五色台
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座標: 北緯34度22分44秒 東経133度56分3秒 / 北緯34.37889度 東経133.93417度 五色台(ごしきだい)は、香川県高松市から坂出市にまたがる大崎山、峰山(黒峰)、北峰、青峰、白峰山、太平山、猪尻山の連峰である。大部分が瀬戸内海国立公園の一部で、香川県の中央部から瀬戸内海にせり出した溶岩台地である。また瀬戸内海を望む景勝地の一つでもあり、国民休暇村などの宿泊施設がある。
目次 |
[編集] 地理
香川県のほぼ中央に広大な面積を占める溶岩台地で、300メートルから400メートル級の峰が連なり、全体になだらかな台地状になっている。最高峰は猪尻山の483メートルであるが三角点が無く、最高峰の三角点を持つのは標高478.7メートルの太平山である。
香川県はこの五色台によって東西に二分され、広義ではここを境に以東を東讃、以西を西讃と言う。
[編集] 定義
五色台の範囲を明確に設定する定義はない。それは五色台と呼ばれるこの連峰自体がいびつな星型になっており、五色台の範囲にこの星型の先端部を含めるか含めないかで範囲は変わるからである。
[編集] 観光
稜線を南北にぬって香川県道281号五色台線(旧・五色台スカイライン)が走り、車窓や展望台から瀬戸内の眺望を満喫できる。頂上付近に国民休暇村(休暇村讃岐五色台)がある。
白峰には、四国霊場第81番札所白峰寺、青峰中腹には、四国霊場第82番札所である根香寺が建つ。
[編集] 歴史
名前は赤峰、黄峰(黄ノ峰)、黒峰、青峰、白峰の5峰にちなんでいる。これは五行説の五方にちなんだ五色を各峰に色を割り当てている。これは弘法大師が命名したと言われている。また、すぐ近くに紅峰(紅ノ峰)もあるが、これは五色台に含まれない。
[編集] 交通アクセス
[編集] 送信所
五色台には香川県内を見渡せるロケーションの良さから全ての県域FM放送、NHK高松放送局FMラジオ放送とエフエム香川の放送送信所が置かれている。またかつては当時県域テレビ局であったRNC西日本放送の旧親局も置かれていたが、現在は廃止されて同社のFPU基地局として使用されている。
ここではその放送用の鉄塔のみについて記述する。
[編集] 放送区域
香川県の中央に位置し、標高もある程度高いこともあって放送区域は香川県のほぼ全域に達する。そのため香川県内の県域FM放送の送信所はここのみで、中継局などは無い。またロケーションの良さから電波は香川県内どころか瀬戸内海沿岸の広い範囲に到達している。その中でも特にFM香川の電波到達範囲は香川県のほぼ全域並びに淡路島を含む兵庫県南西部、岡山県南部、愛媛県東予地方、徳島県の各瀬戸内海側およそ116万世帯に及ぶ。
[編集] 歴史
- 1958年(昭和33年)7月1日 - RNC西日本放送高松標準テレビジョン放送局開局。
- 1960年(昭和35年)8月3日 - RNC西日本放送の出力が映像10kWへ増力。音声は変化なし。
- 1969年(昭和44年)3月1日 - NHK高松放送局FMラジオ放送開局。
- 1979年(昭和54年)4月1日 - RNC西日本放送の放送対象地域がそれまでの香川県に加え岡山県へ拡大。
- もともと無指向性のVHF波であるため7年後の廃止までこの送信所に変化は無し。
- 1986年(昭和61年)9月17日 - RNC西日本放送高松本局金甲山送信所へ移転。これによりRNC青峰送信所は廃止。
- 1988年(昭和63年)4月1日 - エフエム香川開局。
[編集] 施設
全社が単独で鉄塔を建て、他の鉄塔群と同様に香川県道180号鴨川停車場五色台線沿いに位置している。
[編集] 青峰
五色台の鉄塔群の中でも最も北側に位置し、岡山県側である瀬戸内海側に最も開けた峰である。なお鉄塔がある山頂広場までは県道180号からある程度奥まったところにあり、そこまで自動車通行可能な幅の蛇腹状のアクセス路があるが現在は封鎖されているため、一般人の立ち入りは出来ない。
またこの峰の東側には四国霊場第82番札所である根香寺がある。
[編集] NHK-FM
- 所在地:香川県高松市中山町1501-154
NHK高松放送局がFM放送を送信しており、青峰山頂広場の西端、RNC旧親局の南西側に位置する。
このFM専用施設はNHK単独で使用していて、空中線形式は双ループアンテナ3段2面である。なお送信面は2面であるが鉄塔が三角柱のため北方向以外の全ての方向に電波を出していることになる。FM香川と違い岡山県方向には電波を出していない。
[編集] 旧RNC
- 所在地:香川県高松市中山町1501
かつてRNC西日本放送の親局はこの青峰山頂に位置しており、山頂一帯は現在でもRNCの所有である。標高は450メートル、敷地面積1万坪、そのうち局舎の面積は183坪で、全ての施設はRNC単独で使用していた。またアンテナ高は地上50メートル、空中線形式はスーパーターンスタイルアンテナ6段であった。
五色台自体が瀬戸内海に突き出た山であり、空中線高も海抜500メートルと比較的高いことから、開局時の映像出力5kWの時でさえ受像半径は70キロメートルにも及んだ。
廃止後に送信用のスーパーターンスタイルアンテナは外されて鉄塔のみが残り、東側に新たに建てられた鉄塔と共に西日本放送の業務用鉄塔として使われている。高松市周辺や、丸亀市周辺の古い建物では今なおVHFアンテナをこの五色台に、もしくは五色台と金甲山に向けている世帯がある。
[編集] 太平山
- 所在地:香川県高松市国分寺町新居字大平3973-1
エフエム香川(愛称:FM香川)の太平山送信所が置かれている。県道180号沿いに位置しているが、周囲が樹木に覆われているため入口から鉄塔は見えず、周辺には他の行政の鉄塔群もあるため鉄塔の発見は困難である。
施設はFM香川単独で使用していて、空中線形式は双ループアンテナ3段2面2段1面である。青峰に位置するNHK-FMの送信所との違いは、北方向すなわち岡山県方向にも2段の双ループアンテナが付いており、同じ出力でも電波の到達範囲はこちらのFM香川のほうが圧倒的に広い。
[編集] 地上アナログテレビジョン放送放送設備(廃止)
| チャンネル | 放送局名 | コールサイン | 空中線電力 | ERP | 放送対象地域 | 放送区域内世帯数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 9 | RNC西日本放送 | JOKF-TV | 映像10kW/音声2.5kW | - | 岡山県・香川県 | - |
| ※局名は高松本局 ※厳密には廃止ではなく金甲山送信所への移転扱いである。 |
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[編集] FMラジオ放送放送設備
| 周波数(MHz) | 放送局名 | コールサイン | 空中線電力 | ERP | 放送対象地域 | 放送区域内世帯数 | 送信場所 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 78.6 | エフエム香川 | JOYU-FM | 1kW | 6kW | 香川県 | 約33万世帯 | 太平山 |
| 86.0 | NHK高松FM放送 | JOHP-FM | 7.1kW | 約27万7千世帯 | 青峰 | ||
| ※全局に指向性あり ※NHK-FMの正式な送信所名は、「NHK青峰FM放送所」 |
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[編集] その他の電波塔
放送用以外にも青峰から太平山にかけての香川県道180号鴨川停車場五色台線沿い一帯には行政や携帯電話会社の鉄塔が林立し五色台の景観の一部になっている。その鉄塔群は大きく分けて3ヶ所にある程度固まっている。なお以下の配置は北からの順である。
- 青峰山頂広場
- 本四高速青峰無線中継所
- RNC西日本放送の放送業務用鉄塔2塔
- NHK青峰FM放送所
- 香川県防災行政無線青峰中継局
- 太平山山頂付近
- エフエム香川太平山送信所
- 四国電力白峰中継所
- 海上保安庁五色台中継所
- NTTドコモ五色台無線中継所
- 猪尻山付近
- 大阪航空局高松VOP/TAC
- 香川県太平山中継局
- NTTドコモ白峰無線中継所
[編集] 備考
[編集] 周辺施設
- 五色台少年自然の家
- 五色台野外活動センター
- 瀬戸内海歴史民俗資料館
- 国民休暇村 讃岐五色台
- 香川県自然科学館


