三好町
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三好町(みよしちょう)は、愛知県の西三河地域に位置する人口約6万の町で、西加茂郡を唯一構成する自治体である。
全国の町で一番人口の多い町である。豊田市・西加茂郡で、広域行政圏である。2005年の国勢調査では人口が56,252人で市制の要件を満たしたため、2010年1月4日の市制に向けて準備が進められている(すでに徳島県に三好市があるため、市名はみよし市)。消防・ゴミなどは、日進市・東郷町の尾張東部広域行政圏で処理している。トヨタ自動車の工場が立地し、財政は比較的裕福である。
目次 |
[編集] 地理
- 愛知県のほぼ中央に位置し、自然が多く残っている。名古屋市にも近い。町のほとんどが平地だが、北部に山林が多い。その北部である三好ヶ丘や黒笹のあたりでは、急速に宅地化が進んでいる。
- 町内には大きな池が2つある。三好池は町の中央に位置しており、地元中学や高校などがカヌーなどで使用しているほど非常に大きい池である。また保田ヶ池では、2004年7月に第6回カヌーポロ世界選手権大会が開催された。
- 主な河川は、東郷町との境界に沿って南北に流れている2級河川の境川である。
- 町内最高地は147.62m(黒笹字三ヶ峯)、最低地は16.90m(福田字川端)。
[編集] 隣接している自治体
[編集] 歴史
[編集] 沿革
※『三河国二葉松』に、三吉、打越の村落名が見える。
※参河国全図;天保8年に、三吉、黒笹、打越、一色、北莇生、南莇生の村名が見える。
- 1881年(明治14年)8月1日 - 北莇生村と南莇生村が合併し、莇生村となる。
- 1889年(明治22年)10月1日 - 町村制施行。明治の大合併により三好村(三吉村・福田村・西一色村)、莇生村(莇生村・福谷村・黒笹村)、明越村(明知村・打越村)が誕生。
- 1906年(明治39年)7月1日 - 三好村・莇生村・明越村が合併し三好村になる。
- 1958年(昭和33年)4月1日 - 町制施行により三好町になる。
- 2002年(平成14年)12月24日 - 人口5万人突破。
- 2003年(平成15年)8月5日 - 豊田加茂合併協議会から離脱。
[編集] 平成の大合併
[編集] 豊田加茂合併協議会
2003年6月に全世帯主を対象に、アンケート用紙を配布して「町民アンケート」を実施。(有効回答率67.69%)
| 豊田市と合併 | 単独市制 | 町制維持 | わからない | その他 | 無回答 |
|---|---|---|---|---|---|
| 19.2% | 47.5% | 22.8% | 5.9% | 4.5% | 0.1 |
どの行政区も、合併のメリットより単独での市制を希望する結果となった。上記の結果を受け、同年8月に豊田加茂協議会から離脱を表明した[1]。
[編集] 町制の維持
2005年11月に全世帯主を対象に、アンケート用紙を配布して「町民アンケート」を実施。(有効回答率65.1%)
| 町制維持 | どちらかといえば町制 | 市制施行 | どちらかといえば市制 | 無回答 |
|---|---|---|---|---|
| 32.8% | 22.2% | 24.1% | 19.5% | 1.4% |
町北部は過半数で市制施行を望んだが、町中南部は過半数で町制維持を望んだ。結果、過半数を占めた「町制維持」を決定した[2]。
合併協議のアンケート時では、町中南部でも市制施行が多かったがこのときの結果は違った。これは現状に満足している点や、市制により福祉事務所設置など新たな出費に懸念した結果と思われる。この結果を受け、町制維持を決定した。また2006年1月31日をもって市制準備室は廃止した。
[編集] 市制施行
豊田市との合併拒否、豊田ナンバーへの参加を拒否し、東西加茂郡を唯一構成する自治体として残留したが、愛知県内での郡町村の数の激減による郡町村構成自治体の発言力の低下、また近隣の知多郡東浦町が市制施行を準備しているなど、もはや郡部に残留するメリットがないと判断した[3][4]。
市制施行した場合、現在三好市が徳島県にあり、同じ漢字の市名は「既存の市の名称と同一とならないように十分配慮すること」との1970年の自治省通知に抵触するために、単純に三好市とすることができない。2004年に総務省から「相手方に異議がなければ拒否するものではない」との見解を得たものの、2007年11月に徳島県三好市側より「議会や市民も到底納得できない。反対であることをお伝えするしかありません」と拒否された[5]。 市名は平仮名で「みよし市」に、施行時期は2010年1月4日に決定した。行政手続きとしては、まず「三好町」を「みよし町」に改名し、同時に市制施行することとなる[6]。
[編集] 行政
[編集] 歴代町長
- 初代 - 久野源蔵(1958年4月 - 1965年4月)三期 現職のまま死去
- 二代 - 山田紀夫(1965年5月- 1971年4月)二期
- 三代 - 加藤付雄(1971年4月 - 1979年4月)二期
- 四代 - 野々山茂(1979年4月 - 1985年12月)二期
- 五代 - 小野田金章(1985年12月 - 1993年12月)二期
- 六代 - 塚本三千雄(1993年12月 - 2001年12月)二期
- 七代 - 久野知英(2001年12月 - )現在二期目
[編集] 行政区
きたよし(11行政区)
- 莇生
- 福谷
- 黒笹
- 高嶺
- ひばりヶ丘
- あみだ堂
- 三好丘
- 三好丘緑
- 三好丘旭
- 三好丘桜
- 三好丘あおば
なかよし(10行政区)
- 新屋 *天王台
- 三好上
- 三好下
- 西一色
- 福田
- 東山
- 好住
- 中島
- 平池
- 上ヶ池
みなよし(4行政区)
- 明知上
- 明知下
- 打越
- 山伏
[編集] 広域行政のねじれと市町村合併
三好町は、国勢調査で人口5万人を超えたが、市制施行を保留して西加茂郡に留まった。また、豊田市との合併も拒否し、豊田ナンバーへの参加も断った。 財政的に余裕があるため、余裕のない東西加茂郡を背負うことが経済的に不利になるという判断が町民の間に働いたと考えられる。結果的にそれら町村は豊田市だけが背負うことになった。基本的に、豊田加茂広域行政圏域(現在は豊田市と三好町のみ)および西三河地域に所属するのだが、隣接する尾張地域の自治体とも広域行政を行っているので、複雑になっている。
- 豊田三好事務組合(豊田市、三好町)
- 火葬場。不燃物処分場。し尿処理。
- 豊田警察署(豊田市、三好町)
- 豊田警察署 を参照。
- 尾三衛生組合(日進市、東郷町、三好町)
- ゴミ処理施設。
- 尾三消防組合(日進市、東郷町、三好町)
- 消防業務。
- 愛知中部水道企業団(豊明市、日進市、東郷町、長久手町、三好町)
- 上水道の供給。
- 衣浦東部保健所(刈谷市、安城市、知立市、高浜市、碧南市、三好町)
- 保健所の業務。
- 西三河自動車検査登録事務所(安城市、刈谷市、知立市、高浜市、碧南市、西尾市、幡豆郡3町、三好町)
- 西三河自動車検査登録事務所にて三河ナンバーが交付される市町
[編集] 立法
[編集] 町議会
- 現在の議員定数は20。
- 定例会は3・6・9・12月の年4回行われる。
[編集] 県議会
- 西加茂郡で1つの選挙区を成す。定数は1。
- 2005年4月1日に藤岡町と小原村が豊田市に合併したため、三好町のみの選挙区となっている。
- 2003年の選挙では、現職の服部鉦臣が無投票で再選をした。
- 2007年の選挙では、現職を破り民主党公認の小山祐が初当選した。(この県議選の最年少当選)
[編集] 国会
[編集] 地域
[編集] 主な公園・緑地
- 三好公園
- 保田ヶ池公園
[編集] スポーツ施設
- 野球場、陸上競技場、弓道場、総合体育館、テニスコート(三好公園内)
- 総合体育館(アリーナ、武道場、卓球場)
[編集] 文化・交流施設
- サンアート(三好町勤労文化会館 及び 三好町ふるさと会館)
- 中央図書館
- 歴史民俗資料館
[編集] 病院
[編集] 人口
| 三好町と全国の年齢別人口分布 | 三好町の年齢・男女別人口分布 | ||||||||||||||||||
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■紫色 ― 三好町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 |
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| 総務省統計局 / 国勢調査(2005年) | |||||||||||||||||||
[編集] 経済
[編集] 産業
[編集] 工業
- トヨタ自動車の下山工場、三好工場、明知工場の3つの工場。そしてトヨタ自動車系列企業を中心に自動車産業が発展している。
- 研削材メーカーのノリタケコーテッドアブレーシブの本社・工場が存在する。
- 小島プレス工業の黒笹技術センター、小島総合研究所が存在する。
[編集] 商業
- アイ・モール三好 - ジャスコ三好店、MOVIX三好、トイザらス、マクドナルド、スガキヤ等70の専門店
- メグリア三好店 - 店内にトヨタFS証券、不二家など専門店があり、敷地内にカルチャーセンターやガーデンテラスとして直営の本屋、イタリア料理店、花屋などがある
- ベイシアスーパーセンター三好店 - スガキヤや美容室などのテナントがある
- ハローフーヅ三好店
- フィール三好店
- 松坂屋ストア三好店
- ピアゴ黒笹店
[編集] 金融機関
[編集] 農業
[編集] 友好都市・交流自治体
[編集] 国の施設
- 名古屋刑務所(ひばりヶ丘)
[編集] 教育
[編集] 大学
[編集] 専門学校
[編集] 高校
[編集] 中学校
全て町立である。
[編集] 小学校
全て町立である。
[編集] 特別支援学校
[編集] 交通
[編集] 鉄道
[編集] バス
- 名鉄バス
- さんさんバス(巡回バス) - コミュニティーバス。町内を縦断するコースが、2つ設けられている(各路線については、さんさんバスに詳細な記載あり)。
- 三好ヶ丘ループバス - 2004年に廃止された名鉄バス「三好ヶ丘団地線」の路線を走るバス。会員制で運行されている。半年で6,716人が乗車している。
- 愛知学泉大学・日本赤十字豊田看護大学スクールバス - 大学と三好ヶ丘駅を結ぶスクールバスを2004年10月から一般住民にも開放。運賃は1回100円。半年で2,444人が乗車している。
- JR東海バス他
- 東名ハイウェイバス:東名三好
[編集] その他
[編集] 道路
- 高速道路
- 一般国道
- 県道
- 主要地方道
- 一般県道
[編集] 名所・旧跡・文化財・観光スポット・祭事・催事
[編集] 名所・旧跡
- 三好池(約2,000本の桜)
- 保田ヶ池
- 福谷城の跡
[編集] 寺社
- 八幡神社
- 法春寺
- 観音寺
- 御嶽神社
- 八柱神社
- 御岳神社
- 福谷寺
- 末広稲荷大明神
- 大覚寺
- 薬王寺
- 無量寺
- 禮善寺
- 莇生神社
- 岩蔵寺
- 東明神社
- 全海寺
- 天王神社
- 御嶽神社
- 御嶽神社
- 三好稲荷閣
- 満福寺
- 三好八幡宮
- 医王寺
- 阿弥陀寺
- 興願寺
- 薬師堂
- 神明社
- 法念寺
- 神明社
- 海福寺
- 弥栄神社
- 八柱社
- 大覚寺本坊
[編集] 町指定文化財
- 山車2輌(有形民俗文化財:江戸時代)…三好上と三好下。新屋の山車は2004年に火災にて焼失したため指定解除
- 金比羅宮(建造物:江戸時代)
- 黒笹27号窯(史跡:平安時代)
- 黒笹90号窯(史跡:平安時代)
- 三好稲荷閣夏季大祭奉納行事(無形民俗文化財)
[編集] 祭事
- 三好桜まつり(三好公園、保田ヶ池公園 於 3月25日~4月15日)
- 三好池まつり(三好池 於 8月第1土曜日)
- 三好いいじゃんまつり(三好稲荷閣周辺道路 於 8月20日すぎの土曜日)
- 三好大提灯まつり(三好稲荷閣 万福寺 於 8月20日すぎの土・日曜日)
- 天王神社大祭(天王神社 於 10月第1日曜日)
- 三好八幡社大祭(三好八幡社 於 10月第3日曜日)
[編集] 催事
- 東海クラシック(三好カントリー倶楽部 於 10月)
[編集] 出身有名人
[編集] 出典・脚注
[編集] 外部リンク
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