仙台トンネル

仙台トンネルの最新ニュースをまとめて検索!

あおば通駅構内(2007年3月)。仙台トンネルの西端にある。
陸前原ノ町駅駅舎(2006年6月)。仙台トンネルの東端近くにある。ホームは地下。

仙台トンネル(せんだいトンネル)は、仙台市都心部の地下を概ね東西に走るトンネルであり、東日本旅客鉄道(JR東日本)仙石線あおば通駅 - 苦竹駅間(約4km)を通す。あおば通駅 - 仙台駅間の新設を伴う「JR仙石線連続立体交差事業」において建設された。事業期間は1981年昭和56年)度から2000年平成12年)度、総事業費は654億。事業延長3,933mのうち、地下式3,530.5m、地表式(掘割式)402.5mである。

目次

[編集] 経緯

仙石線の前身である宮城電気鉄道が建設された際、用地買収の容易な場所がルートとして選ばれたため、線路仙台市都心部蛇行する形となった。都心部の住宅密集地に線路が敷かれた事に加え、駅間距離が短い上にカーブが多く列車が高速で走れないといったことから、踏切の遮断時間は比較的長かった。さらに列車の本数が増えるにつれ、踏切での交通渋滞が慢性化するようになり、問題視されるようになっていった。

一方、仙台駅東口一帯では、以下のような合計事業面積160haを超える土地区画整理事業が行われており、事業区域内に仙石線の線路も含まれた。

仙台駅東口の土地区画整理事業(北から列記)
事業名 施行面積 開始年 終了年
仙台駅東第二 45.3ha 1988年昭和63年) 2013年平成25年)予定
仙台駅東第一 55.8ha 1973年昭和48年) 1996年平成8年)
新寺小路地区 60.4ha 1960年昭和35年) 1989年平成元年)

そのため、仙台駅東第一土地区画整理事業の区域内を通る宮城野通の地下などに仙台トンネルを建設し、地上の軌道敷の跡は仙台駅東第二土地区画整理事業などで処理されることとなった(かつて存在した地下鉄東西線への直通案については仙台市地下鉄東西線#経緯参照)。

1985年昭和60年)に工事開始。苦竹駅高架駅)から仙台市道宮城野1190号・舘西町線(国道45号坂下交差点から東北本線宮城野貨物線と並走して南方に延びる道)の東側までは掘削式(半地下)で造られ、同道より西側ではトンネルと地下駅が設置された。また、仙台駅西口側に延伸されたあおば通駅仙台市地下鉄南北線・仙台駅と地下通路で接続された。

2000年平成12年)に仙台トンネルは完成し、同年3月11日に仙石線が移設・開業。これによって仙石線にあった14の踏切が廃止された。また、線路の蛇行がなくなったことにより、表定速度が向上した。

なお、当事業は「平成12度街路事業コンクール大臣賞」を受賞している。

[編集] トンネル内の駅一覧

駅名 接続路線 所在地
あおば通駅 仙台市地下鉄南北線 青葉区
仙台駅 東日本旅客鉄道:東北新幹線東北本線常磐線仙台空港アクセス線仙山線 宮城野区
榴ヶ岡駅
宮城野原駅
陸前原ノ町駅

仙台駅周辺の鉄道関連地下構造物[1]は、

となっている。仙台駅東西地下自由通路は、仙台トンネルに沿って造られたもの。あおば通駅と南北線仙台駅は 連絡通路(連絡運輸)によってホーム同士を行き来することが出来る(途中に改札あり)。

なお、宮城電気鉄道時代に設置された地下線跡は、仙台トンネルとは別のルートである。

[編集] 廃止になった踏切

廃止になった踏切名を仙台駅側から以下に列挙する。

  1. 東七番丁
  2. 東八番丁
  3. 東九番丁
  4. 東十番丁
  5. 新倉通り
  6. 柳の目
  7. 第二悪水上
  8. 荒浜街道
  9. 宮城野
  10. 東街道
  11. 下山通り
  12. 鹿島通り
  13. 宮城野町
  14. 太田見

[編集] 脚注

[ヘルプ]

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年12月3日 (木) 10:08 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【仙台トンネル】変更履歴

ご利用上の注意