七仏通誡偈

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七仏通誡偈(しちぶつ つうかいげ)は、仏教釈迦以前に存在したとされる6人のと、釈迦を含む7人の仏(過去七仏)を讃えるである。『法句経』に収録されている。 上座部仏教及び禅宗に於いて特に重んぜられ、禅宗では日常の読経にも取り入れられている。一休宗純による「諸悪莫作・衆善奉行」と大書した掛け軸が有名である他、道元は「正法眼蔵」で「諸悪莫作」の巻を設けてこの教えについて詳細に述べている。

目次

[編集] 内容

  • 諸悪莫作(しょあくまくさ) ― もろもろの悪を作すこと莫く
  • 衆善奉行(しゅうぜんぶぎょう) ― もろもろの善を行い
  • 自浄其意(じじょうごい) ― 自ら其の意(こころ)を浄くす
  • 是諸仏教(ぜしょぶつきょう) ― 是がもろもろの仏の教えなり

(「衆善奉行」は漢語訳によっては「諸善奉行」とすることもある。)

[編集] パーリ文

  • Sabba pâpassa akaranam(サッバ パーパッサ アカラナン)「一切の罪を犯さぬこと」
  • kusalassa upasampadâ(クサラッサ ウパサンパダー)「善に至ること」
  • Sacitta pariyodapanam(サチッタ パリヨーダパナン)「心を浄化すること」
  • etam buddhânu sâsanam(エータン ブッダーヌ サーサナン)「これがブッダたちの教えである」

[編集] 逸話

唐の白居易は禅を好み、禅僧鳥窠道林(鳥窠和尚)に「仏教の真髄とは何か」と問うたところ、この偈の前半を示された。

白居易は「こんなことは3歳の子供でもわかるではないか!」といったが、道林に「3歳の子供でもわかるが、80歳の老人でもできないだろう」とたしなめられ、謝ったという。これは史実ではないが、道元もこの逸話について論じており、「わかる」と「できる」とは全く異なるということを示した逸話として有名である。

[編集] 関連項目

最終更新 2008年12月15日 (月) 13:20 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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