三角大福

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三角大福(さんかくだいふく)とは、佐藤栄作内閣総理大臣の後継を自民党の実力者三木武夫田中角栄大平正芳福田赳夫の四人が争ったことから、各人の名前の一文字を取って表わした言葉である。同じくポスト佐藤の一人と目されていながら田中支持に回った中曽根康弘を加え、「三角大福中」(さんかくだいふくちゅう/当時から読売新聞は「さんかくだいふくのなか」と読んでいた)とすることもあり、中曽根を含めた5人全員が後に総理総裁の座を射止めたことから、近年では三角大福中と表現されることの方が多い。第2次田中角榮内閣の組閣後写真では、この5人が「中・三・角・福・大」の順に最前列で並んでいる。

目次

[編集] 概要

命名したのは「参議院のドン」と呼ばれた当時の重宗雄三参議院議長。重宗の選挙地盤だった山口県柳井市の「三角餅 (みかどもち)」という銘菓がヒントになったといわれる[1]

[編集] 主な経歴

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三角大福中は、いずれも自民党幹事長を経て総裁になっている。

総裁

幹事長

[編集] 内閣

田中角栄は総理総裁の条件として、「党三役のうち幹事長を含む二役、内閣外務大蔵通産のうち二閣僚」を挙げていた。三角大福はすべてこれを満たしていた。その反面、総理の女房役的な役割を担う内閣官房長官を務めたのは大平正芳ただ一人である[2]

三角大福は自民党の主要派閥を率いる領袖であったが内閣は2年前後しか維持できなかった。その主たる原因は派閥間の怨念と政権欲による離合集散を繰り返したことで党内抗争が絶えなかったことによる[3]

外務大臣

大蔵大臣

通産大臣

内閣官房長官

[編集] 一覧

三木 田中 大平 福田 中曽根
総理総裁
大蔵大臣 池田
佐藤
田中
三木
佐藤
田中
外務大臣 佐藤 池田
田中
佐藤
通産大臣 佐藤 佐藤 佐藤 田中
内閣官房長官 池田
党幹事長 石橋

池田
佐藤
佐藤 福田
佐藤
三木
党総務会長 佐藤
福田
党政調会長
池田
池田 佐藤
池田

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  1. ^ 江戸時代中期に当地の藤坂屋という菓子屋が丸い大福餅を三角にして売り出したとことろ、中身は同じで味は変わらないのに、目新しさから大当たりした。三角大福が総裁選に立候補した頃、同じ自民党で掲げる政策構想はさほど変わらないのに、佐藤長期政権に飽きあきしていたマスコミは4候補の新鮮さに大騒ぎの報道ぶりだった。
  2. ^ 内閣官房長官を務めたことがある自民党総裁には佐藤栄作大平正芳鈴木善幸竹下登宮沢喜一小渕恵三河野洋平安倍晋三福田康夫(福田赳夫の長男)がいる。
  3. ^ 中曽根政権も前期は二階堂擁立構想などの抗争にさらされたが、長老の影響力の低下と選挙の大勝によって長期政権を築くことが出来た。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月2日 (金) 16:25 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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