三原山

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三原山の衛星写真

三原山(みはらやま)は、東京都大島町伊豆大島にある活火山。伊豆大島の最高峰で、標高758mの複式楯状火山である。ハワイキラウエア火山イタリアストロンボリ火山とともに世界三大流動性火山とされる。

現在は観光の対象とされており、火口を周遊する遊歩道なども整備されている。

目次

[編集] 構造

外輪山の直径は2,500-3,200 mで山腹には数多くの側火山が存在し、火山壁の高さは600-700 mである。また、火口の中央付近には1950年から翌年にかけて噴火で生じた三原新山とよばれる火口丘がある。溶岩原は砂漠と呼ばれ、山の北東の泉津地区に広がる溶岩原は裏砂漠、その下方のものは奥山砂漠と呼ばれる。

[編集] 歴史

約2万年前から現在まで、100年ないし200年毎に合計百数十回の大噴火が起きたと考えられている。古くから島民は噴火と火山をそれぞれ御神火、御神火様と呼び、敬ってきた[1]古代の火山活動については六国史などに記述があるが、伊豆諸島の中で三原山の噴火と断定できるものはない。

島内の元町地区にある薬師堂の祈祷札には、天文21年9月19日1552年10月17日)に「御原ヨリ神火」が出たという記録がある。近世の大噴火としては、天和4年(1684年)から元禄3年(1690年)にかけての噴火と安永6年(1777年)の噴火が挙げられ、どちらも溶岩が火口壁を越えて流出するほどで、御救米が下されたという。

近年では1950年から翌年の噴火と1986年昭和61年)11月21日の大噴火が有名である。前者では新たに三原新山ができて、火口の北東に位置し標高754mでそれまで最高峰だった剣ガ峰を抜いた。後者では全島の約1万人の島民が避難し、翌12月19日から23日まで島を離れている。この時東海汽船は、全ての定期航路を運休させて全船舶を大島に向かわせ、避難民を輸送した。(既に出港していた船も大島に引き返したという)

火口周辺は立ち入り禁止だったが、1996年平成8年)11月10日に解除された。

[編集] 脚注

  1. ^ 火山と人との共存を求めて 日本火山学会、1996年11月。

[編集] 参考文献

  • 日本歴史地名大系(オンライン版) 小学館

[編集] 関連項目

最終更新 2009年4月9日 (木) 07:13 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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