中世ラテン語

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中世ラテン語(ちゅうせいラテンご、: medieval latin)は、中世カトリック教会文語として用いられたラテン語である。「教会ラテン語」という名称とほぼ同じである。

[編集] 語彙

ギリシア語から借用したキリスト教に関係する単語が多い。またゲルマン語の単語も用いられることがある。

[編集] 文法

口語(民衆ラテン語から派生したロマンス諸語・及びゲルマン諸語)をなぞった用法が見られる。

  • unus,ille,quisdamを冠詞のように用いる
  • 古典語では不定詞を用いるところをquodによる副文で表す

[編集] 表記

当時の読音を反映して表記に揺れがある。

  • 二重母音aeがeと書かれる(puellae→puelle)
  • hが書かれない・本来はない位置にhが書かれる(habere→abere,corona→chorona)
  • 母音の間のhがch[k]と書かれる(mihi→michi)
  • 母音の間のtがcと書かれる(divitiae→diviciae)
  • 二重子音と単子音の混同(tranquillitas→tranquilitas)
  • mn,mtなど鼻音+破裂音が並ぶときに間に破裂音が入る(alumnus→alumpnus)
  • 語中のvi(特に完了形の語尾)が脱落する(novisse→nosse)

最終更新 2009年10月12日 (月) 07:15 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【中世ラテン語】変更履歴

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