付き馬屋おえん事件帳
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付き馬屋おえん事件帳(つきうまやおえんじけんちょう)はテレビ東京で放映された、松竹製作のテレビ時代劇。
目次 |
[編集] 作品概要
普段は吉原の仕出し料理屋のおかみ。裏の顔は吉原の遊廓でのツケを取り立てる「付き馬屋」。しかし、吉原の弱き女たちを救うべく闇に隠れた悪を倒すという更なる裏の顔があった。
好評のため、テレビだけではなく舞台劇にもなった。
最終的には郭の借金を払わない客を殺害する結論に至るが、借金を払わないという理由だけで殺すのは視聴者の合意を取り付けることは出来ない。従って債務者の側が殺されるに値する悪逆非道な行為を行ったというエピソードを(場合においては多少強引な形で)組み込むことで、最終場面で必ず行われる殺人行為の正当性を認知されるようにストーリーが展開していくパターンとなっている。
ただし、このような展開になっているのは同じ松竹が手がけた必殺シリーズが根底にあるためでもある。実際スタッフには同シリーズを手がけた人たちが多数参加しており、また劇中で使われているBGMにも同シリーズの物が流用され、また特に第1シリーズにおいては主題歌をアップテンポにアレンジしたいわゆる「殺しのテーマ」も作られ、毎回のようにクライマックスの立ち回りのシーンで流れていたことからもそのことがうかがえる。
[編集] 放送日
[編集] レギュラー・サブタイトル
[編集] 第1シリーズ
- 第1話「女涙の初恋始末」 原田大二郎、松本竜助、西村和彦
- 第2話「渦吉原恋模様身請け話に泣く女」 福田豊土、石山雄大
- 第3話「爪の代金五十両」 大塚良重、原口剛、牧冬吉
- 第4話「かまいたちの牙」 藤岡重慶、丸山真穂
- 第5話「情が仇の暗闇始末」 清水健太郎、丸山秀美
- 第6話「江戸の黒い霧けじめつけさせて貰います」 石山律雄、中田博久、内田勝正
- 第7話「女郎ぐもの罠」 田島令子、片桐竜次、高峰圭二
- 第8話「恋飛脚走る」 久保田篤、森口瑤子、松本竜助
- 第9話「吉原悲話 露の情け」 ひかる一平、藤代美奈子、石濱朗
- 第10話「おけさは遥か恋の唄」 小林昭二、岩間さおり、山本弘
- 第11話「取り立て無用におじゃりまする」 橋本功、うえだ峻、楠年明
- 第12話「過去から来た女」 井川比佐志、竹井みどり、木村栄、西沢利明、南田洋子、桂ざこば
※再放送では、第12話を2話に分けて放送している。
[編集] 第2シリーズ
- 第1話「吉原御法度破り!」 頭師佳孝、小松みゆき、大竹修造、森崎めぐみ
- 第2話「雨に消えたおいらん」 青山知可子、草川祐馬、山本清、三浦徳子
- 第3話「吉原慕情」 竹井みどり、久保田篤
- 第4話「枕さがしの罠」 西沢利明、野平ゆき、真田健一郎
- 第5話「裏茶屋の秘密」 丸山真穂、川合伸旺、南条弘二
- 第6話「もう一人の付き馬屋」 蜷川有紀、うえだ峻
- 第7話「おいらん地獄」 古手川伸子、深江卓次
- 第8話「母恋観音を抱く悪党」 吉本真由美、井上高志
- 第9話「女郎の夢」 吉田美江、原田和代、頭師佳孝、立川三貴
- 第10話「火事場泥棒」 斉藤絵里、守谷佳央理、伊庭剛、楠年明
- 第11話「親指百両」 森下哲夫、栗田よう子、奈月ひろ子、浅田祐二
- 第12話「吉原を潰せ!」 田村亮、梅宮辰夫、山内としお、浜田朱里、レツゴー正児、田口計、芝本正
※再放送では、第12話を2話に分けて放送している。
[編集] 第3シリーズ
- 第1話「たった十日の花嫁」 草彅剛、緒川たまき、長門裕之
- 第2話「乳房千両」 三ツ木清隆、岩本千春、大林丈史、西園寺章雄
- 第3話「吉原水鏡・涙のおいらん道中」 高橋貴代子、神崎恵、服部妙子、灰地順
- 第4話「女郎になった妻」 森下哲夫、村上聡美、紅萬子、西山辰夫
- 第5話「女の恨み取り立てます」 未来貴子、堀内正美、伊庭剛、芝本正
- 第6話「忘八地獄」 小松みゆき、片桐竜次
- 第7話「小蝶哀しや吉原夢見島」 ひがし由貴、黒瀧光司、山口朱美、西園寺章雄
- 第8話「悪党裁く吉原人形」 松永麗子、川原和久
- 第9話「吉原色里忍び恋」 森恵、頭師佳孝、高峰圭二、立川三貴、楠年明
- 第10話「仇討取り立てます」 伊藤美由紀、山本亜紀子、宮田佳子、塩屋俊、伊東達広、楠年明
- 第11話「羅生門河岸の女」 絵沢萌子、小野武彦、堀江奈々、小袖京子
- 第12話「悪女おえんが取り立てます」 深水三章、はりた照久、宇多川都
※再放送では、第1話を3話に分けて放送している。
[編集] スペシャル
[編集] キャスト
- おえん:山本陽子
- 吉原の仕出し屋[1]「喜の字屋」の女将を表看板に、裏では未払いの遊興費を取り立てる「付き馬屋」を営む。
- 同業だった父親[2]の急死に伴い、やむなくそのあとを継ぐ。
- その父親が得意としていた鍵縄を使った縄術を会得していて、第1シリーズでは鍵縄を投げつけて相手を絞殺していたが、やはりそれでは無理があったのか第2シリーズでは鍵縄で相手の首を絞めて身動きを封じておいての針を仕込んだ扇による刺殺、第3シリーズでは鍵縄使用の後に帯枕に隠し持った懐剣による殺しに変わっている。
- 喜の字屋の若い衆の一人で、表の顔は揚屋に料理を運ぶ配達担当。
- 怪力の持ち主で、立ち回りのときはその力で相手の頸椎をへし折る[3]こともある。
- 劇中で越後(あるいは佐渡)の漁師の生まれであることが語られている。
- 浜蔵:黒田隆哉(第1部)→丹野由之(第2 ・3部)
- 喜の字屋の若い衆の一人で又之助の後輩。立ち回りのときは棒を使って戦う。
- おえんの友人。吉原の遊郭経営者の妻たち、いわゆる「有閑マダム」というやつである。
- おさと:林美里(香奈美里)
- おえんの娘。本人も気づいているのだが、実は血のつながりはない。
- 村木鉄平:中山仁
- 面番所[4]同心。おえんに惚れており、何かとモーションをかけてくる。おえんが付き馬屋をしていることを知っており、そのために殺生をしていることも薄々気付いている。
- 新五郎:山城新伍
- 表の顔は喜の字屋の花板。おえんの父親である先代の右腕でもあり、今のメンバーでは番頭格といった役回りである。おえんに惚れているが、主従の関係を弁えているため、表には出さない[5]。立ち回りのときは長ドスを引っさげて相手を斬り殺す。包丁を持つときは左利きだが、長ドスは右手で使う。
[編集] スタッフ
- 原作:南原幹雄
- チーフプロデューサー:江津兵太、桜林甫
- プロデューサー:網野英夫、中嶋等、武田功
- 脚本:吉田剛、鈴木生朗、渡辺善則、保利吉紀、和久田正明ほか
- 監督:貞永方久、吉田啓一郎、原田雄一、高瀬昌弘ほか
- 主題歌
- 製作協力:松竹京都映画
- 製作:テレビ東京、松竹
[編集] 脚注
[編集] 前後番組の移り変わり
| テレビ東京系 金曜21時台 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
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月影兵庫あばれ旅(第1シリーズ)
|
付き馬屋おえん事件帳(第1シリーズ)
|
あばれ八州御用旅(第1シリーズ)
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| テレビ東京系 金曜21時台 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
喧嘩屋右近(第1シリーズ)
|
付き馬屋おえん事件帳(第2シリーズ)
|
|
| テレビ東京系 月曜21時台 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
ニョキニョキ植物王国
|
付き馬屋おえん事件帳(第3シリーズ)
|
喧嘩屋右近(再放送)
|
最終更新 2009年10月18日 (日) 10:23 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【付き馬屋おえん事件帳】変更履歴



