人造皮革

人造皮革の最新ニュースをまとめて検索!

人造皮革の靴

人造皮革(じんぞうひかく)は、皮革に似せて作られた人工素材。

人造皮革に対し、本来の皮革を天然皮革、本皮という。

目次

[編集] 種類と製法

合成皮革(ごうせいひかく)と人工皮革(じんこうひかく)に分けられる。

  • 合成皮革は、天然の布地を基材とし、合成樹脂を塗布したものである。
  • 人工皮革は、マイクロファイバーの布地(通常不織布)に合成樹脂を含浸させたものを、そのまま使うか、それを基材とし合成樹脂を塗布したものである。衣類に使われるのは主に人工皮革である。

塗布剤にはポリ塩化ビニル(ビニール、PVC)やポリウレタンが、含浸剤にはポリウレタンがよく使われる。

また、表面加工により、スエード(起毛)と銀面に分けられる。

[編集] 特徴

人造皮革に対する特徴は次のとおり。

[編集] 長所

[編集] 短所

  • ポリウレタンを使ったものは、ポリウレタンに耐久性がないため、数年で劣化する。特に高温多湿に弱い。
  • PVCを使ったものは、接触した状態で長期間保存するとくっついてしまう。
  • 製法・素材にもよるが、肌触り、通気性、長期間使用したときの馴染み感が劣るものもある。

[編集] 歴史

人造皮革は、1850年代ごろから登場した。

初期の人造皮革でよく知られたものはファブリコイド (Fabrikoid) で、当初はファブリコイド社が、1910年からはファブリコイド社を買収したデュポンが製造した。天然の布地に多層のニトロセルロースを塗布したもので、自動車のシートや屋根などに使われた。

第二次世界大戦後は、ノーガハイド (Naugahyde) などの、PVCを塗布する合成皮革が主流になった。しかしまだ通気性がなく、衣類や靴には使えなかった。

1963年、デュポンは通気性の高いコルファム (Corfam) の靴を発売した。翌年のニューヨーク万博などで大掛かりな広告キャンペーンを展開したが、大きく普及はしなかった。

人工皮革が登場したのはその後のことである。

最終更新 2009年3月22日 (日) 15:18 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【人造皮革】変更履歴

ご利用上の注意

もっと調べる!