三田紀房
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三田 紀房(みた のりふさ、1958年1月4日 - )は、日本の漫画家。岩手県北上市出身。現在は東京都練馬区に在住。
目次 |
[編集] 人物
岩手県立黒沢尻北高等学校、明治大学政治経済学部卒業後、西武百貨店へ就職。退社後、一度は家業を手伝うも、経営不振から店を閉店。親交のあった村上もとかの影響で漫画家を志す。30歳の時、講談社の第17回ちばてつや賞一般部門に入選。漫画家としては遅いスタートであった。スポーツ漫画、特に野球漫画で徐々に頭角を現していたが、2003年より『モーニング』で連載が開始された「東大受験」をモチーフにした異色作『ドラゴン桜』が大ブレイクのきっかけとなり、2005年第29回講談社漫画賞、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。同作品は連続テレビドラマ化されるに至った。2005年より『ビッグコミックスペリオール』にて起業を題材とした『マネーの拳』を、また2006年より『スーパージャンプ』にて就職活動指南漫画である『銀のアンカー』を、2007年より『モーニング』にて『ドラゴン桜』の続編となる『エンゼルバンク-ドラゴン桜外伝-』を連載中。
大学の体育会に至るまでの剣道競技経験を持ち、その経験は初期の作品『空を斬る』に色濃く反映されている他、村上もとかの代表作である『六三四の剣』に影響を与えるにも至った(『六三四の剣』は三田の故郷である岩手県が舞台でもある)。
2006年12月、大和書房より著書、『個性を捨てろ! 型にはまれ!』を発刊。後に続編となる『汗をかかずにトップを奪え!』も発刊。いずれも本人名義の著書であるが、後者は『ドラゴン桜』の主人公、桜木が語る体裁(演出)を取っている。前者も、三田本人というよりは「桜木の人格」を意識した内容となっており、純然たる自著とは言い難い部分がある。
[編集] 作品リスト
[編集] 連載中
- エンゼルバンク-ドラゴン桜外伝-(2007年 - 、モーニング、講談社)
- 風とグリーンの教室(連載小説及び作画。2008年 - 、パーゴルフ、学習研究社)
- 透明アクセル(2009年 - 、イブニング、講談社)
[編集] 連載終了
- Eiji's Tailor(1996年 - 1997年、ビッグコミックオリジナル増刊、小学館)
- 審判物語バーディクト(漫画ゴラクネクスター、日本文芸社)
- 空を斬る(月刊アフタヌーン、講談社)
- BOYS OF SUMMER(ビッグコミックスピリッツ、小学館)
- ポロシャツとアッパーカット(週刊プレイボーイ、集英社)
- クロカン(週刊漫画ゴラク、日本文芸社)
- スカウト誠四郎(イブニング、講談社)
- 甲子園へ行こう!(1999年 - 2004年、週刊ヤングマガジン、講談社)
- ドラゴン桜(2003年 - 2007年、モーニング、講談社)
- マネーの拳(2005年 - 2009年、ビッグコミックスペリオール、小学館、全12巻)
- 銀のアンカー(原作担当/作画:関達也(単行本5巻より本人名義に)、2006年 - 2009年、スーパージャンプ、集英社)
[編集] 著書
- 個性を捨てろ! 型にはまれ!(大和書房)
- 汗をかかずにトップを奪え!(大和書房)
[編集] 評価
- 現代社会を反映した内容と明確な方法論、自己啓発性などを高く評価する声が多く、代表作『ドラゴン桜』はドラマ化され社会現象にもなった。一方で具体例が過去の一例に過ぎない点や理論が一方的であること、非現実性を批判する意見もある。
- また、絵に関して人物デッサンや描写方法などプロ漫画家としての実力を疑問視する声も少なくない(自著『個性を捨てろ! 型にはまれ!』内においても、自身が絵がうまいわけではないことを認める文がある)。
- 『ドラゴン桜』のドラマ化以後、ビジネス・教育・自己啓発系の漫画を書いているが、本来の得意分野は野球漫画(「この漫画がすごい!」インタビューでの作者談)であり、最初のヒット作も高校野球の監督を描いた『クロカン』で、作者も「またいずれ野球漫画を書くだろうし、ドラマ化以前からのファンがそれを望んでいることも承知している」と語った。
- 現在は主人公キャラ以外の絵を描いていないようである(漫画製作を個人制作からシステム化している)。
[編集] 関連項目
最終更新 2009年9月4日 (金) 05:58 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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