不可知論

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不可知論(ふかちろん、: agnosticism)は、形而上の存在、死後の世界、の存在、神のお告げなど、神学に関する命題の真偽、また客観的本質的な実存は本質的に認識することが不可能である、とする宗教的、あるいは哲学的な立場をいう。

1868年(あるいは69年)にトマス・ヘンリー・ハクスリーによって造語された。宗教的には純粋に「神はいるともいないとも言えないのだ」とする公平な中立的不可知論と、無神論者であると言明するのがはばかられる場合に用いられる消極的無神論がある。しかしこの立場はしばしばマルクス・レーニン主義者や科学原理主義者を含む積極的な無神論者からも(相対主義的であるなどで)批判の対象となった。積極的な無神論者で、ブライト運動の推進者でもあるリチャード・ドーキンスは『神は妄想である』の中で、王立協会の会員へのアンケートの結果から、イギリスの知識人集団では97%が無神論か不可知論(あるいは家族や伝統への忠誠心から宗教的観念を否定しない、実質的な不可知論)に属すると述べた。

不可知論には懐疑論、現象学実証主義などの立場から現象と実存を区別し、そこから客観的本質的な実存に対して認識不可能性を導き出す。不可知論においても客観的実存を絶対のものとして認識を言葉以上のものではないとする極端な立場があり、また認識不可能性を認めつつも想定することは可能であるという立場がある。

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最終更新 2009年9月15日 (火) 12:16 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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