不凍液

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不凍液(ふとうえき)とは、水冷エンジンや住宅の暖房ヒーターの一部などの内部を循環する冷却水(クーラント)の一種で、冬期寒冷地)において凍結しないように作られた液体のことである。

冷却水が凍結すると、ラジエター内の細管が破裂することがある。例えば真水摂氏0度以下になると凍結し始めとなる。真水が固体化すると体積が膨張してしまうため、真水を用いるとラジエターなどの破裂に繋がる。よって、摂氏0度以下になる寒冷地では冷却水に真水を使用するのは適さない。そこで、この冷却水を低温でも液体の状態を保つような凝固点の低い不凍液に置き換えておく必要がある。

主成分はエチレングリコールなどであり、濃度によって耐低温性能を調節できる。エンジン用の不凍液は、を防ぐ防食剤や冷却効率を高める消泡剤など、他の機能を発揮する成分が含まれていることから、2年程度を目途として定期的に交換した方が良い(新車時から10年間交換不要とするメーカーもある)。なおエチレングリコールは毒性があることから、交換した廃液を河川下水に流すことは禁物である(一部では毒性の無いグリセリンも使用される)。

寒冷地仕様車では、水に対する不凍液濃度を高くすることで、寒冷地での使用に適正化させている。北海道では標準装備とされることが多い。

エチレングリコール自体は無色であるが、市販の不凍液には誤飲防止用および不凍液確認用に着色剤によってがつけられている。なお、この色は製品によってバラツキがある。自動車用の不凍液を例にすると、日本車では主にのものが用いられており、他にも薄いピンクなどもある。これは製造するメーカーの違いや不凍液を使用する機材の違いなどの理由により色が異なっているものであり、この色の違いが不凍液の性能を示しているものではない。

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最終更新 2009年10月26日 (月) 03:56 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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