァンガード1号 - 1958年3月17日打ち上げ
- ヴァンガードTV5 - 1958年4月28日、打ち上げ失敗
- ヴァンガードSLV1 - 1958年5月27日、打ち上げ失敗
- ヴァンガードSLV2 - 1958年6月26日、打ち上げ失敗
- ヴァンガードSLV3 - 1958年9月26日、打ち上げ失敗
- ヴァンガード2号 - 1959年2月17日打ち上げ
- ヴァンガードSLV5 - 1959年4月13日、打ち上げ失敗
- ヴァンガードSLV6 - 1959年6月22日、打ち上げ失敗
- ヴァンガード3号 - 1959年9月18日打ち上げ
[編集] 関連項目
[編集] 関連サイト
[編集] 外部リンク
- ヴァンガードの歴史 - NASA SP-4202 オンライン
- バンガード人工衛星打上げロケット: 技術の概要 - NASA (PDF)
- バンガードロケットのペーパーモデル
- ロバート・ゴッダートからヴァンガードまで
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最終更新 2009年9月2日 (水) 04:54 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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