京都市営地下鉄
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| 京都市営地下鉄 | |
|---|---|
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路線図
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| 路線総延長 | 31.2 km |
| 軌間 | 1435 mm |
| 電圧 | 1500 V 架空電車線方式 (直流) |
| 最高速度 | 75 km/h |
京都市営地下鉄(きょうとしえいちかてつ)は、京都市交通局が運営する地下鉄。烏丸線・東西線の2つの路線があり、西京区を除く京都市内10区と宇治市を通っている。条例上は「京都市高速鉄道」と呼ばれている。
目次 |
[編集] 路線
| 色 | 記号 | 路線名 | 区間 |
|---|---|---|---|
| K | 烏丸線 | 国際会館駅 - 竹田駅 *1 | |
| T | 東西線 | 六地蔵駅 - 太秦天神川駅 *2 |
- 竹田駅から近鉄京都線と相互直通運転。普通列車は新田辺駅、急行は近鉄奈良駅まで運転。
- 京阪京津線の電車が浜大津駅から御陵駅を経て太秦天神川駅まで直通運転(京都市役所前駅で折り返す列車もある)。京都市営地下鉄の電車は京津線への直通運転を行わない(車両連結両数が違うことや、車両装備の関係で京津線への直通運転は不可能)。
[編集] 歴史
1968年に市が設置した諮問機関である交通対策協議会がその年の11月に出した答申が、京都における地下鉄建設計画の始まりである。その後、1972年に事業免許を取得し、1974年に工事を始め、1981年に開業した。開業当時の京都地下鉄の特色は主要4駅にエレベーターを備えたことで、当時の日本の地下鉄では先進的であった。バリアフリーなる用語が広まる前の1972年頃から車椅子常用者、障害者支援団体などが運動をおこして市に請願し、京都市会と舩橋求己市長を動かした成果である。市は、そのために当初相対式で設計されていた駅を急遽島式に変更し、将来は全駅にエレベーターを設置することにした[1]。
- 1981年(昭和56年)5月29日 烏丸線北大路 - 京都間が開業。
- 1988年(昭和63年)6月11日 烏丸線京都 - 竹田間が開業。
- 1988年(昭和63年)8月28日 烏丸線近鉄京都線と相互直通運転開始・新田辺まで。
- 1990年(平成2年)10月24日 烏丸線北山 - 北大路間が開業。
- 1993年(平成5年)7月1日 トラフィカ京カードが利用可能に。
- 1997年(平成9年)5月22日 御池駅が烏丸御池駅に改称。
- 1997年(平成9年)6月3日 烏丸線国際会館 - 北山間が開業。
- 1997年(平成9年)10月12日 東西線醍醐 - 二条間が開業。京阪京津線が御陵から京都市役所前まで乗り入れ開始。
- 2000年(平成12年)3月1日 スルッとKANSAI対応カードが利用可能に。
- 2000年(平成12年)3月15日 烏丸線国際会館 - 近鉄奈良間直通の急行を運転開始。
- 2004年(平成16年)11月26日 東西線六地蔵 - 醍醐間が開業。京都市外の宇治市に初めて地下鉄駅が開業。駅ナンバリング導入。
- 2007年(平成19年)4月1日 PiTaPa導入(乗り入れしている近畿日本鉄道、京阪電気鉄道大津線も同時導入)。
- 2008年(平成20年)1月16日 東西線二条 - 太秦天神川間が開業。京阪京津線の乗り入れ区間を太秦天神川まで延長。
[編集] 料金
大人普通旅客料金(小児半額・10円未満切り上げ)。2006年1月7日改定。
2006年1月7日実施の料金改定で政令指定都市における地下鉄の初乗り料金が埼玉高速鉄道と同様に最高額となった。
| 区数 | 運賃(円) |
|---|---|
| 1区(1 - 3km) | 210 |
| 2区(4 - 7km) | 250 |
| 3区(8 - 11km) | 280 |
| 4区(12 - 15km) | 310 |
| 5区(16km以上) | 340 |
京阪京津線との乗継割引については、京阪電気鉄道#運賃の項を参照。
[編集] 車両
三菱電機製制御装置と東芝製モーターの組み合わせが一貫して守られているが、台車は10系が住友金属工業、50系が日立製作所と分けられている。
10系・50系ともに、基本的には近畿車輛で製造されているが、10系の一部には日立製のものがある。
[編集] 経営状況
直近の決算(2008年度決算)では、経常損益が約144億1,600万円の赤字となっている。ここ数年間の経常損益は、損失が拡大した2004年度決算を除いては改善してきてはいるが[2]、依然として大幅な赤字が続いている。このため累積赤字(累積欠損金)も年々拡大しており、2008年度末時点で約3,043億円にものぼっている。
2007年決算では約226億円の営業収益に対し、借金返済の費用(営業外費用)が約121億円と、実に収入の半分以上を借金返済に充てている状況である。これを1日あたりに換算すると、収入が約7,000万円なのに対し、利子を含めた借金返済の費用だけで約7,600万円かかっており、さらに人件費などの営業費用を引くと毎日約4,300万円の赤字を計上していることになる[3]。2008年度は営業収益が増加するなど経営指標は改善しているものの、累積資金不足額は約310億円にものぼっている。
烏丸・東西の両線とも古都と言う土地柄ゆえに、開削工法を採用した工区の多くで文化財保護法に基づく工事着工前の埋蔵文化財(遺跡)発掘調査が義務づけられ、そのことが建設費の高騰や工事期間の長期化につながった。
また、日本経済新聞のルポ(2008年10月13日)によれば、平日の昼に終点の太秦天神川駅で降りたのは、1列車6両編成全部で十数人だけだったという。
このような問題に対して京都市交通局では、駅業務の一部民間委託や高金利企業債の借換え、京都高速鉄道の直営化などによる各種コストの削減を進めている。また、駅ナカビジネスの展開などによる収益増にも取り組んでいる。
[編集] 営業路線の概要
| 路線名 | 烏丸線 | 東西線 | |
|---|---|---|---|
| ラインカラー | 緑色 | 朱色 | |
| 路線記号 | K | T | |
| 起点 | 国際会館駅(京都市左京区) | 六地蔵駅(京都府宇治市) | |
| 終点 | 竹田駅(京都市伏見区) | 太秦天神川駅(京都市右京区) | |
| キロ程(営業キロ) | 13.7km | 17.5km | |
| 駅数 | 15駅 | 17駅 | |
| 開業年月日 | 1981年5月29日 (北大路 - 京都間6.5km) |
1997年10月12日 (二条 - 醍醐間12.7km) |
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| 全線開業年月日 | 1997年6月3日 | 2008年1月16日 | |
| 複線区間 | 全線 | 全線 | |
| 直通運転 | 相手路線名 | 近鉄京都線 | 京阪京津線 |
| 方式 | 相互直通 | 京阪からの片乗り入れ | |
| 区間 | 竹田(京都市伏見区) - 近鉄奈良(奈良県奈良市)間 |
御陵(京都市山科区) - 浜大津(滋賀県大津市)間 |
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| キロ程 | 35.4km | 7.5km | |
| 標準所要時間 | 26分30秒 | 30分00秒 | |
| 標準運転間隔時間 | ピーク時 | 3分30秒 - 5分00秒 | 5分00秒 - 8分00秒 |
| オフピーク時 | 6分00秒 - 7分30秒 | 7分30秒 | |
| 最大車両編成数 | 6両編成 | 6両編成 | |
| 使用車両 | 10系 | 50系 | |
| 所有車両数 | 120両 | 102両 | |
| 最高速度 | 75km/h | 75km/h | |
| 表定速度 | 31.0km | 31.8km | |
| 軌間 | 1435mm | 1435mm | |
| 電気方式 | 直流1500V | 直流1500V | |
| 集電方式 | 架空線方式 | 架空線方式 | |
| 電化区間 | 全線 | 全線 | |
| 閉塞方式 | 車内信号式 | 車内信号式 | |
| 信号保安装置 | ATC・CTC | ATC・CTC・ATO | |
| 1日当たり輸送人員(2004年度) | 22万6000人 | 11万8000人 | |
| キロ当たりの建設費用 | 213億円 | 330億円 | |
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ 森田久男「障害者運動と福祉政策 京都市地下鉄をめぐって」、『佛教大学学報』、第31号、1981年。
- ^ 京都市交通局が公表している財政状況(決算は2002年度~2008年度までのものが公表されている。)
- ^ 京都新聞のサイトに掲載された記事より(2008年10月1日掲載)
[編集] 外部リンク
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最終更新 2009年9月29日 (火) 16:40 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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