一酸化塩素

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一酸化塩素(いっさんかえんそ)は、化学式 ClO· で表されるラジカル。形式的には次亜塩素酸から水素が脱離した形を持つ遊離基。

常温、常圧で気体。非常に不安定。オゾン層破壊物質。

フロンガス紫外線が当たり、フロンから遊離された塩素ラジカルがオゾンと反応すると、一酸化塩素と酸素ができる。


\rm Cl^\cdot + O_3 \longrightarrow ClO^\cdot + O_2

一酸化塩素は周囲のオゾンとふれると、さらにオゾンが破壊され、塩素ラジカルが発生する。


\rm ClO^\cdot + O_3 \longrightarrow Cl^\cdot + 2O_2

塩素ラジカルは上のサイクルに戻り、連鎖反応を起こしてオゾン層をさらに破壊する。

なお同じハロゲンでも臭素は塩素より強力なオゾン破壊物質であるのに対してフッ素は オゾン層破壊には関与しない これは成層圏で遊離水素イオンと結合しHFになるためである。

なおフロンやハロンから遊離した塩素、臭素イオンも水素イオンと結合し塩化水素や臭化水素となるが強力な紫外線で分解され再度塩素や臭素イオンとなりオゾン破壊をする (HFは結合が強く紫外線ではF-イオンを遊離しないためオゾン破壊には関与しない)

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最終更新 2009年11月19日 (木) 14:15 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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