九能帯刀
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九能 帯刀(くのう たてわき)は、高橋留美子の漫画作品『らんま1/2』の登場人物(声:鈴置洋孝、熱闘編の65・66・68話と『高橋留美子展』で上映のオリジナルアニメでは辻谷耕史)
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[編集] 人物
風林館高校剣道部主将、自称「風林館高校の蒼い雷(いかずち)」。父は風林館高校の校長で妹に小太刀がいる。乱馬が来るまでは風林館高校最強の男(且つ「最悪の変態」)と言われていた。男前なのだが、変態なので学校の女子からは敬遠されている。連載初期からの主要人物であり、登場回数も多い。
木刀(たまに日本刀)を所持し、漫画で乱馬が初めて戦った相手。転校してきた乱馬との初戦で引き分けるが、以後は乱馬に勝負を挑んでは軽くあしらわれるパターンが定着してしまい、いわゆる「やられキャラ」化してしまった。
ただし、特殊な道具を手に入れたり、霊の類いや伝説の生き物にとり付かれたりと、何かしらの「条件」がついた時にはそのエピソード限りで乱馬を圧倒することも多い。(詳しくは後述「九能に関係があるもの」にて)
超高速連打の「突き」を得意技とし、その剣圧だけで銅像を破壊できるほどの威力を持つが、基本的に乱馬には通じない。もっとも乱馬にはスピードが追いつかないだけで突きの威力自体は凄まじいらしく、乱馬は九能に敗北する時にほとんど一撃で倒されている。
初登場時からあかねに惚れており、「天道あかねに勝たなければこの九能帯刀が交際を認めない」と風林館高校の全学生に宣言したため、あかねは毎朝、自分との交際を求める運動部員達に戦いを挑まれてしまっていた。その後女らんまと出会い、闘いに一度敗れた後は女らんまにも惚れてしまった。二人にいつも交際を迫るが彼女達からは敬遠されている。もちろん二股なので、らんまとあかねのどちらと交際するべきか日頃から葛藤しているようである。 アニメでは一度だけなびきまでも好きになったこともあり、交換日記を交わしていた。(なびきは交換日記を乱馬と八宝斎に書かせていた)。
一度女らんまの名前を「早乙女乱馬」であることを確認したにも関わらず、女らんまが男乱馬の変身した姿であることは気付いておらず、女らんまを「おさげの女」と呼ぶ。
脈絡なく突然現れ、主要メンバーに絡むことがよくある。剣道着で現れることが多いが、登下校中や授業中はちゃんと学生服を着ている。豪邸に住んでおり、人を札束でひっぱたくシーンがあることなどから、かなりの大金持ちであると推測される。(先述の通り、父は風林館高校の校長職にある)
変態ではあるが、教養には長けている(初期に「馬鹿」という字は間違えたが)ようで、日頃から古文を愛読していたり、古文をそのまま抜粋したセリフを吐く時があるほか、書道にも長けている描写がある。ペットに犬のアルマジロ君を飼っている。
[編集] 性格
自信過剰で思い込みの激しい部分がある(普通の人でも気づけるような事を気づく事が出来ないなど)。また、乱馬以上にナルシストな一面もあり、本人が自分のことを「顔よし、姿よし、頭よし、リッチで幸せ、人格者、その上強くて賢いパーフェクト人間」との自画自賛にも表れているように、とにかく自信に充ち溢れている。確かに顔はよく裕福で、九能の性格を知らない女子にはモテるし、剣道の腕前もあり一般人とは比較にならない強さを持つが、作者の高橋留美子はこの九能の自信過剰ぶりについていけないと語っていた。なお、容姿ベースは面堂終太郎であり、自信過剰ぶりは面堂に通じるところがある。
らんまとあかねにはしつこく交際を迫り間違いなく変態なのだが、その割には時々真面目で交際の手順は守ろうとすることもある。女性に対しては優しく、フェミニスト。あかね絡みのことで乱馬とよく戦うが、乱馬の方からちょっかいを出されることも多い。
[編集] 九能に関係があるもの
- 満願丸
- 選ばれし者しか抜くことができないという、伝説の日本刀。どんな願いでも三つかなう。ただし、「願いを増やす」といった類の願いは「ルール違反」らしく、刀から怒りの鉄拳が飛ぶ。また、願いは抜いた本人(つまり九能)の声でしかかなえられない。玄馬と乱馬が共に体質を直すためにこれをめぐって争った。
- すいか島
- 伝説の修行場らしく、島のいたるところにスイカがあり、九能がここで必死に秘剣を得るために修行した。あまりに激しい修行のため九能は記憶喪失になってしまうが、その代わりに秘剣を得ることができた。九能はスイカ割り大会のために修行しに行った。乱馬は自分と闘うための修行と勘違いしたが決してそうではない。
- 鳳凰の卵
- 封印されし鳳凰の卵で、今卵を頭の上に乗せたものは秘剣『鳳凰剣』を会得することができる。九能が札束で骨董品屋の老人をひっぱたいて買った。卵を頭の上に載せると卵からヒナがかえり、最初に見たものを敵と思いこみ(いわゆるすりこみ)、巣立つまで攻撃するという代物。ヒナが巣立つまで100年位かかるので、成長を促進する餌がある。この薬は丸薬のはずだが、あかねは液状のドロドロした奇妙な薬を作ってしまっている。
- こうそくひえんとう
- アニメで登場した秘薬。八宝斎が造った物で、煎じて飲むと光の速さとツバメのしなやかさが思いのままになる薬。っというのは八宝斎の嘘で、九能に下着泥棒のおとりをさせるための口実。本当は八宝斎の爪の垢だが、下着泥棒のおとりにされた九能は怒った女子生徒の攻撃に耐え、パワーアップした。乱馬を苦戦させるほどの腕にまでに成長するが、やはり爪の垢なので腹を壊してしまい、敗北する。この修行(?)により、旋風剣という新技も身に付けた。
- 宮本武蔵の木刀
- 天井裏を掃除していた佐助が発見した宮本武蔵が使っていたという木刀。宮本武蔵の霊が宿っており、帯刀に取り憑いた。木刀を破壊すれば霊は消える。騒動の解決後、佐々木小次郎の刀の鞘も発見されている。
[編集] 声優について
当初は神谷明が推薦されていたが、監督は、「新人など、今までの高橋留美子作品に無いものを」と考え、却下された。だが、高橋留美子の強い推薦により、その九能帯刀に仕える猿隠佐助という新たなアニメオリジナルキャラクター(デザインは、高橋留美子が担当)が登場している。しかし、それも、監督には認められず、別の声優となっている。
[編集] その他
- 声優に神谷明を推薦されることからもわかるように、全体的に前作の『うる星やつら』の登場人物の面堂終太郎と共通点が多い。
- アニメオリジナルストーリーで八宝斎の弟子になる話がある。鈴置は永井と『ドラゴンボール』で天津飯役と八宝斎と同じく悪の師匠の鶴仙人役で共演しており、久遠寺右京役の鶴ひろみとも共演している。
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最終更新 2009年11月14日 (土) 20:26 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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