二子玉川
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二子玉川(ふたこたまがわ)は東急田園都市線・大井町線二子玉川駅周辺を中心とした地域の通称である。住居表示でいうところの世田谷区玉川・瀬田の一部にあたる。「フタコ」、「ニコタマ」という愛称で呼ばれることがある。
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[編集] 二子玉川の範囲
行政上「二子玉川」という町名・住居表示は存在しない。よって「二子玉川」の範囲は明確に区画できないが、一般的には世田谷区玉川の全域と瀬田の南部をさすことが多い。
時には二子玉川駅を最寄とする岡本、鎌田、宇奈根、また隣接する上野毛・野毛の一部(国分寺崖線下~多摩川沿線付近)といった周辺地域を含んで使用される場合もある。
[編集] 「二子玉川」の由来
二子玉川の名は、多摩川を挟んで川崎市側の「二子」と世田谷区側の「玉川」に由来する。また、同地付近にあった「二子の渡し」にも深い関連がある。
「二子」という町名は、二子玉川からみて多摩川の対岸にあたる神奈川県川崎市高津区にある(ただしこちらは「ふたご」と濁って読む)。同地に「二子塚」なる塚(現存しない)があったことに由来するという。
[編集] 郊外SCの先駆・玉川高島屋SC
駅西口前に玉川高島屋SCが存在する。玉川高島屋SCは1969年11月11日、日本初の郊外型ショッピングセンター(SC)としてオープンした。
当時高島屋は東京の城南方面を商圏としてカバーしたいと考えており城南方面からの各路線が集中する渋谷への出店を検討したが既存の建物で埋め尽くされており出店の余地がなく、他の街を探すことになる。しかしあくまで都内にこだわり、神奈川県内への出店は全く考えていなかった。これは多摩川を一歩渡っただけで店舗価値・ブランド力が大きく下がると高島屋は考えたからである。
そこで自由が丘と二子玉川が候補になったが多摩川の眺望、当時の地価がそれほど高くなかったこと、当時は当地に二子玉川園を主体とした施設があり多くの城南方面の家族連れで賑わっていたことなどが決め手となり、二子玉川への出店が決定された。1996年10月4日の新宿高島屋タイムズスクエア開業まで、高島屋系列で城南方面をカバーする店舗は当SCのみであった。
郊外SCの先駆であり、昭和50年代に入ると玉川高島屋SCは参考にされながら、郊外SCは爆発的に増え始めた。現在では、駅西口周辺は高島屋を中心として街が形成されている。
[編集] 二子玉川の今後
二子玉川駅東口周辺は西口側の上記にあるような繁栄に比べれば、特に1985年3月31日に二子玉川園が閉園してからは活気を失っていた。こういった事情を打破する為、閉園後二子玉川園跡地を中心とした再開発が計画された。その後計画の見直しや反対運動[1]などを経て、20年経過した2005年3月に東京都より第1期事業施行地区の事業認可を得た。名称は「二子玉川東地区第一種市街地再開発事業」で、東京都より認可され東急不動産などが主体となった組合「二子玉川東地区市街地再開発組合」が施行する。
再開発のテーマは「国分寺崖線の豊かな緑を基とした自然と都市の調和」。計画面積は11.2ha(第1期は8.1ha)で、組合施行としては全国最大規模である。多摩川沿いの駅ビルを軸としたI街区、超高層の商業棟とホテルを軸としたII街区、超高層マンション(最高151m)を軸としたIII街区が計画されている。また再開発前は東口周辺の道路の多くが狭歪路で雑然としていたが、駒沢通りや駅前交通広場が整備され交通アクセスが向上する予定である。住民のための「二子玉川公園(仮称)」も計画されている。
2007年には立ち退きに同意した建物の解体工事が行われ、駅入り口付近などに立ち退いた商店の仮設店舗が開業した。同年末にはI-b街区の予定地にあった建物はほとんど解体され、翌年1月にIII街区の基礎工事が開始された。同年6月ごろまでにはIII街区の基礎工事はほぼ完了し仮設バスターミナルや周辺道路の整理を行い、I-b街区の基礎工事を開始した。その後は、III地区の建物工事などに着手している[2]。
再開発を見据えて1997年、二子玉川駅が大幅改良された。また2003年9月8日には玉川高島屋S.C.南館が大幅に増改築オープンされ、2004年には駅前(西口)の富士観会館跡に二子玉川初の高層マンションとして野村不動産が販売する27階建の「プラウドタワー二子玉川」が竣工した。
[編集] 二子玉川の自然
二子玉川近辺の緑地や河川には、都会では貴重な自然が残っている。コイやナマズといった淡水魚、鴨や白鷺といった鳥類の姿も見られる。緑地には運動場のほか整地されていない原っぱもある。河原にある兵庫島公園周辺には、そのような緑地が多い。入漁料を払うことになっているが、釣りも楽しめるので釣り人の姿もある。写真にある兵庫橋は野川に掛かる橋で、駅から緑地に行くための主なルートのひとつとなっている。
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兵庫橋と野川 |
[編集] 一般道路
- 国道246号(玉川通り)
- 東京都道11号大田調布線(多摩堤通り)
- 駒沢通り
[編集] 鉄道路線
[編集] 関連項目
- 玉川地域
- 二子玉川駅
- 二子玉川園
- 二子玉川タイムスパーク - 二子玉川園閉園後、再開発計画地に建設された施設。
[編集] 脚注
- ^ 住民が中心となった二子玉川東地区再開発を考える会など。
- ^ 工事進捗速報
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年10月15日 (木) 13:22 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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