丁半

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丁半(ちょうはん)とは、サイコロを2つ使用してそれぞれの上面に現れる目の合計が偶数奇数かを当てるギャンブルのことである。

サイコロを、通常ツボと呼ばれる篭(手で持てるくらいの大きさの篭)に入れてツボを振り、ツボを床に押し当てサイコロを隠し、サイコロの目の合計が偶数なのか奇数なのか予想させ賭けさせる。ツボを振る人(現在のカジノで言うところのディーラーに相当する)のことを、ツボ振りと言う。

サイコロの目の合計が偶数の場合には(ちょう)、奇数の場合には(はん)という。2つのサイコロの合計数字は2( 11 )から12( 66 )まであり、偶数および奇数になる確率はそれぞれ50%である

組合せの数を数えると、丁が4/7、半が3/7となり、「丁が有利」という誤解に基づく俗説があるが、確率論的には組み合わせの数ではなく全事象を考えなければならないため、どちらも18/36となり、同じ確率であることがわかる。(同確率であるので、俗説を信じて丁に賭け続けたからといって損をすることは無いが、逆に得することもない。)

数字の言い方には、以下の例のように独特の言い方がある。

  • 25 - グニの半
  • 11 - ピンゾロの丁(1のことをポルトガル語でピンというところから由来。ピンキリのピンのこと。ゾロとはゾロ目のこと)
  • 43 - シソウの半

通常、ツボを振った後で丁か半かを決めてコマ(木札といい、蒲鉾様の板で焼印が押されている。現在のカジノで言うところのチップに相当する)を張る。コマ(木札)はお金の代わりで、1つあたりいくらとレートが決まっている。

サイコロの目の合計を丁と予想する場合には、コマを横に置いて張る。逆に半と予想する場合には、コマを縦において張る。ツボ振りの周りには「丁方ないか半方ないか」、と威勢よく言う人が居り、勝負を煽る。丁半いずれかの賭けているコマが極端に少ない場合、少ない方を「…方ないか」と煽られる。通常は「完全バランス」であり、コマが揃わない(丁半の掛け金が同額でない)場合、通常は多い側のサイドのもっとも多く張っている人が、コマが合うまで掛け金を引っ込める。

なお、うまくいくかどうか分からず、出たとこ勝負でやってみることを「一か八か」というが、この「一」と「八」は、それぞれ「」と「」の上の部分を取って作られたともいわれている。

小説『Confessions of a Yakuza』の中盆(BOOKIE)が出す掛け声は“EVEN OR ODDS,EVEN OR ODDS”である。

最終更新 2009年6月28日 (日) 05:11 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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