事なかれ主義
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事なかれ主義(ことなかれしゅぎ)とは、解決すべき問題が発生しているのにもかかわらず、それを避けたり、あるいは見て見ぬふりをしたりして、係わり合いになるのを避け、問題を放置する消極的な考え方。 なお、表記については、「事勿れ主義」や「ことなかれ主義」と書かれることも多い。
平穏無事に物事が済めばよいという考え方なので、多数決などを取るときは、多数の意見に賛成することが多い。また、官僚制組織などでは、収益が上がらないなどの問題が発生しても倒産しない思いが根底にあり、問題解決による成果より、波風を立てたことによって問題解決を推進した人物が問題視され、ひいては処罰される傾向があるといわれる。その結果、問題が放置されやすいという問題点がある。
日本においても、空前の財政赤字や北朝鮮問題の悪化の背景には、官僚社会の事なかれ主義があると指摘する者もおり、軽視しがたい問題になっている。明治以来、大きな変革のなかった官僚組織ないし人事評価制度の制度疲労を指摘する者もいる。直轄負担金の問題も、2009年に大阪府知事の橋下徹に厳しく指摘されるまで、中央官僚と地方自治体との間の、「馴れ合い」や「もたれ合い」による、事なかれ主義によって放置されてきたものであるとの見方もある。
最近では、学校でのいじめ問題や教育問題の対応についても、事なかれ主義が指摘されている。校長や教頭などの管理職、末端の教員の人事考課や学校の評判を下げたくないばかりに隠蔽を行い、結果的に被害者の親族がマスコミに告発して発覚するケースがある。例を挙げれば、福岡中2いじめ自殺事件や滝川市立江部乙小学校いじめ自殺事件 がある。
[編集] 事例
- 民事介入暴力
- 行政介入暴力
[編集] 関連項目
最終更新 2009年5月25日 (月) 08:23 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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