井戸端会議
井戸端会議の最新ニュースをまとめて検索!
井戸端会議(いどばたかいぎ)は、かつて長屋の女たちが共同井戸に集まり、世間話や噂話に興じたさまから生じた言葉。主婦同士などによる世間話のこと。
[編集] 概要
江戸時代までは集合住宅そのものとして、その後も長く集合住宅の様式として残った長屋では、水を供給する井戸は長屋の共同設備であり、ここでは飲料水はもちろん炊事・洗濯から行水に使う水までもを求めた。同じ長屋で住むもの同士が順番に水を桶など容器に汲んで、各戸に用意された大きな水瓶まで運んでいって満たすまで往復する作業が行われた。この作業は、その各戸に住む家庭の主婦などの重要な仕事(家事)であったため、他の者が水を汲むまでの間は雑談に興じていたであろうことは想像に難くなく、落語など当時の風俗を伝えるものにも、数多く井戸端会議の姿は描かれている。
また、長屋の構造上では利便性を求め井戸はこれを備える長屋の間を通る私設生活道路の中央付近で比較的広い場所であったため、井戸の周りは自然と人が集まるようにもなっており、『筒井筒』の話が描くように、そこに住む子供もこの周りで遊んだりもしたようだ。また、長屋内で問題というほど深刻でもない情報が共有され、その一部には回覧板のような地域同報システムとして掲示板とまではいかなくても、貼り紙などの形で情報が示され、これを元として住民間で会話が行われることもあったであろう。長屋を舞台とする時代劇などにおいてもしばしば登場するシーンである。
現代社会においては、公園や教養講座、スポーツ教室、あるいは電話やインターネットによるチャットなど、世間話や噂話などを行う場所や方法は様々に存在している。この中では、やはり他愛ないおしゃべりや噂話から、テレビや新聞などで得た情報に絡む意見交換、あるいは自身の関心事を同好の士と語り合ったりなどされている。
しかし、顔の見えないインターネットの電子掲示板等を井戸端会議の感覚で用いると、単に生活地域で括られた狭いコミュニティ内とはまったくその背景が異なる部分にも絡んで、参加者に誤解を与えたり、世界規模で流言飛語が拡散してしまうなど、思わぬトラブルを生じる場合もある。
[編集] 関連項目
最終更新 2009年11月25日 (水) 05:14 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【井戸端会議】変更履歴



