五日市線

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五日市線
土休日に運行されるホリデー快速あきがわ号(2009年5月31日、武蔵五日市駅)
土休日に運行されるホリデー快速あきがわ号
(2009年5月31日、武蔵五日市駅)
五日市線の路線図
路線総延長 11.1 km
軌間 1067 mm
電圧 1500 V (直流)

五日市線(いつかいちせん)は、東京都昭島市拝島駅から東京都あきる野市武蔵五日市駅までを結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線幹線)である。

目次

[編集] 概要

東京地区の電車特定区間の路線の一つであり、青梅線八高線が接続する拝島駅から西へ延び、東京都西部の昭島福生あきる野の各都市を結ぶ。青梅線を介して中央線との直通電車も乗り入れる。

かつては、武蔵五日市駅から拝島駅方面にあった三内信号扱所まで戻ってスイッチバックし、武蔵岩井駅に向かう岩井支線(正式には本線の末端区間)があったが廃線となり、現在は西東京バスの武蔵五日市駅 - 松尾・つるつる温泉間の路線バスで代替している。武蔵五日市駅が高架化・改築されたため、廃線跡は同駅手前に一部が残る程度である。

全区間でSuicaおよびこれと相互利用可能な乗車カードが利用可能となっている。ラインカラーは中央線・青梅線と共通のオレンジバーミリオン)が使用されている。

[編集] 路線データ

全線八王子支社の管轄である。

[編集] 運行形態

全車、豊田車両センター所属のE233系電車の6両編成(土曜・休日の一部は4両編成)で運行される。中央線と共通のオレンジバーミリオン()の帯が巻かれた車両が用いられる。

青梅線・中央線を経由して東京駅まで直通する列車があり、上り列車は朝に平日は2本、土休日は1本運転され、拝島駅八高線高麗川駅始発の4両編成を連結する。一方、下り列車は平日・土休日とも2本運転されるが、平日は2本とも八高線へ入る列車を併結するのに対し、土休日は1本目が青梅線青梅駅へ向かう列車を、2本目が八高線に入る列車を併結する。

土曜・休日には下りは新宿駅発、上りは東京駅着で「ホリデー快速あきがわ号」が3往復運転されている(詳しくはホリデー快速おくたまを参照のこと)。

2007年3月18日のダイヤ改正からはE233系電車が運用を開始し、平日朝の武蔵五日市発東京行に女性専用車が導入された。かつての主力201系電車は、2007年11月のE233系電車(専用編成)先行投入で一旦運用を離脱し、翌2008年2月の一斉置き換えで一旦単独運用にのみ一時的に復活したが3月までにすべて運用終了となった。中央線直通列車にはE233系電車と共通で201系電車も使用されていたが、こちらも2008年3月のダイヤ改正で撤退(非分割運用のみの使用のため五日市線へは入線できなくなった)となったため、以後は例外なくE233系電車が使用されている。2008年3月15日のダイヤ改正より、ドアの通年半自動扱いを開始した。

[編集] 歴史

五日市線は私鉄の五日市鉄道が建設したものである。1930年に立川 - 拝島 - 武蔵五日市 - 武蔵岩井間が全通し、立川 - 拝島間では青梅電気鉄道(現在の青梅線)と完全に並行していた。1940年に南武鉄道に合併され、同社の五日市線となったが、1944年に南武鉄道が戦時買収により国有化され、本路線も国有鉄道五日市線となった。その際、青梅線と並行する立川 - 拝島間は不要不急線として休止され、戦後復活することはなかった。

ただし、立川 - 武蔵上ノ原と、旧・南武鉄道の武蔵上ノ原 - 西立川間は現在も南武線・中央本線下り線(立川駅南側)との連絡線(青梅短絡線)として利用されている。

[編集] 年表

  • 1925年大正14年)4月21日 五日市鉄道 拝島仮 - 五日市間(6.6M≒10.62km)が開業。拝島仮停車場、東秋留駅、西秋留駅、増戸駅、五日市駅新設
    • 5月15日 拝島 - 拝島仮間(0.3M≒0.48km)延伸開業し青梅電気鉄道の既設駅に乗入れ。拝島仮停車場廃止
    • 5月16日 増戸駅を武蔵増戸駅に改称
    • 6月1日 五日市駅を武蔵五日市駅に改称
    • 9月20日 武蔵五日市 - 武蔵岩井間(1.7M≒2.74km)延伸開業。大久野駅、武蔵岩井駅新設
  • 1926年(大正15年)7月1日 (貨)多摩川駅新設
  • 1930年昭和5年)4月1日 営業距離をマイル表記からメートル表記に変更(8.6M→13.9km)
    • 4月4日 病院前停留場新設認可
    • 7月13日 立川 - 拝島間 (8.1km) 延伸開業。武蔵上ノ原駅、郷地駅、武蔵福島停留場、南中神駅、宮沢停留場、大神停留場、武蔵田中停留場、南拝島駅新設
  • 1931年(昭和6年)5月28日 熊川停留場新設
    • 5月29日 武蔵田中停留場を駅に格上げ認可
    • 10月30日 熊川停留場を駅に格上げ認可
    • 12月8日 貨物支線 武蔵田中 - 拝島多摩川間 (1.6km) が開業。(貨)拝島多摩川駅新設。(貨)多摩川駅を(貨)武蔵多摩川駅に改称
  • 1940年(昭和15年)10月3日 南武鉄道に合併し同社五日市線となる。(貨)武蔵多摩川駅廃止
  • 1944年(昭和19年)4月1日 買収・国有化され五日市線となる。停留場を駅に格上げ。病院前停留場を武蔵引田駅に改称。武蔵上ノ原駅、宮沢停留場、武蔵田中駅廃止。貨物支線(武蔵田中 - 拝島多摩川間)の起点を南拝島駅に変更 (+1.4km)。武蔵五日市 - 武蔵岩井間改キロ (-0.1km)
    • 10月11日 本線 立川 - 拝島間 (8.1km)、貨物支線 南拝島 - 拝島多摩川間 (3.0km) 休止(実質廃止)。郷地駅、武蔵福島駅、南中神駅、大神駅、南拝島駅、(貨)拝島多摩川駅休止
  • 1961年(昭和36年)2月17日 拝島 - 武蔵岩井間を電化(直流1500V)
  • 1971年(昭和46年)2月1日 本線 大久野 - 武蔵岩井間 (0.6km) 廃止。武蔵岩井駅廃止。武蔵五日市 - 大久野間の旅客営業を廃止、貨物支線とする。全線にCTCを導入
  • 1982年(昭和57年)11月15日 貨物支線 武蔵五日市 - 大久野間 (2.1km) 廃止。(貨)大久野廃止。立川 - 武蔵五日市間の貨物営業廃止
  • 1987年(昭和62年)3月31日 西秋留駅を秋川駅に改称
  • 2007年(平成19年)3月18日 中央線直通の201系電車の置き換えで、E233系電車が乗り入れ開始
  • 2008年(平成20年)3月15日 E233系電車使用列車でドアの半自動扱い開始(通年)

[編集] 駅一覧

  • 全駅東京都に所在。
  • 定期列車は中央線・青梅線直通列車も含め全列車全駅に停車する。
  • 列車交換 … ◇・∨・∧:交換可、|:交換不可
駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ 接続路線 列車交換 所在地
拝島駅 - 0.0 東日本旅客鉄道青梅線立川中央線東京まで直通運転あり)
八高線
西武鉄道拝島線
昭島市
熊川駅 1.1 1.1   福生市
東秋留駅 2.4 3.5   あきる野市
秋川駅 2.2 5.7  
武蔵引田駅 1.5 7.2  
武蔵増戸駅 1.3 8.5  
武蔵五日市駅 2.6 11.1  

[編集] 廃止区間

括弧内は起点からの営業キロ。

本線(1982年全線廃止)
武蔵五日市駅 (0.0km) - 三内信号扱所 - 大久野駅 (2.1km) - 武蔵岩井駅 (2.7km)
※三内信号扱所は武蔵五日市駅構内扱い。
本線(1944年休止)
立川駅 (0.0km) - 武蔵上ノ原駅 (0.8km[1]) - 郷地駅 (2.1km) - 武蔵福島駅 (2.8km) - 南中神駅 (3.5km) - 宮沢停留場 (4.5km) - 大神駅 (5.1km) - 武蔵田中駅 (5.5km) - 南拝島駅 (6.6km) - 拝島駅 (8.1km)
※取消線を引いた駅は廃線前に廃止された駅。
貨物支線(1944年休止)
武蔵田中駅 (0.0km) - (貨)拝島多摩川駅 (1.6km)

[編集] 廃駅

#廃止区間にある駅を除く。括弧内は拝島駅起点の営業キロ。

  • (貨)武蔵多摩川駅 - 1940年廃止、熊川 - 東秋留間 (2.0km)

[編集] 脚注

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  1. ^ 立川駅 - 武蔵上ノ原駅は二重線籍であった南武鉄道貨物線では0.9km

[編集] 関連項目

最終更新 2009年10月18日 (日) 18:19 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【五日市線】変更履歴

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