三原市
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三原市(みはらし)は、広島県の南部に位置し、「浮城」の異名を持つ三原城の城下町を起源とする市である。
三原の名の由来は、旧三原市街地の後背にそびえる桜山などの谷間に、湧原、駒ヶ原、小西原の3つの川の流れ出たところにできた平地である原があり、その3つの「ハラ」から「三原」と呼ばれるようになったとの説がある。
2005年には広島空港の立地する豊田郡本郷町、御調郡久井町、賀茂郡大和町などとの合併によって、陸・海・空全ての主要交通がそろった都市となった。備後都市圏の中心都市のひとつとして一翼を担う。
目次 |
[編集] 地理
- 市の中心を東広島市の賀茂台地を源とする二級河川沼田川が流れ、その河口に中心市街地が栄えている。現在の中心市街地の大半が埋立地で海岸線間近まで急峻な山が迫っている一方、北部は吉備高原南端の標高400メートル以上の高原地帯、西部は概ね丘陵地であり、市域の東半分が旧備後国、西半分が旧安芸国となっている。
[編集] 隣接している自治体
[編集] 人口
| 三原市と全国の年齢別人口分布 | 三原市の年齢・男女別人口分布 | ||||||||||||||||||
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■紫色 ― 三原市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 |
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| 総務省統計局 / 国勢調査(2005年) | |||||||||||||||||||
[編集] 歴史
- 天正8年(1580年) - 10年、小早川隆景による修築で、三原の地の小島を繋ぐ近世海城である三原城の姿が完成。
- 1600年 関ヶ原の戦いの功で福島正則が安芸・備後二国の領主として広島城に入城。三原城は支城となる。
- 1619年 福島氏改易後にその領地は備後福山藩領と安芸広島藩領に二分され、三原城は安芸広島藩主浅野長晟の筆頭家老で石高三万石の浅野忠吉を城代とする広島藩の支城となる。
- 1652年 広島藩筆頭家老 浅野忠真の側室として徳川家光の娘(非嫡出子)である月姫が輿入れする。
- 1871年8月29日 廃藩置県により、現在の三原市域を含む旧広島藩領は全域広島県となる。
- 1892年7月20日 山陽鉄道(現在のJR山陽本線)の尾道駅 - 三原駅(現在の糸崎駅)間が開業。
- 1894年6月10日 糸崎 - 広島駅間が開業。これまでの三原駅を糸崎駅に改称。この際、三原城址は山陽鉄道の駅としてほとんどを取り壊される。
- 1930年3月19日 三呉線(現在のJR呉線)三原駅 - 須波駅(5.1km)開業。
- 1936年11月15日 御調郡三原町、糸崎町、山中村、西野村、豊田郡田野浦村、須波村が合併し、三原市(初代)誕生。
- 1951年4月1日 御調郡深田村の一部を編入。
- 1953年3月22日 御調郡八幡村、豊田郡長谷村を編入。
- 1954年4月1日 豊田郡沼田東村、沼田西村、小泉村を編入。
- 1956年3月31日 豊田郡高坂村を編入。
- 1956年9月30日 豊田郡幸崎町、鷺浦村(さぎうら)を編入。
- 2005年3月22日 旧・三原市、豊田郡本郷町、御調郡久井町、賀茂郡大和町が対等合併し、三原市(二代目)誕生。
[編集] 行政
- 三原市役所
- 広島県警察三原警察署
- 三原市消防本部 三原消防署(西部分署・北部分署・糸崎出張所・大和出張所・沼田川河川防災ステーション)
- 広島県尾三地域事務所(総務局総務第二課・厚生環境局・尾三地域保健所・建設局)
- 法務省広島法務局三原出張所
- 法務省広島入国管理局広島空港出張所
- 財務省神戸税関広島税関支署広島空港出張所
- 財務省三原税務署
- 厚生労働省広島労働局三原公共職業安定所
- 厚生労働省三原社会保険事務所
- 厚生労働省広島検疫所広島空港検疫所支所
- 農林水産省広島営林署三原森林事務所
- 農林水産省神戸植物防疫所広島支所広島空港分室
- 農林水産省動物防疫所神戸支所広島空港出張所
- 国土交通省大阪航空局広島空港事務所総務課
- 国土交通省関西航空地方気象台広島出張所
- 国土交通省中国地方整備局福山工事事務所三原国道出張所
- 国土交通省中国地方整備局広島港湾空港工事事務所広島空港建設事務所
- 海上保安庁第六管区海上保安本部広島航空基地
- 広島県立中央森林公園
[編集] 市長
- 五藤康之(2005年4月24日就任 2期目)
[編集] 経済
[編集] 産業
かつては三菱重工、帝人など、重厚長大型と繊維で栄えたが、近年、シャープ、大日本印刷プレシジョンデバイスなどの工場・物流施設を誘致し、新たな基幹産業となっている。
[編集] 漁業
- 須波漁港
- 能地漁港
[編集] 工業
- 三菱重工糸崎工場、古浜工場、和田沖工場(それぞれ紙・印刷機械事業部 / プラント・交通システム事業センター所属)
- 帝人三原工場
- シャープ三原工場
- 大日本印刷プレシジョンデバイス三原工場
- 幸陽船渠
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 国内
[編集] 教育
[編集] 幼稚園
<市立>
- 三原市立木原幼稚園
- 三原市立中之町幼稚園
- 三原市立西幼稚園
- 三原市立田野浦幼稚園
- 三原市立須波幼稚園
- 三原市立深幼稚園
- 三原市立南幼稚園
- 三原市立八幡幼稚園
- 三原市立幸崎幼稚園
- 三原市立沼田西幼稚園
- 三原市立小泉幼稚園
- 三原市立小坂幼稚園
- 三原市立沼田東幼稚園
- 三原市立鷺浦幼稚園
- 三原市立本郷幼稚園
<国立>
<私立>
- 学校法人西田学園糸崎幼稚園
- 学校法人 龍松学園 私立幼稚園 昭和園
- 学校法人みどり学園 皆実みどり幼稚園
- 学校法人みどり学園 みどり幼稚園
- 宗教法人明真寺 三原幼稚園
- 学校法人伊達学園 月見幼稚園
[編集] 小学校
<三原地区>
<本郷地区>
<久井地区>
- 三原市立久井小学校
- 三原市立羽和泉小学校
- 三原市立久井南小学校 - 中野・坂井原 両小学校の統合によりH18年4月開校
<大和地区>
<国立・私立>
- 広島大学附属三原小学校(国立)
- 広島三育学院大和小学校(私立)
[編集] 中学校
<三原地区>
- 三原市立第一中学校
- 三原市立第二中学校
- 三原市立第三中学校
- 三原市立第四中学校
- 三原市立第五中学校
- 三原市立幸崎中学校
- 三原市立鷺浦中学校
- 三原市立宮浦中学校
<本郷地区>
- 三原市立本郷中学校
<久井地区>
- 三原市立久井中学校
<大和地区>
- 三原市立大和中学校
<国立・私立>
- 広島大学附属三原中学校(国立)
- 如水館中学校(私立)
- 広島三育学院中学校(私立)
[編集] 高等学校・特別支援学校
[編集] 大学等
- 県立広島大学三原キャンパス(旧広島県立保健福祉大学)
- 保健福祉学部
- 大学院総合学術研究科 保健福祉学専攻
- 三原看護専門学校
[編集] 主要な医療機関
[編集] 交通
[編集] 空港
[編集] 鉄道路線
[編集] 高速バス
[編集] 路線バス
- 中国バス(垣内・久井・甲山線)(中之町・深町・如水館線)
- 芸陽バス(垣内・徳良線)(須波・幸崎・竹原線)(田野浦・青葉台線)(本郷線)(中之町・深町・如水館線)(本郷線)(宮沖線(三原市交通局時代は市バス車庫線))(頼兼線)(小泉線)(八幡線)(福地線)
- 鞆鉄バス(深線)(福地線)
- おのみちバス(如水館前 - 深下組)
かつては三原市交通局の路線バスが市内を運行していたが、2008年4月1日に廃止され、路線は中国バス・芸陽バス・鞆鉄バスにそれぞれ譲渡された。
[編集] 道路
[編集] 高速道路
[編集] 一般国道
※ただし時広ランプから大型車両の出入りは自粛するよう電光掲示板などに表記され、今まで通り旧国道2号を走行するか中之町ランプから出入りするよう指示されている。これは接続道路が団地内の坂道のため、深夜など重量物を積んだ車両の騒音や振動が激しいためである。また昼夜問わず旧国道との交差点の青信号が短く慢性的に渋滞している。そのため騒音対策舗装を行っている。
[編集] 道の駅
[編集] 港湾
- 三原港
- 尾道糸崎港
- 佐木港
- 須波港
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 三原城址
- 小早川隆景の築城・当時は瀬戸内海に面しており、浮城と呼ばれる
- 「三原には過ぎたるものが3つある」という言葉があり他藩から羨ましがられた。それは第一に、三万石の居城に相応しくない規模の三原城。第二に前述の月渓院に関係する徳川将軍家の「葵」の紋所横断幕。第三に、日光東照宮の修理を10日間で成し遂げた鈴木方衛(すずきなみえ)という家臣がいたという事である。
- 節分(2月3日)
- 三原の節分はハロウィンのように子供たちが民家や店などを訪ね「鬼の豆ちょうだい」と言ってお菓子(一部金銭を扱うとこもある)などをもらえる風習がある。ちなみにこの風習は三原全体では無く市街付近のみである。
- 神明市(2月)
- 第2日曜日を含む金・土・日の3日間開催される夏祭り。やっさ踊りを踊りながら多くの人々が街中を練り歩く。最終日には花火大会もある。
- 紅葉が有名である。近くには昇雲の滝がある。
- 備後国総鎮護
- 筆影山・竜王山
- 春は桜、晩秋から冬は海霧。頂上から眺められる多島美は瀬戸内海随一。
- 白滝山
- 米山寺
- 1153(仁平3)年に天台宗の寺として建てられた寺院で、1235(嘉禎元)年、小早川茂平が念仏堂を建立。小早川家の菩提寺となった。境内には小早川家初代の実平から17代隆景までの宝篋印塔(国の重要文化財)20基。寺宝の『絹本著色小早川隆景像』は国の重要文化財。
- みはらし温泉
- すなみ海浜公園
- ヤッサ饅頭
- 三原を代表する銘菓のひとつ。
- 三万石せんべい
- 三原を代表する銘菓のひとつ。
[編集] 出身有名人
[編集] 関連項目
[編集] その他
市外局番は三原・本郷地域が0848(20 - 89)、大和・久井地域が0847(20 - 39)で、同一市内でも市外局番が統一されていない。なお、0848(20 - 89)・084(900 - 909、930、933 - 939)は同一区域扱いとなる。
- 0847(20 - 39)エリア
- 三原市(大和・久井地域)・世羅町
郵便物の集配は、郵便事業の以下の支店・集配センターが行っている。
- 三原支店(三原郵便局):723-00xx、723-85xx、723-86xx、723-87xx、729-03xx、729-22xx、723-01xx、729-04xx、722-15xx
- 三原支店久井集配センター(久井郵便局):722-13xx
- 三原支店羽和泉集配センター(羽和泉郵便局):722-14xx
- 三原支店大草集配センター(大草郵便局):729-12xx
- 三原支店和木集配センター(和木郵便局):729-13xx
- 三原支店神田集配センター(神田郵便局):729-14xx
- 三原支店忠海集配センター(忠海郵便局、竹原市):729-23xx
1990年頃に三原駅付近の山陽本線と呉線が高架化されたが、山陽本線はルートがかなり変更された。宮浦地区の廃線跡には現在、建物等が建っている。
[編集] 外部リンク
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