仙台・宮城デスティネーションキャンペーン
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仙台・宮城デスティネーションキャンペーン(せんだい・みやぎ - )は、2008年(平成20年)10月1日から12月31日までの3ヶ月間、宮城県を中心に仙台経済圏で開催していたデスティネーションキャンペーン (DC)。メインテーマは、『美味(うま)し国 伊達な旅』、シンボルマーク(マスコットキャラクター)は「むすび丸」。
以下、多用されている略記の「仙台・宮城DC」で記す。
目次 |
[編集] 概要
過去、宮城県がDCの対象地域となったのは東北6県全体が対象だった1回のみで、宮城県単独でのDCは今回が初めてである。ただし、南東北3県都を含む隣接県の市町もこのDCには参加しており、県境を越えた「仙台経済圏のDC」の様相を呈している。
仙台市の景気の底と見られる2003年(平成15年)を過ぎ、高速バスの仙台 - 福島線を端緒とする東北地方の陸上交通の再編によって、仙台一極集中と県境を超えた仙台経済圏の拡大とが進んでいた2005年(平成17年)にDC開催は決定した[1]。これを機に、仙台経済圏各県の県・市・経済団体などの各レベルで県境を越えた連携による経済活性化の議論が活発化した[2]。また、トヨタ自動車が東北地方を東海地方・北部九州に次ぐ日本第三の拠点とする方向を示して投資を開始した[3]ことで、県境を越えた連携は観光以外にも広がっている。
民間では、いざなみ景気の上昇感に下支えされ、仙台・宮城DCが始まる2008年(平成20年)10月1日に向けて、仙台市都心部では大型店の改装や新規出店が行われ[4]、また、仙台市郊外部では大型アウトレットモールが2つ開業する[5]など、仙台都市圏で主に物販系の投資が活況を呈し、競争が激化することになった。すなわち、仙台・宮城DCは、仙台市や宮城県、ひいては東北地方の商業地図の大規模な再編をも惹起した[6]。また、本来の観光面においては、1987年(昭和62年)のNHK大河ドラマ「独眼竜政宗」放送時をピークとして観光入り込み客数が落ち込んでいたが、平泉・松島・最上川の世界遺産登録への動きが始まる一方、外国人観光客向けの「ミシュラン実用旅行ガイド」にて宮城県が「三ツ星」施設の総数で国内4位、星の総数で国内5位、首都や幕府が置かれた歴史のない道県の中では最高位となり、さらにJR仙台駅構内およびペデストリアンデッキの改修、ホテルの大量進出、外資系高級ホテルの進出決定など、観光資源の再評価や投資が行われる契機となった。
しかし、2007年(平成19年)3月のキャッチフレーズ(メインテーマ)決定において三重県との間で「うまし国」論争が発生し、同年夏のサブプライムローン問題に起因する景気の減速や原油価格の高騰などのために、当初試算された経済波及効果をクリアできるかどうか不安視されていた。また、紅葉や温泉の主要観光地の1つである栗駒山周辺で2008年(平成20年)6月14日に岩手・宮城内陸地震が発生し[7]、さらに東北の夏祭りシーズン直前の7月24日にも岩手県沿岸北部地震が発生した[8]ことで、風評被害による観光収入落ち込みが発生しており、その分を仙台・宮城DCで相殺できるか問題になった。また、平泉・松島・最上川の世界遺産登録が首尾よく進まず、登録特需も見込めない状態になった。
なお、2008年9月1日に福田首相が辞任表明をしたことで、9月中は自由民主党総裁選挙が行われ、10月にも総選挙が実施されると目された。過去の経験から観光業界では「選挙期間中は旅行客数や宴会の予約数が低迷する」との認識があり、10月末の総選挙の実施見送りまで仙台・宮城DCにとっては更に不利な条件が加わった[9]。また、「100年に一度」と言われる世界金融危機も深刻化し、DC開幕直前の9月15日に発生したリーマン・ショック以降、景気が一気に冷え込んだ。一方で、原油価格が8月以降暴落してガソリンの小売価格も下がり、自動車での観光にはプラス要素が生まれた。また、戦国BASARAやかんなぎといった宮城県を舞台とした人気のゲームやアニメのファンによる新たな観光や、「ゆるキャラブーム」が意図せずプラスに働いた。
[編集] 参加
[編集] DC参加団体
[編集] その他
宮城県が中心となっているDCであるため、必要な場合は知事レベル以下での協議が行われるが、2007年3月末に「南東北中枢広域都市圏構想推進協議会」が解散しているため、以下のような組織が行っている。2008年には、宮城県南部(仙南圏)と福島県北部(福島都市圏)の両県県議会議員による協議組織が結成される予定[10]。
- 県議会議員レベル
- 県が設置する支庁・地方振興事務所レベル
- 「仙台・やまがた交流連携促進会議」(2002年設立)
- 市町村レベル
- 「仙台・福島・山形三市観光・物産広域連携推進協議会」(仙台市・山形市・福島市。2007年5月30日設立)
- 2006年5月26日に締結した「広域観光連携の推進に関する覚書」に基いて活動してきた3市が設立。
- 「伊達な広域観光推進協議会」(奥州市・西磐井郡平泉町・一関市、気仙沼市・大崎市・宮城郡松島町・仙台市。2008年4月設立)
- 奥州市および一関市を除く4市町で2005年11月25日に共催した「広域観光連携シンポジウム」を元に設立。
- 経済団体レベル
[編集] むすび丸
「むすび丸」(むすびまる)は、仙台・宮城DCのマスコットキャラクター。おむすび型の頭に、伊達政宗の兜の前立を模して三日月をあしらっている。多様な関連グッズのほか、むすび丸をデザインしたカクテルも存在する。認知度が上がったこともあり、DC後も県の観光PRに用いられることが決まった。
着ぐるみは3種類あり、宮崎県宮崎郡清武町の会社が製作した[11]。むすび丸の着ぐるみは、各地でのPR活動の他、10月25日および26日に滋賀県彦根市で開催された「ゆるキャラまつり in 彦根 ~キグるみさみっと2008~」にも参加している。なお、クリスマス用のサンタクロースコスチュームは、宮城県の専門学校が作成した[12]。
[編集] 経過
[編集] DCに向けた動き
- 1月28日より、高速バス「仙台 - 山形線」で増便・運賃値下げ競争が始まる。
- 11月2日 プロ野球再編問題の結果、プロ野球のパシフィック・リーグに、宮城県をフランチャイズとする東北楽天ゴールデンイーグルス(楽天野球団)の新規参入が決定。
- 12月3日 仙台市が「仙台ビジターズ産業ネットワーク[13]」を設立
- 1月 浅野史郎宮城県知事と藤井黎仙台市長が、DC地域指定要望
- 2月 JRグループが、宮城県をDC開催指定地域に決定
- 4月1日、プロ野球のパ・リーグに所属する東北楽天ゴールデンイーグルスが、本拠地のフルキャストスタジアム宮城(当時)で試合を初開催。同球団は東北地方への地域密着を掲げており、ホームの試合毎に東北各地からファンが仙台に集まり、対戦相手のファンも仙台を訪れるようになる。
- 7月21日 カプコンから「戦国BASARA」シリーズ発売開始。2008年(平成20年)4月頃から、片倉小十郎や伊達政宗ゆかりの地に若い女性観光客(歴女)が増加[14]。
- 8月22日 梅原克彦が仙台市長に就任
- 11月5日 2005年に始まった日本プロバスケットボールリーグ(bjリーグ)に所属する仙台89ERSが、本拠地の仙台市体育館で試合を初開催。
- 11月21日 村井嘉浩が宮城県知事に就任
- 11月25日 仙台市・気仙沼市・西磐井郡平泉町・宮城郡松島町の4市町共催で「広域観光連携シンポジウム」を松島の瑞巌寺(大書院)で開催。共同宣言を採択[15][16]。
- 4月 JR東日本の代表取締役社長に、仙台市出身、東北大学卒の清野智が就任。
- 5月26日 仙台市・山形市・福島市の3市が「広域観光連携の推進に関する覚書」を締結
- 6月 宮城県が推進協議会準備室を設置
- 7月9日、宮城県に地域密着を掲げるセンダイガールズプロレスリングが仙台サンプラザにて旗揚げ戦を開催。首都圏にファンの多い女子プロレスファンが、試合毎に仙台に訪れるようになる。
- 7月 「宮城県議会・山形県議会交流議員連盟」設立。
- 7月 仙台・山形・福島の各経済同友会が「南東北経済同友会観光推進連携会議」を設立
- 11月3日〜11月12日 第1回「仙台・東北ジャパンフェア-仙台・福島・山形観光物産展-[17]」をタイ王国の伊勢丹バンコク支店で南東北3県都共同で開催
- 11月 仙台・宮城DC推進協議会を設立
- 1月1日 観光立国推進基本法施行。
- 3月 キャッチフレーズおよびシンボルマーク(マスコットキャラクター:むすび丸)を決定。「うまし国」論争発生。
- 3月18日 仙台空港鉄道・仙台空港線開業。仙台市都心部と仙台空港を結ぶ仙台空港アクセス線が運行開始。
- 3月20日 宮城県と山形県が、連携に関する基本構想「みらい創造! MYハーモニープラン[18]」締結
- 3月31日 「南東北中枢広域都市圏構想推進協議会」が解散
- 4月4日 「MICHELIN Voyager Pratique Japon(ミシュラン・ボワイヤジェ・プラティック・ジャポン)」(ミシュラン実用旅行ガイド)発売。宮城県が高評価を得る(→宮城県#観光)。
- 5月30日 「仙台・福島・山形三市観光・物産広域連携推進協議会」設立
- 6月〜 「プレDC」旅行会社説明会・誘客キャラバンを実施
- 8月〜 サブプライムローン問題が顕在化し、世界金融危機が始まる。
- 9月 「松島 - 貝塚群に見る縄文の原風景[19]」の世界遺産登録に向けて県が地元説明会を行ったところ、長年の規制に対する住民の不満が爆発した[20]。仙台・宮城DC前までに国内の暫定一覧表への記載を済ませたい県は、9月28日に強引に文化庁に申請した。
- 10月1日 「プレDC」開幕 (プレDC開催はDC史上初)
- 10月 全国宣伝販売促進会議を開催
- 11月1日〜11月11日 第2回「仙台・東北ジャパンフェア-仙台・福島・山形観光物産展-[21]」を昨年と同様に開催
- 12月 松島で初の温泉掘削成功(⇒松島温泉)。
- 12月31日 「プレDC」閉幕
- 4月 仙台を舞台にした人気小説「ゴールデンスランバー」を直木賞の選考対象とする旨を、日本文学振興会が作者の伊坂幸太郎(仙台在住)に伝えたところ伊坂が辞退[22]。
- 4月18日 「伊達な広域観光推進協議会」設立(奥州市・西磐井郡平泉町・一関市、気仙沼市・大崎市・宮城郡松島町・仙台市)。DC後に向けて観光圏整備計画を策定し、観光圏整備法にて指定を目指す[23]。
- 5月 首都圏旅行会社説明会を開催
- 5月〜 誘客キャラバン等を実施
- 6月14日 岩手・宮城内陸地震発生
- 7月3日 「福島市・相馬市・二本松市・伊達市観光圏協議会」設立(ふくしま観光圏)
- 7月7日 「平泉-浄土思想を基調とする文化的景観」が世界遺産登録ならず。
- 7月11日 ニューヨーク・マーカンタイル取引所 (NYMEX) において、WTI(期近先物)が史上最高値の147.27ドル/バレルまで一時上昇。
- 7月23日 観光圏整備法施行。
- 7月23日 地震による風評被害の窮状を訴えるため、「いわておかみ会」と「みやぎおかみ会」のメンバー計10人が首相官邸に福田首相を表敬訪問した。
- 7月24日 岩手県沿岸北部地震発生。岩手・宮城内陸地震の風評被害対策として、観光PRのテレビとラジオの番組を8月2日に関東地方で放送予定であったが、この地震の影響で延期された[24]。
- 7月30日 楽天と宮城県が共同で「まち楽宮城[25]」を開設。地震からの復興と仙台・宮城DCにも寄与すると評価されている[26][27]。
- 8月 毎月10日調査のガソリン店頭現金価格(消費税込み)において、レギュラー185円/リットル、ハイオク196円/リットル、軽油167円/リットルとなり、史上最高値となる[28]。
- 9月1日 福田首相が辞任表明。
- 9月5日〜 NEXCO東日本東北支社および宮城県道路公社が発売する「ドラ割 仙台・宮城 遊遊フリーパス」(首都圏発着型および宮城県域型)が適用開始[29]。
- 9月15日 米・大手金融会社のリーマン・ブラザーズが倒産し、世界的に金融不安が広がる。
- 9月16日 「安心実現のための緊急総合対策」に基づいて10月から実施予定の高速道路料金の引下げが、一部前倒しされて開始[30]。
- 9月26日 世界遺産の国内暫定リストに松島および最上川が登録ならず。
- 10月1日 「仙台・宮城DC」開幕
- 10月1日 国土交通省に観光庁が発足。
- 10月3日 「伊達な広域観光圏」および「ふくしま観光圏」が国の観光圏整備実施計画に認定され、補助金が交付されることになる[31]。
- 10月4日 アニメ「かんなぎ」が放送開始。仙台都市圏でロケーション・ハンティングされたため、ファンがロケ地に訪れる現象が起きる(参照)。
- 10月25日・26日 「ゆるキャラまつり in 彦根 ~キグるみさみっと2008~」にむすび丸が参加[32]。
- 10月30日 宮城県大崎市の化女沼がラムサール条約登録湿地となる。
- 12月31日 「仙台・宮城DC」閉幕
- 1月16日 村井嘉浩宮城県知事が清野智JR東日本社長と東京で会談し、近い将来DCを再び宮城で開催するよう要請した[33]。
- 10月1日~12月31日 「仙台・宮城【伊達な旅】キャンペーン」を、宮城県・仙台市・JR東日本共同で開催。
[編集] 「うまし国」論争
三重県では、2005年から毎年10月1日〜翌年3月31日の半年間、旧伊勢国および旧志摩国にあたる同県南勢地方(伊勢志摩)を対象とした観光キャンペーン「伊勢志摩キャンペーン」を行っている。また、日本書紀の巻六、垂仁天皇25年3月の条において、伊勢国をして「可怜国」(万葉仮名混交→「可(うま)怜(し)国」)と評したことに由来し[34]、この観光キャンペーンのキャッチコピーを『美(うま)し国、まいろう。伊勢・鳥羽・志摩』としている[35]。
三重県の事情を知らなかった宮城県が、仙台・宮城DCのメインテーマを『美味(うま)し国 伊達な旅』と記者会見で発表すると、「美味し国」が「美し国」と被ると三重県から反発の声が出た。それに宮城県知事が問題視しないとの発言をしたため、「うまし国論争」としてマスコミを賑わす事態となった。同時期、三重県では統一地方選挙が実施されていたため(宮城県議会議員選挙も同時期実施。宮城県知事選挙は別の時期実施)、影響を与えないよう宮城県側は沈黙せざるを得なくなる一方、三重県側では政治問題化する傾向が見られ、問題が大きくなりながらも解決は選挙終了後にまでもつれ込む事態となった。
- 2005年
- 10月1日「伊勢志摩キャンペーン」開催(2006年3月31日まで)。
- 2006年
- 10月1日「伊勢志摩キャンペーン」開催(2007年3月31日まで)。
- 2007年
- 3月8日、宮城県が仙台・宮城DCのメインテーマを『美味(うま)し国 伊達な旅』とすると発表。
- 3月12日、村井嘉浩宮城県知事(大阪府出身)が「DCのターゲットは関東の人なので(三重を)イメージしない。全く問題ない」との見解を記者会見で示す。
- 3月20日、野呂昭彦三重県知事が、東京事務所を通し宮城県に抗議する方針を明らかにする。
- 3月22日、三重県知事選挙告示。
- 3月26日、三重県東京事務所の戸神範雄所長が、宮城県東京事務所に今野純一所長を訪問し、野呂三重県知事の遺憾の意を村井宮城県知事に伝えるよう文書で申し入れた。同時に、伊勢国をして「美し国」とする資料を手渡した。なお、両事務所は東京都千代田区の都道府県会館にある。
- 3月30日、三重県議会議員選挙告示。
- 3月31日、当年度の「伊勢志摩キャンペーン」が終了。
- 4月8日、三重県知事選挙および三重県議会議員選挙投票日。現職の野呂知事が再選。
- 4月10日昼頃、村井宮城県知事が野呂三重県知事に電話し、三重県への謝意を伝える一方、仙台・宮城DCのメインテーマをそのまま使用することへの理解を求めた。仙台・宮城DC終了後については三重県の意向に配慮するとし、バーターとして宮城県の東京アンテナショップ「コ・コ・みやぎ[37]」(豊島区池袋)にて三重県の観光ポスター掲示や物産を取り扱うことなどを提案した。野呂三重県知事は記者会見で、「真摯に受け止め大人の対応をしたい」と和解する意向を示した。
- 10月1日、「伊勢志摩キャンペーン」開催(2008年3月31日まで)
- 2008年
- 10月1日、「仙台宮城DC」開催(12月31日まで)。
- 10月1日、「伊勢志摩キャンペーン」開催(2009年3月31日まで)。
三重県は今後、「美し国」という言葉を三重県全体に広げ、世界遺産・熊野古道の登録5周年や伊勢神宮の式年遷宮と合わせて、2009年から2014年までの6年間を「美し国おこし・三重」に取り組むこととしている[38]。
[編集] 投資
仙台・宮城DC前の大型店など動きは以下の通り。以下のほかに、仙台市都心部では、2006年から2007年の間にビジネスホテルを中心に7棟1268室の客室が増え、さらにDCまでに数棟開業する予定。また、郊外では泉ICや長町IC付近にロードサイド店舗型ビジネスホテルが数棟進出した[39]。
- 郊外
- イオン仙台泉大沢ショッピングセンター(専門店104店舗を含む)が、都心部から見て北郊外に3月15日開業。
- みちのく三陸だてもん市場が、都心部から見て南東郊外に4月24日開業。
- 三井アウトレットパーク 仙台港が、都心部から見て北東郊外に9月12日開業。
- 都心部から見て西郊外にある仙台ヒルサイドアウトレットが、ヒルサイドショップス&アウトレットに名称変更して10月10日リニューアルオープン。
- 仙台泉プレミアム・アウトレットおよび泉パークタウン タピオが、都心部から見て北西郊外に10月16日開業。
- 仙台市天文台が、都心部から見て西郊外に7月1日移転・開台。
- 宮城県美術館が改装。10月7日再開館。
- 温泉が無かった松島で相次いで温泉掘削が成功(→松島温泉)。7月31日に温泉組合を設立。松島初の温泉旅館が数軒営業を開始。
仙台・宮城DC前の投資により、競争が激化したことでのDC後の大型店などの動きは以下の通り。以下のほかに、2010年度には仙台トラストシティの開業による競争や東北新幹線・新青森駅延伸による経済圏の変化も加わり、対抗して超高層ビルが数棟建ち、その低層部に物販・サービスが入ることが言われている。また、2015年の仙台市地下鉄東西線開業までの開発計画も動いている。
- 2009年(平成21年)、JR仙台駅西口ペデストリアンデッキにエスカレータ設置。青葉通り北側が2月26日、南側が3月18日供用開始[40]。
- 2009年(平成21年)7月11日、藤崎が仙台ファーストタワーに「藤崎ファーストタワー館」を新規開店。
- 2009年秋、卸町に場外市場の「杜の市場」が開業予定[41]。
- 2009年11月末、仙台三越前の「東一連鎖街」跡地に(仮称)「東一センタービル」が完成予定[42]。
- 仙台フォーラスが南側隣接地(一番町3丁目11街区)を再開発へ[43]。
[編集] レギュラー番組
仙台放送制作、アサヒビール一社提供のミニ番組で、2006年に東北6県ブロックネットで放送していた「とうほく食文化応援団 〜浅野教授と行く、スロー風土探訪記〜[44]」の後継番組。
- 仙台放送「とうほく食文化応援団 〜美味し国 伊達な旅〜[45]」
- 仙台放送「とうほく食文化応援団 〜美味し国 伊達な旅〜」
[編集] DC期間中の主な恒例イベント
- 10月10日〜13日、仙台短篇映画祭
- 10月11日〜13日、仙台クラシックフェスティバル
- 10月11日・12日、みちのくYOSAKOIまつり
- 10月11日、MEGA☆ROCKS
- 10月18日・19日、みやぎまるごとフェスティバル
- 11月15日、仙台ゴスペル・フェスティバル
- 12月12日〜31日、SENDAI光のページェント
[編集] プレDC
- 仙台市をメイン会場に、「YOKOSO! JAPAN 東北」が開催された。
- 岩手県は、平泉の世界遺産登録を念頭に、2008年年明けから広報戦略イメージコピー「黄金の國(くに)、いわて。」を用いている[46][47]。その傍らで、2007年に開催されたプレDCにおいて、その岩手県観光の顔となる平泉の中尊寺と毛越寺が、宮城県の松島・瑞巌寺と山形県の立石寺(山寺)と連携し、輪番で週末ごとに法話会を開いて「仙台・宮城DC」の枠内で動いた。このため、宮城県と岩手県との間で軋轢が生まれた[48]。
- プレDC中に、紅葉の名所である鳴子峡遊歩道で落石が発生し、全面通行止めとなった。仙台・宮城DCまでに安全策が講じられる予定。
- 日本の漁港の中で最重要13港のみが指定されている特定第3種漁港が県内に3港(気仙沼漁港・石巻漁港・塩釜漁港)あるという漁業県であるのに、漁港ごとの寿司ねたに明確な特徴が見られなかったが、プレDCで差別化がなされ、気仙沼はフカヒレ、石巻はクジラや金華サバ、松島はアナゴや炙りカキ、塩釜は生メバチマグロやブドウエビなどの特産化が図られた。一方で、県内で水揚げされる主な寿司ネタ6種(トロ、ウニ、イクラ、ホッキガイ、エビ、アナゴ)を「指定ネタ」として含む計10カンで「宮城の伊達なすし」とするメニューを県内54店で採用するなど、共通メニューも生まれた[49]。
- 宮城県道路公社管轄の自動車専用道路に、同公社独自でETCマイレージサービスの「ポイント2倍キャンペーン」を実施した。
- プレDCに合わせ、11月中旬から年末までの約50日間、仙台市都心部でスカイバス仙台が運行され、SENDAI光のページェント特別運行も行った。
- プレDC期間中は、夕方ワイド番組のミヤギテレビ「OH!バンデス」などでDC応援特集が連日組まれた。また、レギュラーのミニ番組も放送された。
[編集] DCを機に名物化されたご当地グルメ
[編集] 脚注
- ^ (2) 若者文化も仙台集中(『胎動 東北州』 asahi.com 2008年1月29日)
- ^ 管内(宮城、岩手、山形)の金融・経済7大事項(2006年) 〜金融・経済に関する7つのキーワード〜(日本銀行仙台支店 2006年12月27日)
- ^ 1) トヨタ進出、系列も / 国内第3の拠点に(asahi.com 2008年9月19日)
- ^ 仙台中心部、出店・増床続々(asahi.com 2008年9月19日)
- ^ 2大アウトレット、仙台に相次ぎ開業(asahi.com 2008年9月19日)
- ^ 迫るパルコ仙台上陸 既存店迎撃、共存共栄も期待(河北新報 2008年5月14日)
- ^ 栗原観光 栗駒、今季は絶望的 滞在型期待薄(河北新報 2008年7月13日)
- ^ 東北の観光地もグラリ 岩手沿岸北部地震(河北新報 2008年7月25日)
- ^ 解散風DCに暗雲? 「選挙中は観光客減」(河北新報 2008年9月17日)
- ^ 宮城・福島 県議有志が連携 議員連盟結成(河北新報 2008年8月7日)
- ^ むすび丸の着ぐるみ(ステージクルー)
- ^ 仙台・宮城DC むすび丸サンタコスチューム作成(宮城文化服装専門学校)
- ^ 仙台ビジターズ産業ネットワーク(財団法人仙台観光コンベンション協会)
- ^ 「政宗さま」サイコー 若い女性のハート射止める(河北新報 2008年10月8日)
- ^ 4市町長共同で「広域観光連携シンポジウム」を開催します(仙台市)
- ^ 文化遺産広域観光連携プロジェクト≪岩手県平泉町、宮城県仙台市、気仙沼市、松島町≫(東北産業活性化センター)
- ^ 「「仙台・東北ジャパンフェア-仙台・福島・山形観光物産展-」をバンコクで開催(仙台市)
- ^ 宮城・山形の連携に関する基本構想 「みらい創造! MYハーモニープラン」 〜未来を拓く東北の中枢圏域「宮城・山形」の形成を目指して〜(山形県)
- ^ 「松島」を世界遺産に(宮城県)
- ^ ああ松島や…観光か生活か 世界遺産構想に根強い県不信(産経新聞 2007年10月18日)
- ^ 「仙台・東北ジャパンフェア-仙台・福島・山形観光物産展-」を今年もタイで開催します(仙台市)
- ^ 直木賞注目の小説 伊坂さん選考辞退(河北新報 2008年7月8日)
- ^ 「伊達な観光圏」連携 岩手・宮城の7市町(河北新報 2008年4月19日)
- ^ 風評被害対策 首都圏で展開 岩手県、来月上旬(河北新報 2008年7月26日)
- ^ まち楽宮城
- ^ まち楽宮城:宮城の食材や観光情報発信--県と楽天が共同開設(毎日新聞 2008年7月31日)
- ^ 楽天市場に宮城の特産品サイト(ミヤギテレビ・Newsリアルタイムミヤギ 2008年7月30日)
- ^ 石油情報センター
- ^ 「ドラ割 仙台・宮城 遊遊フリーパス(首都圏発着型及び宮城県域型)」の申込み受付を本日から開始します(東日本高速道路株式会社)
- ^ 〜 前倒し社会実験について 〜(東日本高速道路株式会社)
- ^ 観光圏整備実施計画の認定及び観光圏整備事業の補助地域について(観光庁)
- ^ むすび丸(宮城 仙台市)(ゆるキャラまつりin彦根~キグるミさみっと 2008~)
- ^ 「宮城DCを再び」村井知事 JR東社長に要請(河北新報 2009年1月17日)
- ^ 美し国とは(三重県)
- ^ 伊勢志摩キャンペーン「美し国、まいろう。伊勢・鳥羽・志摩」
- ^ 観光キャッチフレーズを使用差止?(商標登録ドットコムblog)
- ^ 宮城ふるさとプラザ COCO MIYAGI
- ^ 『美し国おこし・三重』基本計画中間案(三重県)
- ^ 仙台経済界 2008臨時増刊号「仙台のプロジェクト100」
- ^ まちみちニュース「仙台駅西口エスカレータ工事だより」(仙台市)
- ^ 計画概要(仙台卸町場外市場 杜の市場)
- ^ 東一センタービル起工 来年11月末にオープン(河北新報 2008年7月9日)
- ^ 仙台市一番町3丁目11街区 仙台フォーラス周辺で共同化の動き 新たな再開発等の動きへ発展か(今日の建設情報 2008年6月13日)
- ^ とうほく食文化応援団(アサヒビール)
- ^ とうほく食文化応援団 〜美味し国 伊達な旅〜(アサヒビール)
- ^ 黄金の國、いわて。(岩手県)
- ^ 「黄金の國いわて」発信 県が広報戦略展開(岩手日報 2008年1月6日)
- ^ (3) 観光戦略 アジア照準(「胎動 東北州」asahi.com 2008年2月5日)
- ^ 近海ネタすしか塩釜マグロ丼か…仙台・宮城DCに照準(河北新報 2008年4月16日)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 美味し国 伊達な旅 - 仙台・宮城デスティネーションキャンペーン(公式ウェブサイト)
- 仙台・宮城DCスタッフブログ(公式ブログ)
- 仙台・宮城DC特集(河北新報)
- 仙台・宮城DCの経済効果 (1)(七十七銀行 2007年12月調査)
- 仙台・宮城DCの経済効果 (2)(七十七銀行 2007年12月調査)
- 仙台観光コンベンション協会
- 仙台・宮城DC応援ソング
最終更新 2009年12月2日 (水) 04:51 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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