中華まん

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豚まん
蒸籠で蒸される肉まん

中華まん(ちゅうかまん)とは、小麦粉酵母などをこねて発酵させた柔らかい皮で、具を包んで蒸し上げた饅頭である。中華圏で包子(パオズ bāozi)と呼ぶものに相当する。

目次

[編集] 歴史

元々は中村屋1927年に中国の包子を元に、日本人向けにして、売り出した中華饅頭が最初とされている。以後、中華まんが広く食べられるようになった[1]

[編集] 概要

一般的には豚肉などを入れた肉まん(地方によっては「豚まん」と呼ばれることがある)や小豆のあんまんが代表格である。近年では、ピザまん、カレーまん、海鮮中華まん、餃子まんなど、多様な変り種の中華まんも販売されている(後述)。 また、『○○ロール』と呼ばれる細長い形状の種類も存在している。 コンビニエンスストアでは、8月~9月頃より冬季にかけて出来上がったものが保温されて販売されている。

[編集] 主な具の種類

[編集] 中国由来

肉まん、豚まん(にくまん、ぶたまん)
豚肉タマネギタケノコ、干しシイタケなどをみじん切りにして煮たものを入れる。干し貝柱オイスターソースフカヒレなどを入れることもある。日本ではピロシキの具もこれに近い場合がある。皮の上部にはひねったような模様がつけられ、外見であんまんと区別される(作るときも具をそこから入れて閉じるためという側面もある)。関西地方では主に「豚まん」の呼称が使われる(関西では「肉」といえば一般的に牛肉を指すため)。大阪の551蓬莱は特に有名(なお、初期には牛肉入りの「肉まん」と鶏肉入りの「鶏(かしわ)まん」もあった)。また横浜の中華街などでも豚まんと呼称する店舗もある。
中国南部での朝飯主流のまんは三種類ある。豚肉や中華葱、醤油、老酒などで作る肉まん、小白菜、干し豆腐と椎茸が入っている野菜まん、そしてあんまんである。それ以外にも野菜肉まんやいろいろな種類がある。皮は日本のものより薄くジューシーでよく好まれている。 
あんまん
小豆こしあんを中に入れる。ラード胡麻油を加えてコクや風味を加えることが多い。肉まんや他の具材と区別するために食紅で中央に印をつけたものもある。粒あんを用いることもある。
桃まん(桃包)
皮にはの実に似せた形と食紅による着色で装飾し、白あんなどを具に用いる。点心の一つで、縁起の良い食べ物とされる。巨大な桃まんの中にミニサイズの桃まんが入ったものは子宝や富の象徴とされ、中国では慶事に供される。
叉焼包(チャーシューパオ)
刻んだ叉焼を甘辛く煮たものを具とする。皮の上部が割れてこの具の一部が外からも見えるようになっている。

[編集] 日本での発明

ピザまん
肉まんまたは豚まんの具をトマトケチャップで味付けし、中にチーズを入れたものが多い。本来のピザとは異なる味。
カレーまん
皮にターメリック着色料などを加え、見た目がカレー色(黄色)をしている。具は肉まんまたは豚まんの具をカレー風味に調味したものや、カレーパンドライカレーに近いものがある。

[編集] 特殊なバリエーション

[編集] サークルKサンクス

[編集] ミニストップ

  • かりかりまん 海鮮中華(10月~翌3月ごろまで)
  • かりかりドーナツ チーズソーセージ(10月~翌3月ごろまで)
  • かりかりまん 豚角煮カレー(10月~翌3月ごろまで)
  • かりかりまんチーズラザニア(10月~翌3月ごろまで)

[編集] ファミリーマート

  • プリンまん(販売終了)

[編集] ローソン

  • ミニまんシリーズ - 2007年度冬季に新メニューとして登場。現在4種類のミニまんが存在する
  • ミルクキャラメルまん(販売終了)

[編集] セーブオン

  • さくらあんまん
  • 牛すじまん
  • チーズまん
  • 焼いもまん
  • ぎょうざまん(販売終了)

[編集] セブンイレブン

  • 豚角煮まん

[編集] 主な中華まん製造メーカー

[編集] タレ・からし

  • 九州地方(特に九州北部)では、コンビニで中華まんを購入すると、もれなくタレ(基本的に酢醤油。[1])がついてくる。これは九州南部や他地方では見られない独特の習慣で、そもそもタレを用いない地域も多い。
  • 関西のコンビニでは、小袋に入った練り辛子をサービスする習慣がある。関西でも酢醤油などで食す習慣はあるが、一般的には(嗜好にもよるが)練り辛子やウスターソースで食すことが多い[要出典]

[編集] 北海道の中華まんじゅう

北海道では中華まんじゅうまたは中華まんというと、小麦粉、砂糖、卵を原料とするパンケーキ状の生地(中花種)でを挟んだ菓子を指すことがある。中花が転じて中華となり、中華まんじゅうと呼ばれるようになったと考えられている。

[編集] 三国志

三国志演義では蜀の諸葛亮が南蛮征伐ののち成都帰還のさい、大河が氾濫して立ち往生して難渋したが、南蛮の風習で生贄として人間の生首を差し出せば河の主の怒りが収まるとの土地の古老の話しを聞き、これは野蛮な行為だとして麦粉の皮に肉の詰め物をしたものを荒れた大河に流したところ氾濫がおさまったという。これが饅頭(肉饅頭)の始原だとする。

[編集] 注釈

  1. ^ 希望すればピザまん等にも添付される

[編集] 関連項目

最終更新 2009年11月22日 (日) 03:54 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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