京王線

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京王線
準特急、8000系
準特急、8000系
路線総延長 37.9 km
軌間 1372 mm
電圧 1500 V 架空電車線方式 (直流)
最高速度 110 km/h
tKHSTa
本八幡駅
LUECKE
都営新宿線
市電11、12系統
uexSTRrg uexSTRq
uexBHFq + HUB81
uexBHFq + HUB81
uexBHFq
新宿三丁目停留所
uexSTR
uexKBHFa + HUB83
uexKBHFa + HUB83
uexKBHFa
-0.6 京王新宿駅 1927-45
uexBHF + HUB84
uexBHF + HUB84
uexBHF
uexKBHFl + HUB82
uexKBHFl + HUB82
uexKBHFl
uexABZlg
新宿追分駅 1915-27
uexSTRrf uexSTR
tSTR uexSTR
丸ノ内線
tSTR
leer + HUB63
leer + HUB63
LUECKE + HUB25
LUECKE + HUB25
LUECKE
uexBHF + HUB82
uexBHF + HUB82
uexBHF
停車場前駅 -1925
tKRZ
BHFq + HUB26
BHFq + HUB26
BHFq
tKRZ uxmKRZo
山手線中央線
tBHF + HUB84
tBHF + HUB84
tBHF
KBHFl + HUB71
KBHFl + HUB71
KBHFl
tKRZ uxmKRZo
小田急小田原線
tSTR
leer + HUB73
leer + HUB73
tSTR + HUB25
tSTR + HUB25
tSTR
uexBHF + HUB82
uexBHF + HUB82
uexBHF
省線新宿駅前駅 1925-45
tSTR
exKBHFl + HUB26
exKBHFl + HUB26
exKBHFl
etKRZ uexABZlg
(旧)新宿駅 1945-63
tSTR
tKBHFl + HUB26
tKBHFl + HUB26
tKBHFl
tKRZt uxmKRZt tSTRlg
0.0 新宿駅 1963-
tSTRrf
leer + HUB26
leer + HUB26
tSTR uexBHF tSTR
0.6 葵橋駅 -1925
tSTRq + HUB26
tSTRq + HUB26
tSTRq
tKRZt uxmKRZt tKRZt
tBHFq + HUB81
tBHFq + HUB81
tBHFq
大江戸線
exGRENZE legende + HUB62
exGRENZE legende + HUB62
exGRENZE legende
tBHF + HUB25
tBHF + HUB25
tBHF
uexSTR + HUB25
uexSTR + HUB25
uexSTR
tSTR + HUB25
tSTR + HUB25
tSTR
leer + HUB61
leer + HUB61
新線新宿駅
tSTR uexSTR tSTR
京王線
tSTR uexSTR
tSTR + POINTERl
tSTR + POINTERl
tSTR
現行線
tSTR
uexSTR + POINTERl
uexSTR + POINTERl
uexSTR
tSTR
旧線
tSTR + POINTERl
tSTR + POINTERl
tSTR
uexSTR tSTR
京王新線
tSTR
uexBHF + texÜWcru
uexBHF + texÜWcru
uexBHF
texÜWor + tSTR
texÜWor + tSTR
texÜWor
1.0 新町駅 -1945
tSTR
exSTR + exÜWu+l
exSTR + exÜWu+l
exSTR
tSTR + texÜWclo
tSTR + texÜWclo
tSTR
tSTR exBHF tSTR
1.4 天神橋駅 -1939
tBHF exSTR tSTR
1.7 初台駅 1978-
tSTR exBHF tSTR
1.8 西参道駅 -1945
tSTR exBHF etBHF
2.0 (旧)初台駅 -1978
tSTR exBHF tSTR
2.1 幡代小学校前駅 -1914?
tSTR exBHF tSTR
2.4 幡代駅 -1945
tSTR
exÜWol + tÜWcru
exÜWol + tÜWcru
exÜWol
extSTR + tÜWor
extSTR + tÜWor
extSTR
tSTR tÜWo+l
exÜWo+r + exTUNNELe
exÜWo+r + exTUNNELe
exÜWo+r
tSTR tSTR exBHF
(旧)幡ヶ谷駅 -1978
tBHF tSTR exSTR
2.7 幡ヶ谷駅 1978-
TUNNELe TUNNELe exSTR
STRlf ABZdlg exSTRrf
BHF
3.6 笹塚駅
BHF
4.4 代田橋駅
leer + HUB63
leer + HUB63
BHF + HUB82
BHF + HUB82
BHF
5.2 明大前駅
STRrg
BHFq + HUB83
BHFq + HUB83
BHFq
KRZo STRrf
井の頭線
BHF + HUB84
BHF + HUB84
BHF
uKBHFl + HUB82
uKBHFl + HUB82
uKBHFl
6.1 下高井戸駅
STR
東急世田谷線
BHF
7.0 桜上水駅
BHF
7.8 上北沢駅
BHF
8.4 八幡山駅
BHF
9.1 芦花公園駅
BHF
9.9 千歳烏山駅
BHF
11.5 仙川駅
exSTRrg eABZrf
exBHF BHF
12.5 つつじヶ丘駅
exBHF BHF
13.3 柴崎駅
exSTR
exÜWul + STR
exÜWul + STR
exÜWul
texÜWclu
→地下化工事中
exSTR
STR + texÜWcro
STR + texÜWcro
STR
texÜWo+r
exBHF BHF extBHF
14.2 国領駅
exBHF BHF extBHF
14.9 布田駅
exSTRlf eABZlg extSTR
BHF extBHF
15.5 調布駅
STR
extSTR + texÜWol
extSTR + texÜWol
extSTR
texÜWclu
STR
extSTR + texÜWcro
extSTR + texÜWcro
extSTR
exÜWu+r
ABZlf + texÜWcru
ABZlf + texÜWcru
ABZlf
STRq + texÜWor
STRq + texÜWor
STRq
xABZlg
相模原線
exÜWu+l + STR
exÜWu+l + STR
exÜWu+l
texÜWclo KHSTe
橋本駅
BHF
17.0 西調布駅
BHF
17.7 飛田給駅
leer + HUB63
leer + HUB63
BHF + HUB82
BHF + HUB82
BHF
18.8 武蔵野台駅
HSTq + HUB83
HSTq + HUB83
HSTq
KRZo
白糸台駅
STR
西武多摩川線
BHF
19.6 多磨霊園駅
BHF
20.4 東府中駅
ABZlf STRlg
競馬場線
eBHF STR
(旧)東府中駅 -1940
STR KHSTe
府中競馬正門前駅
BHF
21.9 府中駅
KRZt
武蔵野線
eKRZo
下河原線
BHF + HUB84
BHF + HUB84
BHF
leer + HUB64
leer + HUB64
23.1 分倍河原駅
KRZo
BHFq + HUB83
BHFq + HUB83
BHFq
南武線
BHF
24.7 中河原駅
WBRÜCKE
多摩川
BHF
26.3 聖蹟桜ヶ丘駅
BHF
28.0 百草園駅
STR KHSTa
多摩動物公園駅
KDSTa STR STR
高幡不動検車区
STRlf ABZdg STRrf
動物園線
KRZu
BHFq + HUB81
BHFq + HUB81
BHFq
多摩都市モノレール
BHF + HUB84
BHF + HUB84
BHF
leer + HUB61
leer + HUB61
29.7 高幡不動駅
STRrg ABZrf
KDSTe STR
BHF
32.1 南平駅
BHF
33.4 平山城址公園駅
BHF
34.9 長沼駅
BHF
36.1 北野駅
ABZlf STRlg
高尾線
STR KHSTe
高尾山口駅
STR STRrg
横浜線
KRZu ABZlg
中央線
KRZu ABZlg
八高線
exSTRrg eABZrf STR
exSTR TUNNELa STR
exKBHFe + HUB81
exKBHFe + HUB81
exKBHFe
tKBHFe + HUB81
tKBHFe + HUB81
tKBHFe
STR
37.9 京王八王子駅
uexKBHFa + HUB83
uexKBHFa + HUB83
uexKBHFa
leer + HUB26
leer + HUB26
STR
東八王子駅前駅
uexSTR
leer + HUB26
leer + HUB26
STR
武蔵中央電気鉄道
leer + HUB62
leer + HUB62
HST + HUB82
HST + HUB82
HST
八王子駅
STR
中央線

京王線(けいおうせん)は、東京都新宿区新宿駅八王子市京王八王子駅間を結ぶ京王電鉄鉄道路線である。

「京王線」の呼称は、京王電鉄の広報物などにおいても、次のように多義的に用いられている。

  1. 新宿駅 - 京王八王子駅間の京王電鉄の路線
    国土交通省への届け出上の「京王線」。線増扱いの「京王新線」を含む。「京王本線」と呼ばれることもある。
  2. 上記から「京王新線」を除く路線
    「本線」と呼ばれることがある。「京王線新宿駅」というときの「京王線」はこの意味である。この記事では、この意味での京王線について述べる。京王新線については、京王新線の記事を参照。
  3. 京王電鉄の路線のうち、井の頭線以外の路線のすべて
    上記の京王線と規格が同一の京王新線相模原線競馬場線動物園線高尾線が含まれる。井の頭線は歴史的経緯により規格が異なる。
  4. 俗に「京王電鉄の運営する路線」の意味で井の頭線を含めたもの

目次

[編集] 路線概要

新宿と八王子を結ぶ路線であるので、国道20号首都高速4号新宿線中央自動車道・JR中央本線と並行していると言える。府中以東は国道20号にほぼ沿っており、聖蹟桜ヶ丘以西では川崎街道北野街道に沿いながら浅川をさかのぼっている。建設時の経緯(後述)から、府中駅を境にして長い直線区間が少なくなるのも特徴である。

[編集] 路線データ

  • 路線距離:37.9km
  • 軌間:1372mm
  • 駅数:32駅(起終点駅含み、初台駅と幡ヶ谷駅除く)
  • 複線区間:笹塚 - 京王八王子間 (34.3km)
  • 複々線区間:新宿 - 笹塚間 (3.6km)
  • 電化区間:全線(直流1500V)
  • 閉塞方式:自動閉塞式
  • 保安装置:京王形ATSデジタルATCに更新予定)
  • 最高速度:110km/h

複々線区間のうち、既存の線は京王線、都営新宿線直通のために造られた増設線は京王新線と呼ばれている。新線開通前に新宿 - 笹塚間にあった初台幡ヶ谷は新線開通時に新線に移設されたため、現在両駅は新線にしかない。また、新宿駅は両方にあるが、距離があるため、それぞれ京王線新宿、新線新宿のように呼ばれている。 初台幡ヶ谷の2駅に行くためには、列車種別に関わりなく、新宿側からは新線新宿から乗車し、笹塚側からは新線新宿行きまたは都営新宿線への直通列車に乗車することになる。

[編集] 新宿 - 笹塚

JR新宿駅の西隣、小田急新宿駅のさらに西隣の地下2階に南北に延びる3面3線の新宿駅を南に出て、国道20号を地下でくぐる。新宿区から渋谷区に入り、海側(京王八王子に向かって左側)2線が合流しながら右に半径110mの急カーブを切り、西南西に向きを変える。ここでシーサスポイントを通過。国道20号の少し南を走りながら旧初台駅跡を通る。ここまではカーブが連続するため減速信号現示により運転速度が制限される。幡ヶ谷駅を越えたところで上り線は急勾配(35‰)で地上へ、下り線はしばらくしてから京王新線と同時に地上へ出る。ここまでの地下区間において初台駅は京王線地下化後に地下線の京王新線に移転したため京王線側に旧駅跡が残っているが、幡ヶ谷駅は地上駅から京王新線に移転したため京王線側に旧駅の痕跡は全くない。上り線のみ踏切が1箇所あり、地上区間が他の3線より長い。そのまま上下線が京王新線を挟む形で高架の笹塚駅に登る。ここまでの地下区間は主に玉川上水の跡地を転用して建設された。旧初台付近までは比較的急な曲線が多い。駅の手前で東京都道420号鮫洲大山線(中野通りの延長)を越える。

トンネル内は騒音が大きいことから、下り列車では車内放送は新宿駅発車直後には「この先カーブが続きますのでお立ちのお客様はつり革か手すりにおつかまりください」とのみ言い、笹塚駅手前で地上に出てから放送する(車掌によっては新宿駅発車後に車内放送する場合もある)。

[編集] 笹塚 - 明大前

京王新線の電留線を挟みながら高度を下げ、世田谷区に入る。ここから世田谷区の北端をときおり杉並区に入りながらさらに西南西に向かう。環七通りを越え、玉川上水を越えたところに代田橋駅がある。代田橋駅手前までは高架であるが、ここから先は地上を進む。明大前駅井の頭線と交差する。

[編集] 明大前 - 千歳烏山

小さな起伏を超え、右に大きくカーブを切るところに、下高井戸駅がある。ここでは左から東急世田谷線を迎える。下高井戸駅を出ると再び起伏があり、向きを西北西に変え、車両基地(かつては工場もあったが現在は留置線のみ。詳細は若葉台検車区を参照)のある2面4線の桜上水駅へ。続く上北沢駅は京王線では数少ない島式1面の駅である。上北沢駅付近からしばらく首都高速道路との距離が離れる。上北沢駅を出ると高架駅の八幡山駅に向け駆け上る。八幡山駅は京王線では唯一、ホームのない通過線のある駅で、外側線が本線となっているのも唯一である。その高架により環八通りを越える。左に高架の電留線を見ながら高架線から駆け下りて、左にカーブを切って芦花公園駅、西南西に向かって、烏山川を跨ぎ、千歳烏山駅である。この付近はバイパスである国道20号と多少離れるが、旧道とは近い。

この区間では代田橋駅 - 八幡山駅で連続立体交差の計画がある(新宿 - 調布間の連続立体交差化事業および複々線化計画参照)。

[編集] 千歳烏山 - つつじヶ丘

仙川の谷に下り、これを渡ると地面は上がっていくが、線路はさらに下って切り通しに入る。調布市となり、仙川駅に着く。現在の仙川駅は山手線渋谷駅と同じようなホーム構造であるが、かつては島式1面であった。都道114号をくぐると武蔵野台地の国分寺崖線から入間川の谷に突き出す。高架(築堤)で進んで入間川を跨ぎ、武蔵野台地の武蔵野面の舌状台地へ着地する。

[編集] つつじヶ丘 - 調布

つつじヶ丘駅で左に電留線を見送りながら、本線は崖に突き出しながら国分寺崖線を再び下り、柴崎駅の先で野川を越える。国領駅構内で大きくのカーブを右に切る。ここから再び西北西に向きを変え、東京都道11号狛江通りと交差。布田駅でさらに右に曲がって、2面4線の調布駅へ入る。一連のカーブは半径300m前後で制限速度が70 - 75km/hである。

[編集] 調布 - 府中

相模原線とのポイントを通過したら、都道120号と交差する。相模原線を左に分けると、2003年に完成した鶴川街道の調布鶴川陸橋をくぐる。調布と西調布の駅間はその前後の倍以上ある。西調布駅を過ぎるとすぐ、中央道をくぐる。右手に味の素スタジアムを見ながら、ほどなく飛田給駅である。左右にカーブを切りながら府中市に入る。市道の切り通しを越えて、武蔵野台駅へ。駅端からすぐに土手を上り、市道、西武多摩川線、市道を越え、地上に降りて右にカーブを切って多磨霊園駅へ。このカーブでは京王の曲線制限としては最も高い105km/h制限の標識が立っているが、最高速度を出す列車(特に特急・準特急)は先行列車の関係で直後の信号で減速信号に掛かることが多いため、この最高制限速度を出す列車は少ない。続く東府中駅は下り線のみ待避線を持ち、さらにその南隣に競馬場線専用ホームがある。競馬場線を左に分けて旧甲州街道を斜めに横切り、線路も左にカーブを切りそのまま高架へ上ってゆく。小金井街道を越えて2面4線の府中駅に着く。

[編集] 府中 - 聖蹟桜ヶ丘

府中を出たらすぐに国分寺街道府中街道を跨ぎ、JR武蔵野線(地下)と交差して、大きく左にカーブを切りながら地上に降り、進路は南南西になる。ここで再び旧甲州街道の踏切があり、分倍河原駅へ。この駅の途中で立川崖線があり、ここから南は高架駅となる。その崖線下に沿ってJR南武線のホームがある。市道(ホーム下)と鎌倉街道旧道を越え、地上に降りる。降りきったところで中央道をくぐる。再び右にカーブを切りながら西南西に向かって高架に上がり、中河原駅である。ここで新道と合流した鎌倉街道を再び越える。左にカーブを切り、進路を再び南南西として多摩川を越え、多摩市に入る。右に急カーブを切って聖蹟桜ヶ丘駅である。この駅は古くはカーブの途中にあったが、高架化の折りに駅ホームの一部を直線としている。

[編集] 聖蹟桜ヶ丘 - 高幡不動

ここから川崎街道の北側に沿って走る。野猿街道の一部立体交差を越えると、左から多摩丘陵が迫る。日野市に入り、ここからは多摩丘陵と多摩川の間の狭い平野の南端近くを走ることになる。地平に降りて右、左にカーブを切ると百草園駅。しばらく直線で進むと、右から程久保川が迫り、これを越えると、多摩モノレールの高幡不動駅をくぐる。同時に都道と交差する。高幡不動駅は、動物園線用のホーム、線路を入れて3面5線の駅である。

[編集] 高幡不動 - 京王八王子

45km/hの低速で左にカーブを切り、右折した川崎街道と交差し、さらにその直進方向である北野街道に沿う。左に曲がって南西を向く。さらに左折すると南平駅である。右に曲がって、平山橋を渡る道と交差し、左に曲がると平山城址公園駅である。八王子市に入って、浅川、北野街道に挟まれるように右に大きく曲がり、勾配を上りながら西進すると長沼駅である。その先で北野街道が左から迫り、これと交差する。なお都道を左に見ながら再び上り勾配となり、直進し、右にカーブして湯殿川を渡り、高架2面4線の北野駅となる。国道16号八王子バイパスを越え、直進する高尾線に分かれて右にカーブし、西北西を向く。左からJR横浜線が迫り、並ぶところで野猿街道の陸橋をくぐる。横浜線を左に分けると、すぐに中央線八高線の高架をくぐる。左にカーブしながら地下に潜ってゆき、北西を向いて1面2線の京王八王子駅に至る。

[編集] 最混雑区間

京王線の朝ラッシュ時の最混雑区間は、下高井戸 - 明大前で170%であるが、急行や通勤快速の場合は190 - 200%に達し、ピーク時はそれ以上になることもある。また、明大前では多くの乗客が井の頭線に乗り換えるため、電車の遅延が発生することもある。

[編集] 歴史

京王電気軌道1913年笹塚駅 - 調布駅を開通させた。その後、小刻みに延長を繰り返し、新宿追分駅 - 府中駅間を1916年に全通させた。当初、新宿駅 - 笹塚駅、調布駅 - 府中駅 - 国分寺駅はバス連絡を行っていた(東京で最初のバス営業)。

府中駅 - 東八王子駅(現:京王八王子駅)間は、関連会社の玉南電気鉄道1925年に開業した。同区間は国から補助金を得るため、軌道法に基づく軌道ではなく、地方鉄道法に基づく鉄道として、軌間1067mmで建設された。そのため、京王電軌と玉南とは直通運転できなかった。 玉南は結局、中央線との競合を理由に補助金を得られなかった。そのため、1926年に京王電軌は玉南を合併。改めて軌道特許を取得して同区間を軌間1372mmに変更した。新宿追分 - 東八王子間の直通運転が開始されたのは1928年のことである。

京王線の幡ヶ谷駅以東は戦前、甲州街道を走る軌道だった。新宿方の起点は、現在は新宿駅西側の京王百貨店地下二階であるが、古くは、南口のJRの線路を乗り越えた先の新宿追分(新宿伊勢丹前交差点。現在の新宿三丁目駅に相当)であった。1936年、幡ヶ谷より新町までは玉川上水を暗渠とした上に専用軌道を敷設。新宿起点も追分交差点上から脇の四谷新宿駅(のちの京王新宿駅。現在は京王新宿三丁目ビルが立地)に移転した。戦争末期の1945年、新宿 - 初台間にある天神橋変電所が空襲に遭って電圧が低下した時、新宿駅南口の跨線橋の坂を電車が上れなくなったため、西口の現在の場所にターミナルが作られた(この場所は東横線新宿延伸計画用の土地だった。詳しくは、東京横浜電鉄新宿延伸計画を参照)。以降も、新宿駅と文化服装学院前までの間は甲州街道上に軌道が敷設されていたが、1953年道路中央を専用軌道化した。しかし、新宿駅周辺の甲州街道上り線を横切る踏切に遮断器が設けられていなかったことによるトラブルが相次ぎ、また甲州街道自体拡幅の必要に迫られ、京王線軌道敷を移設することになった。こうして新宿駅は1963年4月に現在の地下駅が完成し、同区間が地下化された。翌1964年に地下区間は初台駅の先まで、1983年には笹塚駅東側まで延長された。

[編集] 年表

  • 1913年(大正2年)4月15日 京王電気軌道笹塚 - 調布間 (12.1km) 開業。
  • 1913年(大正2年)10月11日 代々幡 - 笹塚間 (1.3km) 開業。
  • 1914年(大正3年)4月8日 幡代小学校前 - 代々幡間 (0.3km) 開業。
  • 1914年(大正3年)6月11日 代々木 - 幡代小学校前間 (0.7km) 開業。
  • 1914年(大正3年)11月19日 新町 - 代々木間 (0.6km) 開業。
  • 1915年(大正4年)3月31日 葵橋 - 新町間 (0.4km) 開業。
  • 1915年(大正4年)5月1日 停車場前 - 葵橋間 (0.4km) 開業。
  • 1915年(大正4年)5月30日 新宿追分(新宿三丁目) - 停車場前間 (0.1km) 開業。
  • 1916年(大正5年)9月1日 調布 - 飛田給間 (1.8km) 開業。
  • 1916年(大正5年)10月30日 飛田給 - 府中間 (4.2km) 開業。
  • 1917年(大正6年) 火薬庫前駅を松原駅に、上北沢駅を北沢駅に、下仙川駅を仙川に改称。布田駅開業。
  • 1918年(大正7年)5月1日 松沢駅開業。
  • 1919年(大正8年)9月 代々木駅を神宮裏駅に、改正橋駅を初台駅に改称。
  • 1920年(大正9年)3月27日 笹塚 - 上高井戸(芦花公園)間複線化。
  • 1920年(大正9年)4月5日 上高井戸 - 烏山(千歳烏山)間複線化。
  • 1920年(大正9年)4月15日 金子(つつじヶ丘) - 調布間複線化。
  • 1920年(大正9年)6月25日 烏山 - 金子間複線化。
  • 1923年(大正12年)5月1日 調布 - 府中間複線化。
  • 1925年(大正14年)3月24日 玉南電気鉄道府中 - 東八王子間 (16.3km) 開業(地方鉄道)。
  • 1925年(大正14年)5月1日 停車場前駅を葵橋駅と統合し新宿駅南口側に移転。
  • 1926年(大正15年)4月28日 北沢車庫前駅開業。
  • 1926年(昭和元年)12月27日 玉南電気鉄道を合併。
  • 1927年(昭和2年)6月1日 府中 - 東八王子間 (16.3km) 開業(軌道)。
  • 1927年(昭和2年)10月28日 新宿追分駅を新宿ビルディングに移転。
  • 1928年(昭和3年)5月22日 新宿追分 - 東八王子間直通運転開始。
  • 1928年(昭和3年)12月11日 屋敷分駅を分倍河原駅に改称[1]
  • 1929年(昭和4年)3月12日 分倍河原駅を南武鉄道(現・南武線)交差地点に移転。
  • 1929年(昭和4年)4月1日 関戸(聖蹟桜ヶ丘) - 北野間複線化。
  • 1929年(昭和4年)4月7日 府中 - 中河原間複線化。
  • 1929年(昭和4年)8月7日 烏山駅を千歳烏山駅に改称。
  • 1930年(昭和5年)3月6日 新宿追分駅を四谷新宿駅に改称。
  • 1932年(昭和7年)12月8日 多磨駅を市公園墓地前駅に改称。
  • 1932年(昭和7年)12月10日 北沢駅を上北沢駅に改称。
  • 1933年(昭和8年)8月11日 北沢車庫前駅を京王車庫前駅に改称。
  • 1934年(昭和9年)1月19日 代々幡駅を幡ヶ谷本町駅に改称。
  • 1935年(昭和10年)2月8日 松原駅を帝都電鉄(現・井の頭線)交差地点に移転し明大前駅に改称。
  • 1935年(昭和10年)11月12日 臨時競馬場前駅開業。
  • 1937年(昭和12年)5月1日 四谷新宿駅を京王新宿駅に、停車場前駅を省線新宿駅前駅に、京王車庫前駅を桜上水駅に、市公園墓地前駅を多磨霊園駅に、関戸駅を聖蹟桜ヶ丘駅に、百草駅を百草園駅に、高幡駅を高幡不動駅に改称。
  • 1937年(昭和12年)9月1日 幡ヶ谷本町駅を幡代駅に、松沢駅を八幡山駅に、上高井戸駅を芦花公園駅に、八幡前駅を東府中駅に改称。
  • 1938年(昭和13年)3月25日 下高井戸駅を日大前駅に改称。
  • 1939年(昭和14年) 天神橋駅廃止[1]
  • 1939年(昭和14年)7月21日 神宮裏駅を西参道駅に改称。
  • 1940年(昭和15年)10月26日 (旧)東府中駅を統合し臨時競馬場前駅を東府中に改称。
  • 1944年(昭和19年)5月31日 陸上交通事業調整法により、東京急行電鉄に合併され、同社の経営となる。
  • 1944年(昭和19年)6月1日 日大前駅を下高井戸駅に改称。
  • 1945年(昭和20年)7月24日 新宿起点を現在地(新宿西口)に移転。省線新宿駅前駅、新町駅、西参道駅、幡代駅廃止。
  • 1945年(昭和20年)10月1日 軌道から地方鉄道に変更。
  • 1948年(昭和23年)6月1日 京王帝都電鉄発足に伴い、同社に譲渡される。
  • 1955年(昭和30年)9月11日 平山駅を平山城址公園駅に改称。
  • 1957年(昭和32年)5月15日 金子駅をつつじヶ丘駅に改称。
  • 1959年(昭和34年)6月1日 上石原駅を西調布駅に、車返駅を武蔵野台駅に改称。
  • 1963年(昭和38年)4月1日 新宿地下駅営業開始。
  • 1963年(昭和38年)8月4日 架線電圧を1500Vに昇圧。
  • 1963年(昭和38年)10月1日 京王線新宿 - 東八王子間特急運転開始。
  • 1963年(昭和38年)12月11日 東八王子駅を移設し、京王八王子駅に改称。
  • 1964年(昭和39年)4月21日 中河原 - 聖蹟桜ヶ丘間複線化。
  • 1964年(昭和39年)6月7日 初台駅地下化。
  • 1970年(昭和45年)6月3日 北野 - 京王八王子間複線化、京王線全線複線化。
  • 1978年(昭和53年)10月31日 新宿(新線新宿) - 笹塚間複々線化(京王新線開通)。初台駅、幡ヶ谷駅が新線に移転。
  • 1980年(昭和55年)3月16日 都営地下鉄新宿線開通。相互直通運転開始。
  • 1983年(昭和58年)7月17日 旧線の初台 - 幡ヶ谷付近間地下化。
  • 1989年(平成元年)4月2日 京王八王子駅地下化。
  • 1998年(平成10年)7月1日 経営会社が京王電鉄に改称。


[編集] 運転

新宿駅の発車案内

京王電鉄の基軸となる路線であり、相模原線高尾線といった支線区や、相互乗り入れを行う東京都交通局都営地下鉄新宿線への直通列車も多数運転される。なお、都営新宿線との相互乗り入れについては、京王相模原線を参照されたい。

多様な列車種別と緩急結合に配慮したダイヤによって各駅の利便性の確保に努めるとともに、最高速度110km/h(新宿 - 調布間は105km/h)という関東の民鉄では首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス)、京浜急行電鉄などに次ぐ首都圏内における高速運転の実施によって都市間輸送にも対応している。準特急を設定したことで利用者からは好評を得ているが、停車駅の増加した快速は遅すぎると不評である。

新宿 - 八王子・高尾間は中央線と競合し、高速運転によるサービス向上も実施されているが、平日ラッシュ時には相模原線からの直通列車と京王線列車双方の多数の列車が輻輳し、複々線区間が短い(笹塚 - 新宿・新線新宿間のみ)こともあり、所要時分が長くなってしまう不利な面も持ち合わせている。

新宿 - 京王八王子間の運行時間は、下り非ラッシュ時で最速37分、ラッシュ時で平均53分かかり、上り非ラッシュで最速40分、ラッシュ時で平均1時間かかる。特に笹塚 - 新宿間の上りラッシュ時は、前の列車や停止信号で度々停止するため、笹塚で京王新線に乗り換えたほうが早い場合がある。また、明大前では多くの乗客が井の頭線と乗り換えをするため、駆け込み乗車や満員電車による遅延が発生する場合が多い。

京王八王子から新宿へは、平日朝の通勤時間帯は急行で58分 - 60分かかる(特急・準特急は京王八王子発8時半以降からとなるが、8:32発の準特急を利用しても、新宿まで52分かかる)。同区間を約40分 - 45分で走るJR中央線の通勤特快より所要時間は長くなっている。

平日、土曜・休日の各ダイヤは、基本的に大きく朝間、昼・夜間、深夜に分けられ、早朝を除く朝間は不規則ながらほぼ10分ヘッド、昼・夜間・平日深夜は20分ヘッド(ただし特急と準特急、急行と快速を同一視すればほぼ10分ヘッドと言える)、土休日深夜は15分ヘッドである。昼・夜間は、昼間、夕方、夜間に細分できる。

  • 2006年(平成18年)8月までは、土曜・休日ダイヤがオフダイヤ(1 - 3・7・8・12月)とシーズンダイヤ(4 - 6・9 - 11月)に分けられていた。

近年のダイヤ改定により、1本の列車を2つ以上の種別で運行するダイヤが多くなった。この場合、その種別で運行する区間の終点を表示し、その駅の到着時には新たな種別に変更される。

  • 深夜に運行される新宿始発急行 高幡不動行きの内最終の1本以外は高幡不動から各停 京王八王子行きになる。
  • 平日朝・夕方に運行される橋本始発急行 新線新宿行きは新線新宿から(都営新宿線)各停 本八幡行きとなる。
    その逆はこの例に当てはまらず、(都営新宿線)本八幡から各停 橋本行きで運行し、新線新宿からは急行に種別だけを変更する。
  • 平日夜間に運行される(都営新宿線)本八幡始発の快速 調布行きは調布から急行 橋本行きになる。橋本始発急行 調布行きは調布から快速 本八幡行きになる。
  • 土曜・休日に運行される新宿始発準特急 北野行きは北野から各停 高尾山口行きになる。土曜・休日の日中から夕方に運行される高尾山口発各停 北野行きは北野から準特急 新宿行きになる。
  • 平日朝に運転される京王多摩センター・橋本始発の通勤快速 本八幡行きは新線新宿から(都営新宿線)各停 本八幡行きとなる。

[編集] 列車種別

[編集] 特急

本路線における最速達列車。英語では「Special Express」と表記する。区部は明大前のみの停車、市部は基本的に1市につき1停車駅である。当初新宿 - 京王八王子(当時の東八王子)間最速40分運転で設定された後、5000系時代に最高速度105km/h引き上げと最速所要時間35分への短縮が行われた。1992年の改定では本線系統の特急は同年に投入された8000系に一度に置き換えられた。2001年3月改定で調布以西の最高速度110km/hへの引き上げと最速34分化(上り最速35分)が行われた。また、この改定以後は他系列も運用に入るようになる。シーズンダイヤでは分割併合や運転パターンの違いにより所要時間が延びていた。その後、2006年9月改定では調布駅地下化工事による徐行のために最速所要時間が再び延び、時刻表上の所要時間(分単位)は下り最速37分運転、上りは最速39分掛かる。臨時停車を除くと、定期運転となった1963年(昭和38年)以来一度も停車駅変更が行われていない。

2006年9月改定の平日ダイヤでは昼間時間帯に京王線新宿 - 京王八王子間で下記の準特急(高尾山口発着)と交互に20分間隔で運行されている。17時以降は代わりに準特急が運転される。土休日ダイヤでは早朝に京王線新宿 - 高尾山口間(上り1本・下り2本)、京王線新宿 - 京王八王子間(上り2本)で運転されるのみであとは準特急に格下げされた。また、それまでは土曜・休日シーズンダイヤも存在し京王線新宿 - 京王八王子・高尾山口間(高幡不動で分割併合)も運転されていた。一時期行楽輸送用として一部の特急に「陣馬」(新宿 - 京王八王子間)、「高尾」(新宿 - 高尾山口間)と愛称を付与したこともあった。

2001年3月までは相模原線系統の特急も運転されていたが廃止された。また、新宿発23時以降の高幡不動行き(最後の1本を除き高幡不動から各駅停車京王八王子行きに変わる)も急行に種別変更された。停車駅の関係で柴崎・国領・布田の各駅はその先にある調布 - 高幡不動間の各駅よりも最終列車が早かった。新宿駅の券売機にはその旨の注意書きが書かれていた。

現在では全列車が10両編成にて運転される。8000系(4両+6両の分割編成)と7000系(10両固定編成または6両+4両)での運転が主体だが、6000系(非乗り入れ車による8両+2両)や9000系(0番台8両+6000系2両、30番台の10両固定編成)で運転されることもある。これは10両編成で運行される他の種別も同様(都営新宿線直通は除く)。

[編集] 準特急

英語では「Semi Special Express」と表記する(旅客案内板で、英文字では、Semi S.Expと示される。)。2001年3月に、急行、平日夕夜間の通勤快速に置き換えて新設された高尾線方面への速達列車の主力。 府中まで特急停車駅とそれ以西の急行停車駅に停車。全体では特急停車駅に分倍河原北野を追加した形となる。全列車10両編成にて運転される。

平日昼間は上記の特急(京王八王子発着)と交互に京王線新宿 - 高尾山口間で20分間隔で運転される。平日の夕方・夜間は京王線新宿 - 京王八王子の運転(10分間隔)となる。休日は早朝・深夜以外の運転で京王線新宿 - 京王八王子間の列車と、京王線新宿 - 北野間(北野 - 高尾山口間を各駅停車として直通運行)の列車が10分間隔で交互に運転される。

土休日の新宿 - 高尾山口の列車は北野まで準特急北野行として案内・運行され、北野駅で各駅停車高尾山口行に切り替わる珍しい形態をとっている。フルカラーLEDの行先表示機を搭載した8000系7000系20番台・9000系30番台(9036F以降の編成)は、北野まで前面表示器で「北野」と「高尾山口まで先行」を、側面表示器で「準特 北野」、「北野から各停高尾山口行」、「高尾山口まで先に到着」をそれぞれ交互に表示する。旅客案内上は全区間準特急であるが、列車種別選別装置は府中以西では急行扱いとなり、最高速度も105km/hに抑えられる(調布 - 府中のみ最高速度は特急と同様110km/h)。

2006年9月改定までの日中の高尾山口までの下り所要時間は、シーズンダイヤ時を除き47分であったが、実際には夜間に、時刻表上45 - 46分で結ぶ列車(高尾での停車時間が短くなる)も設定されていた。上り高尾系統の列車は高尾に加えて北野での停車時間も長い。これは北野駅で八王子系統との同時進入ができず、先に到着して待ち合わせる形となるためである。

現在、準特急を運行する鉄道事業者は日本全国でも京王電鉄のみである。ただし、過去には小田急電鉄近畿日本鉄道でも走っていたことがあった。

[編集] 急行

英語では「Express」と表記。相模原線方面へ直通する急行は、分岐駅の調布でその性格を変える。同駅で特急もしくは準特急に接続することにより相模原線内では新宿に向かう最速達ルートの一部となるが、京王線内(新宿 - 調布間)では特急・準特急の停車しない主要駅を対象とした速達列車となる。通勤急行の種別があった1992年まではつつじヶ丘を通過していた。京王新線内は、各駅に停車(列車種別選別装置やダイヤ上は京王新線内では各駅停車扱い)する。

京王線系統の急行は朝と夜間を中心に運行されている。夜間は京王線新宿 - 高幡不動間の運転となるが、終電を除いたほぼすべての列車は高幡不動から各駅停車となり、京王八王子まで直通運転する。土休日も22時10分以降の一部列車が京王八王子まで急行として運行されるほかは、平日深夜と同等となる。2001年3月までは昼間でも京王線新宿 - 高尾山口間で夕方ラッシュ時を除き運行されていた。この系統は2001年3月のダイヤ改定で準特急に格上げされた。反面京王八王子発着の急行は存在しなかった。

相模原線系統の急行は多くが都営新宿線に直通する。朝夕は新宿線内は各駅停車となり、この場合は上りは急行の新線新宿行(新線新宿から各駅停車本八幡行き)、下りは橋本または京王多摩センター行きとなり新宿線内は「各停」として案内される。日中は20分間隔で運行されており、新宿線内でも急行運転を行う。調布で後続の新宿 - 京王八王子間の特急もしくは準特急と相互接続をとり、相模原線への速達化を行っている。また、夜間の都営新宿線直通列車は京王線内快速運転で相模原線内で急行に種別を変更する。このほか、夕方には京王線新宿 - 橋本の列車も運行されている。

土休日は本八幡発高尾山口行きが2本運転される(新宿線内も急行運転をする)。2006年9月改定で1本増発され、2本とも都営車の運用となった。また、多摩動物公園発着の列車も平日下り1本・土休日3往復が運行される(土休日の下り1本が本八幡発(新宿線内各駅停車)である以外は京王線新宿発着)。また、東京競馬場での競馬開催日の夕方には府中競馬正門前から京王線新宿・新線新宿への上り列車が運転される。

基本的に上位種別には抜かれないが、平日朝下りに限り準特急に抜かれる列車も存在する。

元日の終夜運転で高尾山口行きの急行電車「迎光」が設定されている。そのうち1本は都営新宿線からの電車で新宿線内は各駅に停車する。

多くの列車は10両編成で運行される。ただし、一部の都営新宿線直通に都営車8両編成の運用があるほか、京王線新宿発着でも土休日の一部列車が8両編成で運行される。2006年9月のダイヤ改定より、昼間以降の都営新宿線直通電車は10両編成となったため、10両編成での運転時間帯が拡大した。それまでは京王線新宿発着の電車(一部除く)が10両、都営新宿線直通電車は8両での運転だった。また、都営新宿線直通の京王車は6000系に限定されていたが、現在はフルカラーLEDの行先表示機を搭載した9000系30番台の運用に統一されている。

[編集] 通勤快速

英語では「Commuter Rapid」。1992年のダイヤ改定までは高尾線内にも通過駅が存在していた。また、快速が停車する下高井戸八幡山仙川を通過する。平日の朝ラッシュ時に京王線系統と都営新宿線 - 相模原線系統で、平日深夜には新宿→橋本で3本運転される。2009年現在では新宿 - 東府中間は急行と同じ、その他は各駅に停車する。京王新線開通までは笹塚を通過していた。途中駅で特急や準特急に抜かれる列車も存在する(主に朝下り)。

平日の朝ラッシュ時と深夜帯での運転のため、ほとんど10両編成での運転だが、朝の一部列車は都営車8両で運用される。かつては夕方ラッシュ時にも京王線新宿 - 高尾山口間で運行されていたが、2001年3月改定で京王八王子発着の準特急に格上げされている。

[編集] 快速

英語では「Rapid」。1992年のダイヤ改定までは相模原線内でも快速運転を行っており、相模原線内の停車駅は現在の急行停車駅に京王多摩川京王よみうりランドの2駅を加えたものであった。2001年のダイヤ改定から、各駅停車減便の代償として八幡山仙川を停車駅に加えたため、通勤快速より3駅停車駅が多い。相模原線系統の快速は、本線では急行と対を成し、各駅に停車する相模原線では急行を補完する列車である。京王線系統の列車も土曜・休日の朝間に運転されている。平日は早朝の上りが1本運転される。

昼間は京王線新宿 - 橋本(一部京王多摩センター)の列車が運転される。相模原線急行通過駅からの速達化を計るため、調布で準特急と相互接続を行う。通勤快速および都営線内各駅停車の急行が運転される時間帯は運転されない。平日夜間は都営新宿線に直通し本八幡 - 調布間での運転となるが、調布 - 橋本は同じ車両で急行に種別変更する。休日夜間は都営新宿線に直通し、本八幡 - 橋本間の運転となる。60km近くの長距離を走るが全区間で通過するのは6駅である。それでも大半の列車はつつじヶ丘で各停を追い越す(詳しい停車駅は後述)。上位種別に追い抜かされる快速があり、2003年の改定までは通勤快速に抜かれる快速も設定されていた。このような場合、所要時間は各駅停車とほぼ同じである。

なお、都営新宿線直通本八幡方面の快速は新宿線内各駅に停車するため、新線新宿到着時に「各駅停車」に種別を変更する(京王車と都営10-300系は「各停」と表示、都営10-000系は「快速」表示を消して無表示になる)。

基本的に都営新宿線直通の電車は10両編成、京王線新宿発着の電車は8両編成での運行であるが、一部の都営新宿線直通には都営車使用の8両編成の列車が、16時台と深夜の京王線新宿行きの電車には新宿で折り返し下りの急行(深夜帯は通勤快速)に運用される関係で10両編成の列車がそれぞれ設定されている。

[編集] 各駅停車

英語では「Local」。各駅停車を名乗るものの、京王線新宿駅を発着する列車は、初台、幡ヶ谷はホームがないため通過する。

京王線の各駅停車が車両に「各停」の種別を表示するようになったのは2001年初頭からであり、それまでは種別表示器は黄色無地、LED式の場合は正面非表示、側面は終着駅名表示のみであった。2001年3月のダイヤ改定まで表示は「普通」だったが、案内放送では以前から「各駅停車」であった。なお、列車種別選別装置では現在は「各停」表示である。

平日昼間と土休日は京王線新宿 - 京王八王子間の列車と京王線新宿 - 高尾山口間の列車を交互に運転。平日ダイヤでは高尾山口発着列車に接続する北野 - 京王八王子間の列車が加わる。ラッシュ時や深夜には桜上水、つつじヶ丘、若葉台、橋本、高幡不動発着の列車も運転される。

都営新宿線との直通列車は大半が笹塚発着であるが、平日夕方と深夜にはつつじヶ丘発着の列車が、朝と深夜には桜上水発着の列車もある。また、深夜には橋本始発の都営新宿線直通もある。早朝・深夜には新線新宿発着となる。

基本的に京王線新宿発着は8両編成、都営新宿線直通は都営車8両編成で運行される。ただし、朝ラッシュ時の京王線新宿発着や特急の間合い運用である平日日中の北野 - 京王八王子間の列車は10両編成で運行される。その他支線(相模原線高尾線)のみ運転するいわゆる"区間各停"は6両または4両編成にて運転されていた[2]が、相模原線は2006年9月改定で都営新宿線直通の急行・快速の大部分が京王車10両化されたことに伴う走行距離調整のために日中は都営車8両編成[3]となった。こうした系統再編などにより、平日の競馬場線(2両)と動物園線(4両)を除く列車はすべて8両以上となった。

[編集] 待避・接続の状況

[編集] 平日日中

平日日中(およそ11時台から16時台)は20分サイクルに以下の7系統の列車が走る。

  1. 新宿 - 京王八王子間運転の特急(10両編成)
  2. 新宿 - (高尾線)高尾山口間運転の準特急(10両編成)
  3. (都営新宿線)本八幡 - (相模原線)橋本間運転の急行(10両編成)
  4. 新宿 - (相模原線)橋本間運転の快速(8両編成)
  5. 新宿 - 京王八王子間運転の各駅停車(8両編成)
  6. 新宿 - (高尾線)高尾山口間運転の各駅停車(8両編成)
  7. 北野 - 京王八王子間運転の各駅停車(10両編成)

待避・接続は以下の各駅で次のように行われる。

  • 笹塚駅にて3と5が接続する。
  • 桜上水駅にて5は1の、6は2の通過待ちをする。
  • つつじヶ丘駅にて3と6、4と5がそれぞれ接続する。また6は1の、5は2の通過待ちをする。
  • 調布駅にて1と3、2と4がそれぞれ接続する。
  • 府中駅にて1と5、2と6がそれぞれ接続する。
  • 高幡不動駅にて1と6が接続する。
  • 北野駅にて2と5、6と7がそれぞれ接続する。

下りの1の運用は京王八王子駅に到着した際、折り返しでそのまま1の運用にはならず、いったん7の運用で往復してから再び上りの1の運用となる。

[編集] 平日夕方

平日夕方は10分サイクルに以下の4系統の列車が走る。

  1. 新宿 - 京王八王子間運転の準特急(10両編成)
  2. 新線新宿/新宿 - (相模原線)橋本間運転の急行(10両編成)(これらは交互に運転されるためそれぞれは20分間隔となる。また、新線新宿発着の列車は(都営新宿線)本八幡 - 新線新宿間を各駅停車として運転する。)
  3. 新宿 - (高尾線)高尾山口間運転の各駅停車(8両編成)
  4. (都営新宿線)本八幡 - つつじヶ丘間運転の各駅停車(8両編成)(20分間隔で運転)

待避・接続は以下の各駅で次のように行われる。

  • 桜上水駅とつつじヶ丘駅にて3は1の通過待ちをする。
  • 4が運転される場合、桜上水駅とつつじヶ丘駅にて2と4が接続し、八幡山駅にて3は2の通過待ちをする。
  • 4が運転されない場合、つつじヶ丘駅にて2と3が接続する。
  • 調布駅にて1と2が接続する。
  • 府中駅にて1と3が接続する。
  • 北野駅にて1と3が接続する。

[編集] 土休日日中

土休日日中は20分サイクルに以下の6系統の列車が走る。

  1. 新宿 - 京王八王子間運転の準特急(10両編成)
  2. 新宿 - 北野間運転の準特急(10両編成)(この列車は北野 - (高尾線)高尾山口間を各駅停車として運転する)
  3. (都営新宿線)本八幡 - (相模原線)橋本間運転の急行(10両編成)
  4. 新宿 - (相模原線)橋本間運転の快速(8両編成)
  5. 新宿 - 京王八王子間運転の各駅停車(8両編成)
  6. 新宿 - (高尾線)高尾山口間運転の各駅停車(8両編成)

待避・接続は以下の各駅で次のように行われる。

  • 笹塚駅にて3と5が接続する。
  • 桜上水駅にて5は1の、6は2の通過待ちをする。
  • つつじヶ丘駅にて3と6、4と5がそれぞれ接続する。また、6は1の、5は2の通過待ちをする。
  • 調布駅にて1と3、2と4がそれぞれ接続する。
  • 府中駅にて1と5、2と6がそれぞれ接続する。
  • 北野駅にて1と6、2と5が接続する。

[編集] 過去の列車種別

[編集] 準急

設定時期は不明確ではあるが、戦前(1931年)には運行されていた。1931年当時の停車駅は以下の通り。

  • 京王新宿・停車場前・初台・笹塚・松原(現:明大前)・下高井戸・北沢車庫前(現:桜上水)・千歳烏山・仙川・国領・調布(以西各駅)

戦後は初台を通過するようになる。その後も停車駅には細かな変更が続いたが、1963年10月1日のダイヤ改定で快速に置き換えられる形で廃止された。

[編集] 通勤急行

「通急」(通勤急行)の看板を付けた5000系

平日朝の上り列車のみ運転していた。京王新線の開通により通勤急行が通勤快速とともに笹塚に停車するようになってからは、急行と通勤急行の違いは、つつじヶ丘に停車するか通過するかだけであった。1992年に急行のつつじヶ丘停車により統合され、消滅した。

[編集] 特急(相模原線系統・通称「橋本特急」)

1992年5月から2001年3月27日までの間は相模原線系統の特急も運転されていた。新宿 - 橋本を速達で結ぶため、途中停車駅は明大前、調布、京王多摩センターと少なく、調布での各停への接続廃止後は相模原線の大半の駅では利用できなくなり、また、新宿 - 調布間で急行(平日の夕方は通勤快速)の後追いとなり本線系統の特急より到達時間がかかることもあって、2001年3月のダイヤ改定で停車駅を見なおし急行に格下げし、調布で本線系統の特急または準特急と接続するダイヤを最速とする形に修正し廃止した。

登場時は主に本線系統の優等列車を8000系として区別するため6000系を中心とした運用だったが、1995年8000系の8両編成(8020系)が登場した後には8020系を中心とした。末期には登場したばかりの9000系も運用に就いていた。

[編集] 女性専用車

いずれも10両編成の車両に限られる。

  • 平日朝7:30 - 9:30に新宿駅・新線新宿駅に到着する上り準特急・急行・通勤快速の進行方向先頭車両(実施区間は全区間)
新線新宿駅に到着する電車は都営新宿線内も全区間に渡って女性専用車となる。
  • 平日夕方・夜18:00 - 22:40に新宿駅を発車する下り準特急の進行方向最後尾車両(実施区間は新宿 - 調布)
  • 平日夜22:50以降に新宿駅を発車する下り急行・通勤快速・快速の進行方向最後尾車両(実施区間は新宿 - 調布)
    なお、都営新宿線では朝ラッシュ時に新宿方面のすべての電車の先頭車両が女性専用車となるが、新線新宿から先の下り京王新線・京王線内は女性専用車の設定が解除される(ダイヤ乱れにより相模原線からの都営線直通電車に都営車が充当される場合は、その日のその列車に限り女性専用車は設定されない)。

[編集] 駅一覧

  • 全駅東京都に所在。
  • 停車駅 … ●:停車、◇:イベント開催時のみ臨時停車、|:通過
    各駅停車は表記されているすべての駅に停車するため省略。
駅名 駅間
キロ
累計
キロ
快速 通勤快速 急行 準特急 特急 接続路線 所在地
新宿駅 - 0.0 東日本旅客鉄道埼京線湘南新宿ライン中央線(快速)中央総武線(各駅停車)山手線
小田急電鉄小田原線
東京地下鉄○丸ノ内線 (M-08)
都営地下鉄○新宿線(S-01)、○大江戸線(新宿駅:E-27、新宿西口駅:E-01)
西武鉄道新宿線西武新宿駅
新宿区
この間の初台駅幡ヶ谷駅は、京王新線にのみホームがある。
笹塚駅 3.6 3.6 京王電鉄京王新線(調布方面から一部列車直通) 渋谷区
代田橋駅 0.8 4.4   世田谷区
明大前駅 0.8 5.2 京王電鉄:井の頭線
下高井戸駅 0.9 6.1 東京急行電鉄世田谷線
桜上水駅 0.9 7.0  
上北沢駅 0.8 7.8  
八幡山駅 0.6 8.4   杉並区
芦花公園駅 0.7 9.1   世田谷区
千歳烏山駅 0.8 9.9  
仙川駅 1.6 11.5   調布市
つつじヶ丘駅 1.0 12.5  
柴崎駅 0.8 13.3  
国領駅 0.9 14.2  
布田駅 0.7 14.9  
調布駅 0.6 15.5 京王電鉄:相模原線(新宿方面から一部列車直通)
西調布駅 1.5 17.0  
飛田給駅 0.7 17.7  
武蔵野台駅 1.1 18.8 西武鉄道多摩川線白糸台駅 府中市
多磨霊園駅 0.8 19.6  
東府中駅 0.8 20.4 京王電鉄:競馬場線(競馬開催日は新宿方面へ一部列車直通)
府中駅 1.5 21.9  
分倍河原駅 1.2 23.1 東日本旅客鉄道:南武線
中河原駅 1.6 24.7  
聖蹟桜ヶ丘駅 1.6 26.3   多摩市
百草園駅 1.7 28.0   日野市
高幡不動駅 1.7 29.7 京王電鉄:動物園線(新宿方面から一部列車直通)
多摩都市モノレール多摩都市モノレール線
南平駅 2.4 32.1  
平山城址公園駅 1.3 33.4  
長沼駅 1.5 34.9   八王子市
北野駅 1.2 36.1 京王電鉄:高尾線(新宿方面から一部列車直通)
京王八王子駅 1.8 37.9 東日本旅客鉄道:中央線横浜線八高線八王子駅

なお、かつて、新宿駅付近 - 幡ヶ谷駅間には、京王新宿駅・省線新宿駅前駅・葵橋駅・新町駅(以上、新宿区)、天神橋駅・西参道駅・幡代小学校前駅・幡代駅(以上、渋谷区)が存在したが廃止された。各駅の情報は、京王線の新宿駅付近の廃駅を参照。

◇印の臨時停車の解説

  • 布田駅:調布市花火大会開催日に、開催時間に合わせて臨時停車(京王相模原線の京王多摩川駅でも実施)。
  • 飛田給駅:味の素スタジアムにて、Jリーグ、コンサート等の大イベント開催日に、開催時間に合わせて臨時停車。また、日本ダービー時には府中競馬正門前発飛田給行きの臨時列車に接続する形で上り1本が停車する。
  • 東府中駅東京競馬場での競馬開催日と有馬記念開催日に、新宿駅9時 - 14時50分発の下り列車のみ臨時停車(上りは日本ダービー、ジャパンカップ開催日の夕方に臨時停車が行われる場合がある)。同駅にて府中競馬正門前行き電車に接続。
  • 中河原駅:せいせき多摩川花火大会開催日に、開催時間に合わせて臨時停車。
  • 百草園駅:百草園にて、梅祭り開催日の土曜・休日の日中に、臨時停車。悪天候時は臨時停車を見合わせることがある。

[編集] 新宿 - 調布間の連続立体交差化事業および複々線化計画

国道20号(中央)の下に潜る京王線(左)(新宿 - 笹塚間)

京王線の新宿 - 調布間は相模原線からの直通電車が多いため、いわゆる開かずの踏切が多く存在し、沿線の交通事情を悪化させている。対策として同区間の連続立体交差化や複々線化が計画・実施されている。

新宿 - 笹塚間は京王新線の開通により、連続立体交差化と複々線化のいずれも完了している。

現在は柴崎 - 調布 - 西調布間ならびに、調布 - 京王多摩川(相模原線)間の地下化工事が進められている。この工事により国領・布田・調布の3駅が地下駅となり、加えて調布駅が2層式ホームになり、相模原線との平面交差が解消され、慢性的な遅延の緩和が期待される。この連続立体化工事は2012年に完了予定とされている。この工事の過程で、調布市国領町の工事現場で不発弾が発見され、2008年5月18日、不発弾処理の為つつじヶ丘 - 調布間で運休し、折り返し運転を実施した。なお、後述のとおり、同区間の複々線化の構想はあるが、現時点では事業化されていない。

八幡山駅周辺では交通量の多い環状八号線と交差することから、早めに高架化が行われた。その際に待避線を増設したため、八幡山駅構内のみ事実上複々線化工事は完了している(かつては上り本線にもホームがあったが撤去された)。この待避線を利用して八幡山駅は平日朝夕ラッシュ時には各駅停車や快速が通過待ちをする。

代田橋 - 仙川間は東京都から立体化の検討を対象とする区間に指定[4]されており、そのうち代田橋 - 八幡山[5]間は国土交通省の2008年度予算案において連続立体交差化の新規着工準備区間として認められた。4.3kmの当該区間にある16か所の開かずの踏切の除去、明大前駅の駅前広場整備などが予定されており、この区間に関してはより交通渋滞の緩和が見込める高架化が行われることになった。[6]

このほか、笹塚 - 調布間の複々線化の構想があり、2000年の運輸政策審議会答申第18号では「今後整備について検討すべき路線(沿線の開発プロジェクトの進捗状況、輸送需要動向、投資能力などを踏まえつつ、整備の必要性、整備方策などについて検討すべき路線 )」と位置付けられている。

2009年10月28日、東京都、世田谷区、杉並区、京王電鉄は、笹塚駅 - つつじヶ丘駅間の連続立体交差化・複々線化等についての都市計画素案説明会を11月に行うと告知した[7]

[編集] 放送機器

京王全線のうち、約半数の駅で列車が接近する時に接近メロディが流れる。メロディが流れるのは分倍河原駅以外は各駅停車のみ、もしくは各駅停車と快速(下高井戸駅八幡山駅仙川駅以外は通勤快速も含む)のみが停車する駅である。上りが「牧場の朝」、下りが「野ばら」である。大まかに分けて急行停車駅と飛田給駅八幡山駅と通過駅(実際の区分は運行管理システムと連動するかしないかである)でメロディーが異なる。その他、相模原線のみだが、一時期「アマリリス」も使用されていた。近年機器更新で廃止になった駅が非連動駅(通過駅タイプ使用)を中心に多いが、井の頭線を含めて新タイプの導入も進んでいる。なお非連動駅タイプの「牧場の朝」は八高線箱根ヶ崎駅でも使用されているほか、「野ばら」も宇都宮線黒磯駅などで使用されていたものと同一である。しかし、最近では通過駅でも井の頭線で使われているタイプのものに更新され、「牧場の朝」や「野ばら」が流れるところが珍しくなった。

また、一部駅を除いて、駅構内の放送は大原さやか関根正明らによるアナウンスが使用されている。基本的に下りホームが関根、上りホームが大原だが、調布駅(京王線と相模原線)、笹塚駅(京王線と京王新線)などのように同一ホームで行き先が違う列車が発車する場合は誤乗を防ぐためにアナウンスの声を分けている場合もある。

[編集] 脚注

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  1. ^ 今尾恵介監修『日本鉄道旅行地図帳 4号 関東2』新潮社、2008年、p.45
  2. ^ 末期は日中は高尾線各停が高幡不動発着であったため京王線内も6両編成で運行。また、2005年3月改定までは土休日に6000系7両があった。6000系の項を参照
  3. ^ これ以外に、つつじヶ丘→桜上水の最終列車(つつじヶ丘行き最終の折り返し)、土休日の高尾山口→高幡不動の上り1本(本八幡発の急行高尾山口行きの折り返し)、土休日の桜上水→橋本の下り1本(相模原線区間各停への送り込み)も都営車で運行されている
  4. ^ 「鉄道立体化の検討対象区間」及び「鉄道立体化以外の対策の検討対象区間」の抽出『踏切対策基本方針』東京都、2004年6月
  5. ^ 京王京王線 代田橋〜八幡山駅付近『踏切対策基本方針』東京都、2004年6月
  6. ^ 東京都/京王線・代田橋〜八幡山間、地下化は困難に/高架化で都市計画案作成へ 2009年6月2日 日刊建設工業新聞
  7. ^ 都市計画素案説明会のお知らせ・東京都、世田谷区、杉並区、京王電鉄『踏切対策基本方針』東京都、2004年6月

[編集] 参考文献

  • 「京王電鉄の輸送力増強工事」

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月4日 (水) 18:05 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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