第二次性徴
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第二次性徴(だいにじせいちょう、英: Secondary sex characteristic)は、胎生期に生じる生殖腺や生殖器に直結する部分に見られる雌雄の違い(第一次性徴)以外の、性による体の形質の差を言う。性的に成熟する過程で雌雄の形態の差を生じる現象は性的二形といわれ、多くの生物に見られるが、人間においては、おおむね10〜15歳頃から身体的特徴に性別による違いが発達し始める。第二次性徴が発達しはじめ、子供から大人の身体に変化している時期を思春期と呼ぶ。本稿では主に人体について記述する。
目次 |
[編集] 生理
思春期に視床下部からの性腺刺激ホルモン放出ホルモンの増加が生じ、それによって下垂体より性腺刺激ホルモンが分泌される。これによって男性では精巣が発育し、女性では卵巣が発育し、それぞれ精巣からはテストステロンやアンドロゲンが、卵巣からはエストロゲンが分泌されて生じてくる。
[編集] 発育
男女とも第二次性徴が現れる時期や順序、見た目などには個人差がある。男性と女性とでは、女性の方が第二次性徴が始まる時期が早い。
第二次性徴が始まる時期は、おおむね男性は10〜14歳頃、女性は9〜13歳頃からが多いが、早い者で男性は9歳頃、女性は8歳頃から始まる者もいれば、遅い者で男女とも16歳頃から始まる者もいる。また、急速に発育する者もいれば、緩やかに発育する者もいる。
目安であるが、男性、女性、以下の順で変化が生じてくる。
[編集] 男性
陰嚢の増大と変色が始まった時から第二次性徴に入る。
- 精巣(睾丸)の増大、それに伴い陰嚢が増大し、赤みが帯びてくる。
- 陰茎の長大化
- 陰毛の発生
- 精通の発生
- 変声(声変わり)の発生
- 腋毛、髭の発生、乳輪の面積が若干広くなり、乳頭と共に茶色や黒色に変色する。
- 包皮の後退、陰嚢・包皮が黒みを帯びてくる。
- 肩幅が広くなる。
- 筋肉の発育
- 乳房の発育(女性ほど顕著ではないが乳房が発育する場合があり、女性化乳房が発生することもある)
- 顔面の変化
- 体臭の発生(いわゆる、男臭くなる)
これらの発生・発育の順番が入れ替わることもある(特に精通や筋肉の発育は個人差がみられる)。例えば、変声が起きてから陰毛が生える者も少なくない。
[編集] 女性
乳房が発育し始める「乳頭期」から第二次性徴に入る。
- 乳房の発育
- 性器の発育
- 陰毛の発生
- 初潮の発生
- 腋の下には腋毛が生える。
- 皮下脂肪の増大
- 骨盤が発育し、ヒップがふっくらと膨らんで丸みを帯びていく。
- ウエストにくびれが形成される。
- 変声(一般に男性の変声のみが強調されるが、女性でも起こる)
- 顔面の変化
- 体臭の発生(いわゆる、女臭くなる)
男性と同様、これらの発生・発育の順番が入れ替わることもある。例えば、乳房・性器の発育や陰毛の発生が始まった後に初潮を迎えることが多いのだが、中には初潮を迎えてから乳房・性器の発育や陰毛の発生が始まるという者もいる。
[編集] 関連項目
最終更新 2009年11月23日 (月) 09:54 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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