伊豆箱根鉄道大雄山線

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伊豆箱根鉄道大雄山線
塚原駅付近を走る5000系(2006年10月28日)
塚原駅付近を走る5000系(2006年10月28日)
路線総延長 9.6 km
軌間 1067 mm
電圧 1500 (直流)
最大勾配 25 パーミル
STR
東海道本線
STR STR
東海道新幹線
STR STRrg KRZo
箱根登山鉄道線
uexSTRrg uexSTRq emKRZo emKRZo emKRZo
箱根登山小田原市内線
ueLUECKE TUNNEL2 TUNNEL2 TUNNEL2
uexKBFe KBHFa BHF BHF BHF
0.0 小田原駅
exKBHFa ABZrg ABZrf ÜWul ÜWor
新小田原駅 1935年廃止
exSTRlf eABZlg STR ÜWo+l ÜWu+r
BHF STR STR STR
0.4 緑町駅
KRZu STRrf STR STR
KRZu STRq STRrf STR
eBHF STR
相模広小路駅 1935年廃止
BHF STR
1.4 井細田駅
STR HST
足柄駅
BHF STR
2.3 五百羅漢駅
KRZu STRq STRq STRrf
小田急小田原線
BHF
3.1 穴部駅
BHF
4.3 飯田岡駅
BHF
5.0 相模沼田駅
BHF
6.0 岩原駅
BHF
6.3 塚原駅
BHF
8.2 和田河原駅
BHF
9.1 富士フイルム前駅
KBHFe
9.6 大雄山駅

大雄山線(だいゆうざんせん)は、神奈川県小田原市小田原駅と神奈川県南足柄市大雄山駅とを結ぶ、伊豆箱根鉄道鉄道路線である。

全区間にて、ICカード乗車券PASMOSuica東日本旅客鉄道)が利用可能である(パスネットは利用できない)。

目次

[編集] 路線データ

  • 路線距離(営業キロ):9.6km
  • 軌間:1067mm
  • 駅数:12駅(起終点駅含む)
  • 複線区間:なし(全線単線
  • 電化区間:全線(直流1500V)
  • 閉塞方式:自動閉塞式

[編集] 運行形態

早朝と深夜を除き終日12分間隔で列車が運行されている。上り・下り列車の交換は和田河原駅相模沼田駅五百羅漢駅で行われる。全列車が小田原駅または大雄山駅が終着となる運行で、途中駅で終着または折り返しとなる列車は設定されていない。

線路容量は12分間隔が限界のため、計画運休する列車を2往復設定しており、車両検査などの際にはそのダイヤを回送列車として運行する(後述)。

車内アナウンスはすべて自動放送により行われるが、運転士と車掌の2人は乗務する。車内精算は定期的に車掌が車内を巡回する際に申し出て、車内補充券を発行してもらう。また、車掌は無人駅到着時に駅入口の改札付近に移動し改札する(朝夕の通勤時間帯以外)。そのため、車掌は列車走行時に頻繁に車内を移動する。

毎年12月31日深夜から翌年1月1日朝まで、初詣客のため終夜臨時運転が行われる。

塚原駅 - 和田河原駅間(2007年2月19日)

[編集] 利用状況

[編集] 輸送実績

[編集] 収入実績

[編集] 営業成績

[編集] 使用車両

[編集] 現在の車両

大雄山線で使用されている車両の形式は以下の通りである。

  • 5000系 - 18m車3両編成。貫通路にドアはない。
  • コデ165形 - 電気機関車代用

大雄山線内には車両の大規模な整備工場がないため、大規模な定期検査を行う場合は、東海道本線小田原 - 三島間を回送(甲種輸送)して、駿豆線大場駅にある自社の大場工場に入場する。小田原駅の構内にある収受線には架線が張られていないため、そのままではJRの電気機関車が入線できない。そこでJR側の機関車に数両の貨車を連結し、架線の張られていない区間に機関車が来ないようその貨車を介して連結するという方法を取っている。そのため、小田原と三島の間を行き来する大雄山線車両の回送列車は混合列車のような姿となっている。

[編集] 過去の車両

[編集] 歴史

大雄山線は、大雄山鉄道によって開業した路線である。道了尊で有名な最乗寺への参詣鉄道として計画された。延伸路線として、御殿場線山北駅までが計画されていた。

  • 1922年(大正11年)6月2日 大雄山鉄道設立
  • 1925年(大正14年)10月15日 仮小田原 - 大雄山間(5M48C≒9.01km[1])が開業[2]。開業当時の駅は順に、仮小田原、五百羅漢、相模沼田、岩原、塚原、和田河原、大雄山の7駅である。穴部駅は10月15日には施設が工事中であったため、この日の運輸営業から除外されている[3]
  • 1926年(大正15年)5月(日付は不詳) 飯田岡駅開業[4]
  • 1926年(大正15年)11月24日 井細田駅開業[4]
  • 1927年(昭和2年)4月10日 新小田原 - 仮小田原間 (0.38km[1]) 延長開業。仮小田原駅を相模広小路駅と改称[5][6]
  • 1933年(昭和8年) 大雄山鉄道が箱根土地(現・プリンスホテル)の経営傘下に入る
  • 1935年(昭和10年)6月14日 新小田原 - 相模広小路間に緑町駅開業
  • 1935年(昭和10年)6月16日 小田原 - 緑町間 (0.36km[1]) 延長開業[2]。新小田原 - 緑町間 (0.15km)、相模広小路駅廃止
  • 1941年(昭和16年)8月23日 大雄山鉄道は駿豆鉄道に吸収合併され、1957年(昭和32年)6月に伊豆箱根鉄道に改称
  • 1956年(昭和31年)8月13日 富士フイルム前駅開業
  • 1976年(昭和51年)11月25日 架線電圧を600Vから1500Vに昇圧
  • 1984年(昭和59年)3月18日 5000系電車運転開始
  • 1992年(平成4年)3月25日 和田河原新駅舎竣工
  • 1996年(平成8年)10月10日 165形電車(赤電)のお別れ会及びお別れ運転を実施
  • 1997年(平成9年)4月1日 運賃改定及び値上げ。大雄山線小田原 - 大雄山間は250円が270円に
  • 2003年(平成15年)3月30日 小田原駅が新駅舎へ切り替え。自動改札機供用開始
  • 2003年(平成15年) 大雄山駅自動改札機供用開始
  • 2005年(平成17年)11月12日 開通80周年を記念し、大雄山駅構内でイベントを実施
  • 2006年(平成18年) 新久野川橋梁架け替え
  • 2006年(平成18年)8月16日 ダイヤ改正により、終電時刻繰り下げ及び12分間隔運転時間帯拡大
  • 2006年(平成18年)12月18日 緊急地震速報警報システム運用開始
  • 2007年(平成19年)3月18日 ICカード乗車券「PASMO」と「Suica」が大雄山線全駅で利用可能に

[編集] 駅一覧

駅名 駅間キロ 営業キロ 接続路線 所在地
小田原駅# - 0.0 東日本旅客鉄道:東海道新幹線東海道本線
小田急電鉄:小田原線
箱根登山鉄道:鉄道線
小田原市
緑町駅 0.4 0.4  
井細田駅 1.0 1.4  
五百羅漢駅# 0.9 2.3  
穴部駅 0.8 3.1  
飯田岡駅 1.2 4.3  
相模沼田駅# 0.7 5.0   南足柄市
岩原駅 1.0 6.0  
塚原駅 0.3 6.3  
和田河原駅# 1.9 8.2  
富士フイルム前駅 0.9 9.1  
大雄山駅# 0.5 9.6  

[編集] 廃駅

  • 仮小田原駅 - 1925年10月15日開業、1927年4月10日相模広小路に改称[6]。1935年6月16日廃止。
  • 新小田原駅 - 1927年4月10日開業、1935年6月16日廃止。

[編集] その他

JR東日本の指定券券売機で、JR線からの連絡乗車券を購入することができる。

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

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  1. ^ 和久田康雄 『私鉄史ハンドブック』電気車研究会、1993年 p.78 ISBN 4-88548-065-5
    同書には小田原 - 緑町間は小田原駅連絡線として記載
  2. ^ 平成18年度版『鉄道要覧』によれば新小田原駅=緑町駅、仮小田原駅=井細田駅とされ、以下のように開業している
    • 小田原 - 緑町間 0.4km 1935年6月14日開業
    • 緑町 - 井細田間 1.0km 1927年4月10日開業
    • 井細田 - 大雄山間 8.2km 1925年10月15日開業
    しかし、平成18年度版『鉄道要覧』の「新小田原駅=緑町駅、仮小田原駅=井細田駅」という記載は、陸地測量部(現国土地理院)5万分の1地形図「小田原」大正14年鉄補(1927年4月30日発行)と2万5千分の1地形図「国府津」昭和2年鉄補(1929年1月30日発行)を比較すれば誤りと分かる。
  3. ^ 「南足柄市史7 通史編II 近代・現代」p. 481
  4. ^ 「小田原市史 別編 年表」小田原市編集(2003年3月20日発行)p. 296
  5. ^ 「鉄道省監督局調 地方鉄道軌道一覧」社団法人鉄道同志会発行 昭和七年 (復刻鉄道名著集成所収) 大雄山鉄道の項に「假小田原ハ相模廣小路ト改称」とあり。運輸開始認可昭和2年4月9日
  6. ^ 「南足柄市史7 通史編II 近代・現代」p. 484 によれば、改称は1927年7月であるとされている。

[編集] 参考文献

  • 『通史編II 近代・現代』7、南足柄市〈南足柄市史〉、1998年。
  • 吉川文夫 (1965). “伊豆箱根鉄道・鉄道線”. 鉄道ピクトリアル No. 173 (1965年7月臨時増刊号:私鉄車両めぐり6): pp. 8-9, 43-52.(再録:『私鉄車両めぐり特輯』2、鉄道ピクトリアル編集部、鉄道図書刊行会、東京、1977年。

最終更新 2009年10月31日 (土) 10:38 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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