上海汽車

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上海汽車工業(集団)総公司(しゃんはいきしゃこうぎょう(しゅうだん)そうこうし)は、第一汽車集団、東風汽車集団と並ぶ中華人民共和国の国有の三大自動車製造企業グループの一つである。英語正式社名はShanghai Automotive Industry Corporation (Group)、略称は上汽集団またはSAICである。


目次

[編集] 概要

1962年にはすでに当時のメルセデス・ベンツ乗用車等の影響を受けたと思われる中型セダン『SH760』を発表、長期間にわたって生産されたが、後に始まった中国共産党政府の『改革開放』政策で中国自動車企業として初めて外国資本との合弁に着手し、ドイツフォルクスワーゲン社との合弁会社「上海大众(衆)」社を設立してVWサンタナ(後に『サンタナ2000/3000』に発展)を生産した。このサンタナ2000/3000は現在でも生産され、上海市内のタクシーの車種別シェアのほとんどを占めている。またのちにサンタナ2000/3000の知的財産権がフォルクスワーゲンから譲渡された。

その一方で1990年代にはアメリカゼネラルモータースと合弁会社「上海通用」も設立、ビュイックシボレーのモデルを生産している。

2004年には、経営難に直面したイギリスMGローバー(以下MGR)社と資本・技術提携を発表したが、翌2005年に決裂、直後に同社は経営破綻、倒産状態となった。この後、再建に向けて経営権獲得に名乗りを上げたが、当時のブレア政権との相性も悪く結局解体となった。この時点ではMGR全体の所有権は未だBMWにあった。MGRのブランドのうちスポーツ部門のMGの知的財産権を前述南京汽車に割譲、乗用車部門ローバー_(自動車)は当時ランドローバーを所有していたフォード・モーターに売却すると発表した。この件で上海汽車はMGRとの提携交渉におけMGR知的財産権を主張し、 同社の高級モデルローバー・75の生産設備を買い取り、「栄威 750」の名称で製造・販売している。 一部報道では上海汽車がローバーを買ったと報道されたが買ったのはMGローバーが開発したエンジンや車体など知的財産、及び販売権等であり、ローバーブランドそのものは手に入れていない。 現在中国国内では民族系メーカーと呼ばれる民間及び地方政府経営の自動車メーカーを中心に、自社ブランド・自主開発の車種が増えつつあり、一部は欧州や東南アジアに輸出もされているが、上海汽車は自主ブランドブームに最も慎重といわれ、現在でも業務の中心を外資との合弁に専念している。

上海汽車は中国で最も多く部品子会社を抱えている。

[編集] 主なグループ企業

  • 雙龍自動車韓国の関連企業。株式の49%を保有
  • 上海通用(上海GM):米ゼネラルモーターズ(GM)との合弁会社
  • 汎亜汽車技術中心(Pan Asia Technical Automotive Center、PATAC):GMとの合弁で設立された技術開発センター
  • 上汽通用五菱(SAIC-GM-Wuling、SGMW):SAICが50.1%、GMが34%、五菱汽車が15.9%出資する合弁会社
  • 上海大众(衆)(上海VW):独フォルクスワーゲンとの合弁会社

[編集] 中国の主な自動車メーカー

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年7月7日 (火) 13:44 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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