上高田少年合唱団

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上高田少年合唱団(かみたかだしょうねんがっしょうだん)は、東京にあった児童合唱団。1950年代から70年代前半にかけて、数多くのテレビのアニメ番組・実写番組のテーマ・ソングのレコーディングに参加した。

目次

[編集] 歴史

  • 1948年(昭和23年)春、東京第二師範学校(現・東京学芸大学)を卒業した奥田政夫が、東京都中野区立上高田小学校(現在の新井薬師前駅の近く。所在地は現在も上高田である)に教師として赴任し、同小学校の上級生を集めて指導を始める。60~70人の児童が集まったが、当初はほとんどが女子であった。
  • 1950年、男子だけの合唱団となる。同年11月「全日本学生音楽コンクール」合唱部門で、いきなり東日本一位に。
  • 1953年「NHK全国唱歌ラジオコンクール」で、全国一位に。
  • 1954年、両コンクールで全国一位に。「上高田」の名が全国的に知られるようになる。
  • レコード、ラジオ、テレビ番組の主題歌の仕事も舞い込むようになり、「上高田小学校児童」として歌うわけにもいかないということで「上高田少年合唱団」という芸名で吹き込むことになる。
  • 1957年に放送開始したラジオ番組『赤胴鈴之助』の主題歌を歌う。
  • 1959年、奥田が東京都練馬区立開進第四小学校へ転任。
  • 1962年、奥田が東京都板橋区立中根橋小学校へ転任。
  • 奥田は転任先でも合唱の指導を続け、テレビの収録などにはその時々の教え子を連れて行ったが、名称は引き続き「上高田少年合唱団」を踏襲した。つまり『鉄腕アトム』(1963)や『スーパージェッター』(1965)などの主題歌を歌っていたのは、中野区上高田ではなく、実際には練馬区や板橋区の児童であった。
  • 1975年、指導者の奥田政夫が退職。「上高田少年合唱団」の歴史も幕を閉じた。

[編集] 担当作品

など

[編集] 余談

  • 1996年、上高田小学校は創立70周年を迎え、その記念に往年の合唱団のOBに集まってもらい児童に歌を披露してもらおうという話がもちあがったが、全国に散ったOBたちの多くは消息がつかめず、一時的な復活の夢は果たせなかった。
  • 歌手で俳優の高橋元太郎(『水戸黄門』のうっかり八兵衛役など)は、上高田小学校出身で上高田少年合唱団メンバーであった。

[編集] 参考図書

読売新聞社会部編『東京今昔探偵』(中公新書ラクレ,2001) pp.143-147「上高田少年合唱団 澄んだ歌声で夢運ぶ」

最終更新 2008年12月12日 (金) 04:47 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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