低俗番組
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低俗番組(ていぞくばんぐみ)とは、教育的観点や倫理的観点等から、特定の個人・団体から問題を指摘される番組のこと。公式な定義があるわけではなく、個人的な主観と偏見で判断される定性的な評価である。
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[編集] 概要
何らかの文化的権威をもつ個人もしくは団体から、ある観点において内容が低俗であるとされる番組に対して使用されることが多い。日本PTA全国協議会や放送と青少年に関する委員会が、青少年に悪影響を及ぼすものとみなし「委員会見解」として特定の番組名を公表することもある。
先述の通り、その番組が低俗であるかどうかは個人の主観に負うところが大きい。ある視聴者にとっては低俗であったとしても、別の視聴者にしてみれば低俗ではないと評価が対立することも少なくない。偏見や個人的嗜好で判断し、内容をよく確認しないまま低俗であると決め付ける場合もあり、その場合には逆に非難を受けることも多い。
もっとも、記憶に残る伝説の番組として後々まで語りぐさとなる番組は、放送当時は低俗番組として集中砲火を浴び続けた番組であることが多い。
[編集] 低俗番組とみなされる要因
ある番組が低俗番組とみなされる理由としては、様々な観点がある。ここでは主だった観点を掲載する。
[編集] 倫理・教育的観点
日本PTA全国協議会等の教育団体は
- 「青少年の教育に悪影響を及ぼす番組である」
- 保護者(番組を視聴している当事者である必要はない)からみて子供に見せたくない
という基準を重要視して青少年にとって有害である番組の存在を調査し、問題があると判断した番組について放送倫理・番組向上機構等に抗議を行っている。
[編集] 視聴率主義に対する批判
内容を伴うことのない過度の性表現や過激な暴力表現等が多く用いられている番組においても、視聴率を得ることのみを目的とした低俗な物とされることが多いため、やらせ疑惑が浮上する番組の多くは低俗番組と評される場合もある。
[編集] 反社会的行動をあおる表現
バラエティ番組においての暴力(的と見られる行為)、いじめを肯定すると受け取れるおそれがある表現、下ネタを取り扱う番組は低俗であるとみなされやすい。
[編集] 観点に対する批判
ある観点から批判がなされた場合、他方からその観点そのものを批判するケースがある。また、一方的な見方からの批判に対して、他の見方を無視してると批判されるケースもある。例えば製作者が命の尊厳を伝えようとして、残虐な表現をした場合、一部の教育団体は「残虐な場面は子供に悪影響を及ぼす」という一面のみを取り上げ、問題視するケースもある。この批判に対して「作者の意図」や「作品が伝えようとする主題」を無視する発言であると、他の視聴者からは批判されるケースもある。
このように低俗番組を指定することは別の立場からの批判を招きやすく困難である。
[編集] 関連記事
- 視聴率主義
- エログロ低俗化
- お色気番組
- 有害番組
- 日本PTA全国協議会
- 放送倫理・番組向上機構(BPO)
- 表現の自由
- やらせ
- メディア・リテラシー
- Vチップ
最終更新 2009年8月13日 (木) 15:02 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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