中山金杯

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中山金杯
開催地 中山競馬場
格付け GIII
1着賞金 4300万円
距離 芝2000m
出走条件 サラブレッド系4歳以上(国際)
負担重量 ハンデキャップ
第1回施行日 1952年1月20日
  

中山金杯(なかやまきんぱい)は、日本中央競馬会(JRA)中山競馬場2000mで施行する中央競馬重賞GIII競走である。正式名称は日刊スポーツ賞中山金杯である。

目次

[編集] 概要

1952年中山競馬場で「日刊スポーツ賞・金杯」として同競馬場の新年最初の重賞競走として創設された。第1回はハンデキャップレースの2600mで施行されたが、1954年から別定戦に変更された。

創設当初は1月中旬の施行であったが1961年より新春最初の開催に移行し、このときからハンデ戦に変更、距離も2000mに短縮された。

1970年からは関東の新春開催が東京競馬場で施行されたので、この競走も東京競馬場で施行される。ただし、1972年は関東地区での馬インフルエンザの影響で12月末から2月までの競馬開催が中止されたため、4月末の福島競馬場での施行となった。

1980年に関東の新春開催が中山競馬場に戻されたため中山競馬場での施行となり、1984年にはグレード制施行によりGIIIに格付けされた。

1996年から電話投票の全国・全レース発売等の環境整備に伴い、京都競馬場で施行される金杯(現在の京都金杯)との区別をするため、中山金杯とレース名が変更された。2006年から国際競走となった。現在は春の天皇賞宝塚記念を目指す中長距離馬の新年度を占う重賞競走として施行されている。

1976年から2006年1985年を除く)まで1月5日に固定されて開催されていた。これは、地方競馬との申し合わせにより年末年始の12月29日から1月3日まで中央競馬を開催しないことになっていることと競馬法施行規則第1条の2の中で土曜日日曜日祝日に加えて「1月5日から同月7日」の開催が認められているためである。

2006年に競馬法施行規則が改正されたため、2007年1月6日の施行となり、第1回中山競馬の開催日数は7日間となった。中山金杯が1月5日以外に開催されるのは1985年以来となった。

また、2009年は1970年以来39年ぶりに1月4日に施行された。

2008年からはJRAプレミアムの対象競走に指定された。

出走資格はサラ系4歳(旧5歳)以上で、施行日当日の1週前から過去1年前までの期間内に1回以上出走のJRA所属の競走馬及び外国調教馬である(8頭まで)。

負担重量はハンデキャップ。

総額賞金は8,180万円で1着賞金4,300万円、2着賞金1,700万円、3着賞金1,100万円、4着賞金650万円、5着賞金430万円と定められている。

[編集] 歴史

  • 1952年 - 中山競馬場の芝2600mの5歳以上(現4歳以上)のハンデキャップの重賞競走「金杯」として創設。
  • 1954年 - 負担重量を別定に変更。
  • 1960年 - 前年の9月1日から日本競馬の時計が変更になったのに伴い、時計表示が1/5秒表示から1/10秒表示に変更。
  • 1961年 - 距離を2000m、負担重量をハンデキャップに変更。
  • 1970年 - 施行場を東京競馬場に変更。
  • 1971年 - 積雪の影響でダート2100mに変更。
  • 1972年 - 馬インフルエンザ流行の影響で、4月に福島競馬場で順延開催。
  • 1978年 - 積雪の影響でダート2100mに変更。
  • 1980年 - 施行場を中山競馬場に戻す。
  • 1984年 - グレード制施行によりGIIIに格付け。
  • 1989年 - 昭和最後の関東地区重賞競走となる(開催直後に『昭和』から『平成』に改元されたため)。
  • 1994年 - 混合競走に指定。
  • 1996年
    • 名称を「中山金杯」とする。
    • 中山競馬場の改修工事による振替開催により東京競馬場の2000mで施行。
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「5歳以上」から「4歳以上」に変更。
  • 2002年 - 東京競馬場の改修工事による振替開催により東京競馬場の2000mで施行。
  • 2006年 - 混合競走から国際競走に変更され、外国調教馬は4頭まで出走可能となる。
  • 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、外国調教馬の出走枠が8頭に拡大。
  • 2008年 - JRAプレミアム対象競走に指定。
  • 2009年 - 1970年以来39年ぶりに1月4日の開催となり、京都金杯と開催日が異なるのも馬インフルエンザの影響で関東の競馬開催ができなかった1972年以来37年ぶり。

[編集] 歴代優勝馬

回数 施行日 優勝馬 性齢 勝時計 優勝騎手 管理調教師
第1回 1952年1月20日 サチフサ 牡4 2:46 2/5 蛯名武五郎 藤本冨良
第2回 1953年1月18日 アサトモ 牡4 2:47 2/5 古山良司 望月与一郎
第3回 1954年1月17日 ガイセイ 牡4 2:53 4/5 保田隆芳 尾形藤吉
第4回 1955年1月16日 ハクリヨウ 牡5 2:45 2/5 保田隆芳 尾形藤吉
第5回 1956年1月22日 クリチカラ 牡6 2:57 2/5 森安弘明 尾形藤吉
第6回 1957年1月20日 ホマレモン 牡4 2:44 1/5 山本勲 尾形藤吉
第7回 1958年1月19日 オンワードゼア 牡4 2:48 1/5 野平好男 二本柳俊夫
第8回 1959年1月18日 トサオー 牡4 2:47 3/5 野平祐二 松山吉三郎
第9回 1960年1月17日 カネチカラ 牡4 2:48.1 森安弘明 阿部正太郎
第10回 1961年1月3日 ヤマニンモアー 牡4 2:05.8 藤本勝彦 藤本冨良
第11回 1962年1月3日 オンスロート 牡5 2:03.3 山岡忞 中村広
第12回 1963年1月3日 カネツセーキ 牡4 2:03.4 伊藤竹男 久保田金造
第13回 1964年1月3日 トースト 牝5 2:04.1 保田隆芳 尾形藤吉
第14回 1965年1月3日 アサホコ 牡5 2:04.2 加賀武見 藤本冨良
第15回 1966年1月3日 ヤマドリ 牡5 2:03.8 森安弘明 森末之助
第16回 1967年1月3日 ヒガシソネラオー 牡5 2:06.1 伊藤竹男 久保田金造
第17回 1968年1月3日 オンワードヒル 牡5 2:04.8 牧野三雄 中村広
第18回 1969年1月5日 ハクセツ 牝4 2:04.4 岡部幸雄 高橋英夫
第19回 1970年1月4日 スイートフラッグ 牝6 2:03.8 野平祐二 野平省三
第20回 1971年1月5日 コウジョウ 牡5 2:12.0 吉永正人 松山吉三郎
第21回 1972年4月30日 コーヨー 牡4 2:01.6 川上征雄 川上武一
第22回 1973年1月7日 クリイワイ 牡4 2:04.8 郷原洋行 大久保勝之
第23回 1974年1月6日 イナボレス 牡5 2:01.4 宮田仁 大久保末吉
第24回 1975年1月6日 ウエスタンダッシュ 牡4 2:03.1 伊藤正徳 尾形藤吉
第25回 1976年1月5日 アイフル 牡5 2:03.1 菅原泰夫 仲住芳雄
第26回 1977年1月5日 ハーバーヤング 牡5 2:02.0 岡部幸雄 稲葉秀男
第27回 1978年1月5日 シマノカツハル 牡5 2:09.7 小島太 古山良司
第28回 1979年1月5日 シービークロス 牡4 2:00.6 吉永正人 松山吉三郎
第29回 1980年1月5日 ヨシノスキー 牡4 2:08.4 的場均 佐藤征助
第30回 1981年1月5日 ドロッポロード 牡4 2:02.0 中野栄治 荒木静雄
第31回 1982年1月5日 エイティトウショウ 牝4 2:04.4 中島啓之 奥平真治
第32回 1983年1月5日 ヨロズハピネス 牡4 2:02.2 伊藤正徳 尾形充弘
第33回 1984年1月5日 ドウカンヤシマ 牡4 2:01.8 大塚栄三郎 田中朋次郎
第34回 1985年1月6日 スズパレード 牡4 2:00.4 田村正光 富田六郎
第35回 1986年1月5日 クシロキング 牡4 2:01.6 岡部幸雄 中野隆良
第36回 1987年1月5日 トチノニシキ 牝5 2:02.6 蛯沢誠治 栗田博憲
第37回 1988年1月5日 アイアンシロー 牡6 2:01.9 蓑田早人 森末之助
第38回 1989年1月5日 ニシノミラー 牡5 2:00.7 武藤善則 佐藤全弘
第39回 1990年1月5日 メジロモントレー 牝4 2:00.4 横山典弘 奥平真治
第40回 1991年1月5日 カリブソング 牡5 2:00.4 柴田政人 加藤修甫
第41回 1992年1月5日 トウショウファルコ 牡6 1:59.6 柴田政人 新関力
第42回 1993年1月5日 セキテイリュウオー 牡4 2:00.5 田中勝春 藤原敏文
第43回 1994年1月5日 ヒダカハヤト 牡7 2:00.7 大塚栄三郎 森安弘昭
第44回 1995年1月5日 サクラローレル 牡4 2:00.5 小島太 境勝太郎
第45回 1996年1月5日 ベストタイアップ 牡4 1:59.3 横山典弘 松山康久
第46回 1997年1月5日 ベストタイアップ 牡5 2:01.5 岡部幸雄 松山康久
第47回 1998年1月5日 グルメフロンティア 牡6 2:01.4 岡部幸雄 田中清隆
第48回 1999年1月5日 サイレントハンター 牡6 2:00.8 吉田豊 大久保洋吉
第49回 2000年1月5日 ジョービッグバン 牡5 2:01.4 山田和広 坪正直
第50回 2001年1月5日 カリスマサンオペラ 牝4 2:01.2 中舘英二 崎山博樹
第51回 2002年1月5日 ビッグゴールド 牡4 1:59.0 柴田善臣 中尾正
第52回 2003年1月5日 トーホウシデン 牡6 2:00.0 田中勝春 田中清隆
第53回 2004年1月5日 アサカディフィート 騸6 1:59.2 中舘英二 鶴留明雄
第54回 2005年1月5日 クラフトワーク 牡5 1:59.0 横山典弘 後藤由之
第55回 2006年1月5日 ヴィータローザ 牡6 1:59.4 柴山雄一 橋口弘次郎
第56回 2007年1月6日 シャドウゲイト 牡5 2:02.4 田中勝春 加藤征弘
第57回 2008年1月5日 アドマイヤフジ 牡6 2:00.7 川田将雅 橋田満
第58回 2009年1月4日 アドマイヤフジ 牡7 1:58.5 川田将雅 橋田満

[編集] サイン

1980年代の中山金杯の勝ち馬の傾向から、『金杯では「金」のつく馬が勝つ』というサインが語られることがある。詳しくはサイン理論を参照。

[編集] 関連項目

最終更新 2009年12月2日 (水) 08:49 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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