上海環球金融中心

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上海環球金融中心
上海環球金融中心
各種表記
繁体字 上海環球金融中心
簡体字 上海环球金融中心
Shànghǎi Huánqiú Jīnróng Zhōngxīn
発音: シャンハイホァンチゥジンロンヂョンシン
英文 Shanghai World Financial Center
  

上海ワールドフィナンシャルセンター(しゃんはい-、SWFC)は、中華人民共和国上海市浦東新区金茂大厦421mの隣)に位置する超高層ビル上海ヒルズとも。

目次

[編集] 概要

所在地は上海市浦東新区世紀大道100。高さ492m。2009年4月現在、アンテナを除き台湾台北市台北101(508m)に次いで世界第2位(中華人民共和国で第1位の高さ)であり、世界高層ビル協会から「最高フロア高さ」と「軒高」で世界第1位に認定されている[1]。しかし今後UAEブルジュ・ドバイ(高さ818m)やアメリカシカゴ・スパイア(高さ609.6m)、フリーダム・タワー(高さ541m,延べ床面積約24万m²)等が続々と竣工予定であるため、その座は短期間に終わる見込みである。当初、完成すれば台北101が完成するまで世界一の高さとなる予定であったが、後述の事業凍結を挟んだ事で、結果的に世界1位の座は獲得できなかった。

延べ床面積は東京六本木ヒルズ森タワーとほぼ同じ、約38万m²。総事業費は約1250億円。

[編集] 歴史

森ビルにとって、中国で3棟目のビル開発として計画された。前2棟が日本のゼネコンによる施工であったのに対し、SWFCは中国の建設会社への分離発注であり、それに際し、海外におけるコンストラクション・マネジメントという新たな取り組みを導入した[1]。森ビル等が出資する上海環球金融中心有限公司はプロジェクトの事業主体でありCMの担い手ともなった。

2001年の完成を目指して1997年10月に着工するも、基礎工事完了後、アジア通貨危機SARS日中関係悪化の影響を受け計画が頓挫した。この中断期間の間に大幅な設計変更を行い、ビル内部空間を広くするという流行の変化(当時)を受け、フロアの天井高を2500mmから2800mmに変更し、同時に建物規模を94階建から101階建(460m→492m)へ増やした[1]。これに際し、世界一高い展望台や最上部の穴も追加された。これら一連の変更について森ビルの森稔社長は後に「逆風をバネにして飛躍した」「中断期間があったから上海のランドマークは誕生した」と延べている[1]

5年間の中断後、好調な中国経済に後押しされ2003年にプロジェクトが再始動、2004年11月に建設を再開した。2008年6月からテナントの入居が始まり、事業着手から14年の時を経て同年8月28日に竣工、8月30日から本格開業。開業前に現地で開いた記者会見で森稔社長は「日本では"無謀"と言われたが、やめようとは一度も思わなかった」と振り返り、「国際金融都市の新しい幕開け」と表現した[1]。翌日の地元紙の紙面でも1面に取り上げられる等、中国国内における注目度の高さを窺わせた[1]

[編集] 主な施設

世界で一番高い展望台の内部
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  • 94階・97階・100階:展望台
100階部分は地上より474mあり、2008年8月の完成時点では世界で一番高い展望台となった(2位はカナダCNタワーで447m)。97階はビル上部の台形部分の下底、100階はその上底部分である。100階の床は真ん中部分がガラス張りとなっており、はるか真下をガラス越しに眺めることが可能。それぞれ入場料が違い、94階までだと100元、97階までで110元、最高階の100階まで上がるには150元。94階は休憩の出来る広いホールと土産物屋があり、ビルの形そっくりの栓抜きが売られている(280元)。94階のトイレの外壁に面した一部はガラス張りとなっていて、ある意味世界一眺めのいいトイレともいえる。
97階、98階、99階にまたがる台形の「穴」は見直し最終案で計画入りしたもので、風によるビルへの加重を軽減するためのものである。この穴の下部と上部にそれぞれ展望台がある。当初は、円形の「穴」であり、「月亮門」という中国庭園の壁にくりぬかれた円形の門をかたどったものとされたが、日本日の丸に似ているなどといった中国側からの問題指摘があったため、現在の台形の栓抜き状の「穴」に変更された。
  • 91階 - 93階:飲食店
ホテル同様、ハイアットホテルアンドリゾーツによる経営。
ハイアットホテルアンドリゾーツグループが経営。客室数は約180室でスイートルームが中心。
金融機関を中心に、日本・ドイツなど外資の企業が入居者の大半を占めており、約1万人が働く。28,29階には上海の金融情報の発信拠点となる、スタジオ等を備えたメディアセンターも。
  • 3階 - 5階:会議室
国際会議場
飲食店や販売店など約50店舗で構成される。日本からはローソン、ファミリーマート、山崎パンに加え山本海苔店プロデュースのおむすび屋などが出店。

[編集] 構造

  • 高さ:492.3m(SRCS造地上101階、地下3階)
  • 延床面積:381,600m2
  • 建築面積:14,400m2
  • 敷地面積:30,000m2

[編集] 建設に関わる問題

  • 計画当初は入口に回転扉を予定していたが、六本木ヒルズでの事故を機にスライド式に計画を変更した。
  • 当初4年かかると言われていた工期を3年に縮めた事で耐久性が問題視されている[要出典]
  • 地盤調査を工事が始まってからするなど工事全体に問題があり、現に地盤沈下が始まっている[要出典]

[編集] アクセス

[編集] 脚注

  1. ^ “日刊建設工業新聞 2008年9月8日 上海環球金融中心が開業”. 日刊建設工業 

[編集] 外部リンク


最終更新 2009年11月26日 (木) 22:32 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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