丹下左膳余話 百萬両の壺

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丹下左膳餘話 百萬兩の壺
監督 山中貞雄
製作 日活京都撮影所
脚本 三村伸太郎
出演者 大河内傳次郎
喜代三
音楽 西悟朗
主題歌 東海林太郎『丹下左膳の唄』
撮影 安本淳
編集 福田利三郎
配給 日活
公開 1935年6月15日
製作国 日本
言語 日本語
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丹下左膳餘話 百萬兩の壺』(たんげさぜんよわ ひゃくまんりょうのつぼ)は、1935年(昭和10年)の時代劇映画である。日活京都撮影所が、山中貞雄を監督に、丹下左膳役に大河内傳次郎で製作した。11巻もの、同年6月15日封切。

目次

[編集] 概要

ポスター。

百万両の金子が隠し場所が塗り込められた「こけ猿の壺」をめぐって丹下左膳と柳生一門との争奪戦に、丹下左膳が居候をしている矢場の女主人櫛巻きお藤と孤児ちょび安とのエピソードを絡めたホームコメデイ。

それまで丹下左膳の映画を撮っていた伊藤大輔監督が1934年(昭和9年)9月に日活を退社。ために三部作の予定だったトーキー版「丹下左膳」の最終作「尺取横町の巻」が宙に浮いてしまった。そこで急きょ山中貞雄に作らせることになったという。

山中貞雄は伊藤作品の丹下左膳をパロデイ化した。スティーヴン・ ロバーツ監督のアメリカ映画『歓呼の涯』 (Lady and Gent, 1932年) をベースにモダンな明るい作風を目指し、お藤役に歌手の喜代三を登用、屑屋役の高勢実乗鳥羽陽之助コンビでコミカルさを加えるなど独自の演出を施すほか、伊藤作品における虚無的な左膳のイメージを廃して根っからの好人物に変え、大河内傳次郎の喜劇俳優の才能を見事に引きだしている。音楽もムソルグスキー作曲『禿山の一夜』などのクラシックの名曲を採用するなど洗練度を強めている。

だが丹下左膳のイメージに合わないと、原作者の林不忘側から抗議を受けている。終盤のアクションシーンのフィルムプリントは戦後、行方不明になっていたが2004年(平成16年)に発見されたが、音声がなかった。

豊川悦司主演の映画『丹下左膳 百万両の壷』(2004年、監督津田豊滋)は、本作のリメイクである。

[編集] キャスト

[編集] スタッフ

  • 撮影 : 安本淳
  • 照明 : 井上栄太郎
  • 装置 : 島康平
  • 背景 : 角井嘉一郎
  • 編集 : 福田利三郎
  • 衣裳 : 稲次招
  • 美粧 : 三浦源次郎
  • 結髪 : 新橋 川端ソヨ
  • 剣導 : 尾上緑郎
  • 助監督 : 萩原遼
  • 記録 : 安田公義
  • 撮影助手 : 近藤憲照、福島宏、中西公弘、西原英一郎、竹村三郎
  • 装置助手 : 織田金蔵、吉田儀一
  • 録音助手 : 福島威

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月27日 (金) 13:54 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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