九字護身法
九字護身法の最新ニュースをまとめて検索!
密教 |
|---|
| 仏教 |
| 大乗仏教 |
| 時代・地域 |
| 初期 中期 後期 インド チベット 中国 日本 |
| 主な宗旨(日本) |
| 東密 (古義) 高野山 東寺 御室派 大覚寺派 醍醐派 泉涌寺派 善通寺派 善通寺派 中山寺派 三宝宗 須磨寺派 律宗 信貴山 東密 (新義) 新義 智山派 豊山派 室生寺派 台密 (天台宗) |
| 如来 菩薩 |
| 如来 菩薩 明王 天 |
| 経典 |
| 大日経 金剛頂経 蘇悉地経 理趣経 |
| 思想 基本教義 |
| 即身成仏 三密 入我我入 曼荼羅 護摩 東密 広沢流 小野流 古義 新義 |
| 関連人物 |
| 東密 大日如来 金剛薩埵 竜樹 竜智 金剛智 不空 恵果 空海 台密 最澄 |
| ウィキポータル 仏教 |
九字護身法(くじごしんぼう)は、九字(臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前・(行))の呪文を唱えながら手印を結ぶことによって、悪鬼怨霊を遠ざけ災いから身を守ると信じられてきた密教や修験道の術。「九字を切る」ともいう。
目次 |
[編集] 由来
九字は、四世紀の中国の書『抱朴子』(zh:抱朴子(ほうぼくし) 葛洪 東晋)に由来している。
抱朴子曰 入名山 以甲子開除曰 以五色繒各五寸 懸大石上 所求必得 又曰 入山宜知六甲秘祝 祝曰 臨兵鬥者 皆陣列前行 凡九字 常當密祝之 無所不辟 要到不煩 此之謂也
– 『抱朴子』卷17 内篇·登渉
ということは、「臨(りん)・兵(びょう)・鬥(闘 とう)・者(しゃ)・皆(かい)・陣(じん)・列(れつ)・前(ぜん)・行(ぎょう)」という九字の密祝が記されている。
なお、中国の符呪では「九字劍印訣」、「九字眞言」(九字真言)という名である。
[編集] 九字護身法・その1
以下は、早九字(はやくじ) もしくは 刀印(とういん)とも呼ばれる方法である。まず人差し指と中指を伸ばし、ほかの指を丸めて手剣をつくる。「退魔の早九字」とも。
- 「臨」と唱え、空中で横線を引く。
- 「兵」と唱え、空中で縦線を下ろす。
- 「闘」と唱え、「臨」のときの下に横線を引く。
- 「者」と唱え、「兵」のときの右で縦線を下ろす。
- 「皆」と唱え、「闘」のときの下に横線を引く。
- 「陣」と唱え、「者」のときの右で縦線を下ろす。
- 「列」と唱え、「皆」のときの下に横線を引く。
- 「在」と唱え、「陣」のときの右で縦線を下ろす。
- 「前」と唱え、「列」のときの下に横線を引く。
連続すると、5行4列の格子が宙に描かれる。
[編集] 九字護身法・その2
- 金剛鈷印(独鈷印):「臨」と唱え、左右の手を組み、人差し指を立てて合わせる。
- 大金剛輪印:「兵」と唱え、左右の手を組み、人差し指を立てて、中指をからませる。
- 外獅子印:「闘」と唱え、左右互いに中指・人差し指をからませて伏せ、親指・薬指、小指を立て合わせる。
- 内獅子印:「者」と唱え、左右互いに中指で薬指をからませ、人差し指を立て合わせる。
- 外縛印:「皆」と唱え、左右の指をそれぞれ外に組み合わせ、右手の親指を外側にする。
- 内縛印:「陣」と唱え、左右の指を互いに内に組み合わせて入れ、左の親指を内に入れる。
- 智拳印:「列」と唱え、左四指を握り、親指のみを立てて、右手で握る。正式には左手の食指を立てそれを右手で握る。右の親指は中に入れる。
- 日輪印:「在」と唱え、左右の親指・人差し指の先を付け、余った四指は開く。
- 隠形印(宝瓶印):「前」と唱え、左の手を握り、右の手を上へ寄り添わせる。
[編集] 外部リンク
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 Text is available under GNU Free Documentation License.
最終更新 2009年11月30日 (月) 20:39 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【九字護身法】変更履歴

