伊吹山
伊吹山の最新ニュースをまとめて検索!
| 伊吹山 | |
|---|---|
![]() |
|
| 標高 | 1,377.3m |
| 位置 | 北緯35度25分04秒 東経136度24分22秒 |
| 所在地 | 滋賀県米原市 岐阜県揖斐郡揖斐川町 |
| 山系 | 伊吹山地 |
| 種類 | 堆積岩(石灰岩) |
|
|
伊吹山(いぶきやま、いぶきさん)は標高1,377.3m、滋賀県と岐阜県の県境にある伊吹山地の主峰。滋賀県最高峰の山であり、日本百名山のひとつでもある。琵琶湖国定公園の一部。三角点が置かれている頂上は、滋賀県米原市に位置する。
古くから霊峰とされ、日本武尊が山の神との戦いに敗れ傷を負った地とされる。また古代には三関のひとつである不破関が置かれた。これらの経緯から伊吹山は古来より歌枕として知られる。
目次 |
[編集] 自然
山麓から山頂にかけて、様々な野草が自生するお花畑がある。景観は高山の高茎草原そのものの様相をみせる。おもなものとしてルリトラノオ、ニッコウキスゲ、メタカラコウ、ハクサンフウロ、クガイソウ、オオバギボウシ、シシウド、シモツケソウなどがある。またイブキレイジンソウ、イブキアザミ、コイブキアザミ、イブキジャコウソウ、イブキトリカブトといった「イブキ」の名を冠する植物も自生する。(⇒イブキで始まるページ)
1927年(昭和2年)2月14日に観測された11.82mの積雪は世界山岳気象観測史上1位とされる積雪の世界記録である。しかし、この記録は吹き溜まりの影響を受けているとの指摘もある[1]。
[編集] 石灰岩採掘
伊吹山は数千万年前に噴火した海底火山であった。その時期にサンゴ礁が出来たため良質の石灰岩が産出する場所として知られている。 近代のコンクリート・セメント需要の急増により、伊吹山の石灰岩も大量に採掘されてきた。 右の国友や琵琶湖からの写真にて白く見える場所が採掘した跡であるが、緑化活動も同時に行っており、ある程度の植生の回復が見受けられる。
[編集] 交通
1965年に岐阜県関ヶ原町から山頂近くまでの「伊吹山ドライブウェイ」が開通し、名阪近鉄バスの定期登山バスが休日や夏休みなどに関ヶ原駅・大垣駅から運転されている。また1993年からは大阪駅桜橋口、2003年からは名古屋駅からの伊吹山山頂行きのハイウェイバスが運転されている。
伊吹山ドライブウェイは近畿日本鉄道が所有し、名阪近鉄バスが運営を行ってきたが、2006年にオーストラリアの投資銀行であるマッコーリー銀行の子会社である日本自動車道に譲渡し、近鉄および名阪近鉄バスは伊吹山ドライブウェイの運営から撤退した。なお、名阪近鉄バスの登山バスはこれまで通り運転される。
[編集] 登山・観光
伊吹山は中京圏および京阪神地区からそれほど遠くない位置にあり、かつ麓を東海道本線や名神高速道路が通じているという交通の便の良さや、多くの伝説が残された名山としての知名度、夏季に山頂近くを彩る高山植物を含む野草群のお花畑と、9合目までドライブウェイで登れるという手軽さから、人気のある観光地として親しまれている。主な観光コースは9合目駐車場まで自家用車やバスで登り、そこから3つある遊歩道で山頂に至るもので山歩きに適した靴の着用が望ましい。このうち西遊歩道は坂が緩やかで一番上りに適している。中央遊歩道は山頂へ直登するもので、もっとも急坂であるため下り向けである。東遊歩道はあまり整備されておらず下り専用(案内看板より)である。山頂部には5軒の山小屋が密集し、昼(10時~16時)は売店として営業しているほか、ご来光を待つ観光客や登山者のために、一部の小屋では仮眠のための宿泊も可能となっており、深夜・未明の仮眠受付も可能となっている。
登山コースは数コースあるが、最も一般的なのは米原市側の伊吹山スキー場から登るコースである。なお、この登山道は滋賀県道268号伊吹山上野線に指定されているが自動車通行は当然不可能である。3合目まではゴンドラリフトや自家用車で登るのが一般的である。途中5合目には売店小屋、6合目には避難小屋がある。昼間の登山だけでなく、ご来光を見るために涼しい夜間に登山することも盛んで、週末などは深夜に伊吹山を見ると、登山道を行く登山者の懐中電灯の列が点々と見られることがある。ドライプウェイも夏季は午前3時から通行可能で、ご来光を見る人のニーズに応えている。登山道の3合目付近は野草が多く自生、あるいは植えられており、3合目だけを観光ポイントとして訪問する人もいる。
また、3合目からはパラグライダーの体験施設があるが、2009年10月4日に2件相次いで墜落、1人が死亡する事故があった[2]。この事故は乱気流が原因と考えられている。
冬場は伊吹山スキー場でスキーやスノーボードを楽しむことができるが、近年は暖冬傾向による滑走可能期間の短縮傾向が著しい。
[編集] 関連項目
- 伊吹山ドライブウェイ
- 琵琶湖国定公園
- 日本百名山
- 各都道府県の最高峰 (滋賀県)
- 金糞岳(滋賀県 標高第2位の山)
- 伊吹おろし
- ヤマトタケル : 東征の帰途に伊吹山の神を倒そうとするが、それが彼の死を招いた。
- 藤原実方 : 後拾遺和歌集および小倉百人一首に収録された和歌は伊吹山を詠んだものとされている。
-
- かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを
[編集] 脚注
[編集] 外部リンク
- 名阪近鉄バス 山頂行きバスの時刻も掲載
- 伊吹山ドライブウェイ
- 国土地理院 地図閲覧システム 2万5千分1地形図名:関ヶ原
- 伊吹山頂対山館
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||




