伊豆箱根鉄道

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伊豆箱根鉄道株式会社
IZUHAKONE Railway Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報
東証2部 9013 1961年10月~2004年12月26日
本社所在地 〒411-8533
静岡県三島市大場300番地
電話番号 055-977-1201
設立 1916年大正5年)12月7日
(駿豆鉄道株式会社)
業種 陸運業
事業内容 旅客鉄道事業 他
代表者 若林 久(代表取締役社長)
資本金 6億4,000万円
売上高 連結:154億6,941万6千円
単独:79億6,542万6千円
2008年3月期)
総資産 連結:322億2,067万0千円
単独:309億6,917万8千円
(2008年3月31日現在)
従業員数 連結:1,710名 単独:437名
(2008年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 西武鉄道(株) 48.73%
西武建設(株) 22.71%
スルガ銀行(株) 1.27%
(2008年3月31日現在)
主要子会社 伊豆箱根バス(株) 100%
伊豆箱根交通(株) 100%
沼津交通(株) 45.00%
ツバメ自動車(株) 69.33%
浜名湖遊覧船(株) 100%
伊豆箱根企業(株) 100%
外部リンク www.izuhakone.co.jp
  

伊豆箱根鉄道株式会社(いずはこねてつどう、IZUHAKONE Railway Co., Ltd.)とは、神奈川県の小田原・箱根地区と静岡県伊豆地区において鉄道路線と芦ノ湖の遊覧船を運営している西武鉄道グループ鉄道会社である。本社所在地は静岡県三島市大場300。地元では「いずっぱこ」と呼ばれている。

目次

[編集] 沿革

  • 1893年明治26年)5月 : 豆相鉄道株式会社設立。
  • 1896年(明治29年)5月3日 : 駿豆電気株式会社設立。
  • 1898年(明治31年)5月20日 : 豆相鉄道により、現在の駿豆線にあたる鉄道路線が開業(1924年(大正13年)8月1日同線全通)。
  • 1906年(明治39年)10月1日 : 駿豆電気が駿豆電気鉄道株式会社に社名変更。
  • 1906年(明治39年)11月28日 : 駿豆電気鉄道により、後に軌道線となる電気軌道が開業。
  • 1907年(明治40年)7月19日 : 伊豆鉄道株式会社が豆相鉄道より事業を引き継ぐ。豆相鉄道は解散
  • 1912年(明治45年)4月1日 : 駿豆電気鉄道が伊豆鉄道の事業を買収。
  • 1916年大正5年)10月5日 : 駿豆電気鉄道が、富士水力電気株式会社に合併。
  • 1916年(大正5年)12月7日 : 伊豆箱根鉄道の前身である、駿豆鉄道株式会社設立。
  • 1917年(大正6年)11月5日 : 富士水力電気が駿豆鉄道に鉄道・電気軌道事業を譲渡。
  • 1922年(大正11年)6月2日 : 大雄山鉄道株式会社設立。
  • 1923年(大正12年) : 駿豆鉄道が箱根土地(現・プリンスホテル)の経営傘下に入る。
  • 1925年(大正14年)10月15日 : 大雄山鉄道により、現在の大雄山線にあたる鉄道が開業。
  • 1928年(昭和3年)12月 : 長岡自動車と古奈自動車を合併しバス事業開始。
  • 1930年(昭和5年) : 中之島水族館(現・三津シーパラダイス)開業。
  • 1933年(昭和8年) : 大雄山鉄道が箱根土地(現・プリンスホテル)の経営傘下に入る。
  • 1938年(昭和13年)4月6日 : 箱根遊船と合併し、駿豆鉄道箱根遊船株式会社に社名変更。
  • 1938年(昭和13年)9月10日 : 十国展望台完成。
  • 1940年(昭和15年)11月28日 : 駿豆鉄道株式会社に社名変更。
  • 1941年(昭和16年)8月23日 : 駿豆鉄道が大雄山鉄道を合併し、小田原 - 大雄山間の鉄道および小田原 - 久野間のバス事業を継承。
  • 1948年(昭和23年)12月16日 : 岳南鉄道を設立。
  • 1949年(昭和24年)7月14日 : 初島航路(熱海港 - 初島)就航。
  • 1956年(昭和31年)9月 : 岳南鉄道を富士急行へ譲渡。
  • 1956年(昭和31年)10月16日 : 十国鋼索線が開業。
  • 1957年(昭和32年)6月1日 : 伊豆箱根鉄道株式会社に社名変更。
  • 1957年(昭和32年)11月16日 : 駒ヶ岳鋼索線が開業。
  • 1958年(昭和33年)1月26日 : 駒ヶ岳スケートセンター開業。
  • 1959年(昭和34年)5月9日 : 大島航路(熱海港 - 伊豆大島)就航。
  • 1961年(昭和36年)10月 : 東京証券取引所第二部に上場。
  • 1963年(昭和38年)2月5日 : 軌道線が廃止され、路線バスに転換。
  • 1963年(昭和38年)4月27日 : 箱根駒ヶ岳ロープウェー開業。
  • 1964年(昭和39年)12月27日 : 湯河原パークウェイ供用開始。
  • 1965年(昭和40年)8月20日 : 昭和乗合自動車(後の伊豆下田バス)と業務提携。
  • 1966年(昭和41年)3月31日 : 昭和乗合自動車を系列に入れて、伊豆下田バスに社名変更させる。
  • 1966年(昭和41年)7月23日 : 湯河原ロープウェー(伊豆箱根鉄道湯河原索道線)開業。
  • 1966年(昭和41年)10月1日 : 大島航路(熱海港 - 伊豆大島)を東海汽船へ譲渡。西伊豆航路(沼津港 - 松崎港)を静岡観光汽船より譲渡。
  • 1968年(昭和43年)6月15日 : 初島航路(熱海港 - 初島)を富士急興業へ譲渡。
  • 1970年(昭和45年)2月 : 浜名湖遊覧船就航。
  • 1970年(昭和45年)7月25日 : フローティング・ホテル・スカンジナビア開業。
  • 1971年(昭和46年)12月7日 : 本社新社屋竣工。
  • 1974年(昭和49年)3月29日 : 西伊豆航路に初代「こばるとあろー」就航。
  • 1977年(昭和52年)1月 : 湯河原ロープウェー(伊豆箱根鉄道湯河原索道線)廃止。
  • 1977年(昭和52年)5月3日 : 三津シーパラダイス(旧・三津天然水族館)新装開業。
  • 1985年(昭和60年)12月28日 : 箱根駒ヶ岳スノーランド開業。
  • 1986年(昭和61年)4月6日 : タマチゴルフショップ開業。
  • 1996年(平成8年) : 箱根駒ヶ岳スノーランドとレストランコルナスの営業を終了。
  • 2003年(平成15年)8月31日 : 西伊豆航路(沼津港 - 松崎港)廃止。
  • 2004年(平成16年)10月26日 : 有価証券報告書虚偽記載問題により監理ポストへの割り当てが決定。
  • 2004年(平成16年)12月26日 : 東証二部上場廃止。
  • 2005年(平成17年)3月31日 : フローティングレストラン・スカンジナビア、ハマナ・コスタ営業終了。
  • 2005年(平成17年)4月 : 西武鉄道の連結子会社となる。
  • 2005年(平成17年)7月15日 : 伊豆箱根観光バスの名古屋支店営業廃止。
  • 2005年(平成17年)9月1日 : 駒ヶ岳鋼索線廃止。
  • 2005年(平成17年)9月30日 : 松崎プリンスホテル営業終了。伊豆箱根観光バス株式会社の東京支店、仙台観光営業所および東京観光営業所を廃止。
  • 2006年(平成18年)2月24日 : 伊豆下田バスの解散を決定。
  • 2006年(平成18年)3月15日 : 不動産仲介業、請負工事業から撤退、併せて小田原、三島、住宅センターなどの営業所を廃止。
  • 2006年(平成18年)4月30日 : タマチゴルフショップ営業終了。
  • 2006年(平成18年)8月31日 : 沼津ホテル、西熱海ホテル、大仁ホテル、下田プリンスホテル営業終了。スカンジナビア号、スウェーデンの企業『ペトロ・ファースト社』へ売却、修理のため上海に向けて曳航され沼津を出航(9月2日に和歌山県潮岬沖で沈没)。
  • 2006年(平成18年)10月1日 : 乗合バス事業を伊豆箱根自動車に譲渡、伊豆箱根自動車は伊豆箱根バスに社名変更。
  • 2007年(平成19年)3月18日 : 大雄山線にPASMOを導入。
  • 2009年(平成21年)4月1日 : 駿豆線で駅収受方式のワンマン運転開始。

[編集] 鉄道事業

駿豆線・大雄山線とも沿線に高校、工場などがあり通勤、通学輸送としての面が強いが、駿豆線に関しては沿線に観光地が多くJRより特急列車が乗り入れているために観光客も多い。

駿豆線と大雄山線はそれぞれ静岡県内、神奈川県内に路線があり、両線は直接つながっていない。駿豆線は三島駅で、大雄山線は小田原駅東海道本線と連絡しており、両線を乗り継ぐ場合は東海道本線を介して乗り継ぐことになる。また車両の検査や修繕などは駿豆線にある大場工場で行っているため、大雄山線の車両の検査の際は東海道本線小田原 - 三島間を回送して同工場に入出場している。なお、それぞれの連絡駅は、三島駅が東海旅客鉄道(JR東海)、小田原駅が東日本旅客鉄道(JR東日本)の在来線管内にあるが、駿豆線と大雄山線は線路がつながっていないため、JR2社の在来線管内を直接結んでいない例であり(JR2社以上の在来線管内を直接結んでいる私鉄は、小田急電鉄近畿日本鉄道の2社である)、それぞれの自社路線がJRの同一路線に接していながらJRの会社が異なっている珍しい例でもある。

[編集] 現有路線

[編集] 廃止路線

  • 軌道線 : 三島広小路停留場 - 沼津駅前停留場 5.9km
  • 湯河原索道線(湯河原ロープウェー) : 湯河原峠駅 - 鞍掛山駅 0.9km
  • 駒ヶ岳鋼索線(箱根駒ヶ岳ケーブルカー) : 駒ヶ岳登り口駅 - 駒ヶ岳頂上駅 0.7km

[編集] 車両

駿豆線はJRからの乗り入れもあり全車両が20m車であるが、大雄山線は車両限界の関係から18m車以下である。同線は自社発注車の5000系で統一されたのに対して、駿豆線には譲受車も在籍しているので、平均車齢は大雄山線の方が低い。

また西武鉄道グループの会社らしくケーブルカーの外装はライオンズカラーとなっている。

[編集] 現有車両

[編集] 駿豆線

[編集] 大雄山線

[編集] 十国鋼索線
  • 1形

[編集] 過去の車両

駿豆線

  • 電車

[編集] 鉄道運賃

大人普通旅客運賃(小児半額・10円未満切り上げ)。1997年4月1日改定。キロ程の1km未満の端数は切り上げる。

キロ程 運賃(円)
1 - 3 130
4 140
5 160
6 180
7 210
8 240
9 - 10 270
11 - 12 320
13 - 14 360
15 - 16 400
17 - 18 450
19 - 20 500

[編集] 遊覧船

[編集] 関連会社

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[編集] バス事業

伊豆箱根鉄道のバス事業は、伊豆箱根バスが路線バスを運行している。また、#伊豆箱根観光バスが観光バス事業を中京圏で営業していたが、2006年10月に解散、2007年1月に清算を決了した。

[編集] タクシー事業

伊豆箱根鉄道のタクシー事業は、1932年(昭和7年)当時の駿豆鉄道の車両3両による営業に始まっている。その後、1969年(昭和44年)に、伊豆箱根ハイヤーを専業会社として分離独立。1974年(昭和49年)に伊豆箱根交通に社名変更して現在に至っている。

営業地域に伊豆・箱根を抱えるため、観光目的での使用の多いジャンボタクシーを10数台配備しているほか、近年、福祉タクシー、車椅子・寝台専用車、ケアサポートカーなどの介護福祉方面の需要を想定した車両の充実を図っている。 直系の伊豆箱根交通のほか、2つの連結子会社もタクシー事業を行っている。

[編集] 伊豆箱根交通

伊豆箱根交通株式会社(いずはこねこうつう)は、タクシー事業を行う伊豆箱根鉄道の連結子会社である。 本社、静岡県三島市松本72番1号。沼津・三島・修善寺・大仁(修善寺に統合され配車センターのみ)・熱海・湯河原・箱根(仙石原)・小田原・南足柄および大磯に営業所を持つ。

[編集] 沼津交通

沼津交通株式会社(ぬまづこうつう)は、タクシー事業を行う伊豆箱根鉄道の連結子会社である。 本社、静岡県沼津市大岡字横田1868番地の4。

[編集] ツバメ自動車

ツバメ自動車株式会社(ツバメじどうしゃ)は、タクシー事業を行う伊豆箱根鉄道の連結子会社である。 本社、静岡県三島市西若町5番37号。三島・大場および長岡に営業所を持つ。

1939年8月13日企業合同により設立された伊豆長岡自動車株式会社(資本金980万円)を祖とする。1952年9月 伊豆長岡自動車がツバメ自動車に社名変更。1960年伊豆箱根鉄道傘下に入る。1969年本社事務所、整備工場を三島市西若町に移転。1991年1月23日タクシーの車体デザインをライオンズカラーとする。

なお、名古屋市つばめ自動車とは人的、資本ともに一切関係ない。

[編集] 遊覧船

遊覧船事業は、伊豆箱根鉄道本体が行っている芦ノ湖・内浦湾(駿河湾)のほか、関連会社の浜名湖遊覧船によって行われている。

[編集] 浜名湖遊覧船

浜名湖遊覧船株式会社(はまなこゆうらんせん)は、浜名湖水域の瀬戸ハマナ・コスタ港 - 舘山寺港 - フラワーパーク港を結ぶ旅客運輸を業とする会社であり、伊豆箱根鉄道の子会社である。一時は廃止・清算も予定されていたが、2008年8月27日付けでサゴーエンタプライズを事業引受先として株式譲渡することが発表された。2009年8月31日に株式譲渡契約締結、9月30日を株式譲渡期日とする予定。[2]

浜名湖遊覧船使用機材
船名 浜名丸 奥浜名丸
総トン数 87 89
主機関 450PS×1 210PS×2
航海速力 11.00ノット 10.00ノット
旅客定員 300名 250名

[編集] 関連会社(廃業など)

[編集] バス事業

[編集] 伊豆箱根観光バス

名古屋圏を営業基盤として観光バス事業を営んでいたが、2006年10月に解散、2007年1月に清算決了した。

[編集] その他

[編集] フローティング・ホテル・スカンジナビア

詳細は「スカンジナビア (客船)」を参照

スカンジナビアは、クルーズ客船「ステラ・ポラリス」として運用された後、1970年から伊豆箱根鉄道が所有・管理し、係留地の静岡県沼津市西浦でホテル兼レストラン「フローティングホテル・スカンジナビア」として利用されたが、2006年に売却、その直後の曳航中の事故で沈没した。

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

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  1. ^伊豆箱根鉄道1300系が営業運転を開始」鉄道ニュース 鉄道ファン・railf.jp 2008年12月13日。
  2. ^ "【連結子会社の株式譲渡に関するお知らせ(変更)】" (2009-08-27). 2009年8月29日 閲覧。

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年9月10日 (木) 02:55 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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