ヴァンガード (ロケット)

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ヴァンガード ロケット
ヴァンガード3号の打ち上げ(1959年9月18日)
段数 3
1段目 エンジン X-405 × 1
推力 134.7 kN
燃焼時間 248
燃料 液体酸素/ケロシン
2段目 エンジン AJ10-118 × 1
推力 33.8 kN
燃焼時間 115 秒
燃料 硝酸/ヒドラジン
3段目 エンジン GCRC × 1
推力 11.6 kN
燃焼時間 31 秒
燃料 固体燃料
最初の打ち上げ成功 1958年3月17日
ペイロード 1.36 kg ~ 22.7 kg

ヴァンガード(Vanguard)はアメリカ合衆国海軍が開発した、初期のロケットである。アメリカ初の人工衛星打ち上げを試みた。しかし初回の打ち上げが失敗に終わったため、アメリカ陸軍弾道ミサイル局に先を越され、結果的にアメリカで2番目の人工衛星打ち上げ成功となった。

目次

[編集] 概要

1955年、アメリカ初の衛星打ち上げ用ロケットとして、空軍のSM-65アトラス、陸軍のSSM-A-14レッドストーンの派生型、海軍のRTV-N-12aバイキング観測ロケットを元にした3段式ロケットが提案された。この3つの案のうち、海軍案が選定されたことでヴァンガードロケットの開発が開始された。

ヴァンガードロケットの爆発(1957年12月6日)

1957年10月4日ソビエト連邦スプートニク1号が打ち上げられると、それに対抗するため、急遽"グレープフルーツ"と呼ばれる1.36kgの試験用衛星を搭載して打ち上げられることになった。結果、1957年12月6日ケープカナベラル(現ケネディ宇宙センター)におけるヴァンガードTV3の打ち上げでは発射2秒後に爆発、アメリカの宇宙開発計画始まって以来の大失敗に終わった。

1958年3月17日、3度目の衛星(ヴァンガード1号)打ち上げで遂に目標を達成したが、その頃には既にアメリカ陸軍弾道ミサイル局ジュピターCが衛星(エクスプローラー1号)打ち上げを達成しており、アメリカ初の座を逃すこととなった。

このヴァンガード1号は、ビーコン発信器と電池を積んでいるだけの試験衛星だが、世界で最初に太陽電池を搭載した人工衛星として知られている。直径は6.4インチ(約16センチメートル)、重さは3.5ポンド(約1.6キログラム)。その信号は1964年に途絶えたが、先に打ち上げられたスプートニク1, 2号およびエクスプローラー1号が落下して久しい現在でも軌道上にある、最古の人工天体でもある[1]

1959年に打ち上げられたヴァンガード2号では直径20インチ、重さ21ポンドまで大きくなった。軌道上から雲の写真を記録・撮影する機能を搭載し、気象衛星の先駆けとなった。同年9月に打ち上げられたヴァンガード3号(22.7kg)が最後の打ち上げとなった。結局、打ち上げられた11台中成功したのはわずか3台であった。

[編集] 打ち上げられたロケット

[編集] 関連項目

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[編集] 外部リンク


最終更新 2009年9月2日 (水) 04:54 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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