佐藤章蔵
佐藤章蔵の最新ニュースをまとめて検索!
佐藤 章蔵(さとう しょうぞう)は日本の工業デザイナー。若い頃から自動車の造形美に魅せられ、第二次世界大戦前から東京の街頭で多くの名車・珍車を撮影していた。
1950年代に日産自動車に在籍し、造形課長の職にあった。在職中にダットサン・110/210系(1955年発表)及びその後継車初代ブルーバード(310系)(1959年発表)をデザインした。1956年には110の改良型である112型のデザインで毎日工業デザイン賞を受賞する。両車のデザインは共に虚飾が無く、シンプルで機能的なことが特徴であった。1960年代初頭に日産自動車を退職。
なお、佐藤が退職した後の日産はイタリアの巨匠デザイナー・バッティスタ・ピニンファリーナに(二代目ブルーバード(410系・1963年発表)二代目セドリック(130系・1965年発表))のデザインを託したが、いずれのモデルも好評を得ることは出来なかった。
佐藤はその後フリーランスに転じ、トヨタ・スポーツ800のプロトタイプ(戦闘機のキャノピーのようなドア兼用のスライド式ルーフが特徴・1962年発表)などのデザインを手がけた(生産型はトヨタ自動車社員の長谷川龍雄のデザイン)後、自動車から離れ、晩年はソニーの顧問デザイナーの立場にあった。
本業の傍ら、イミターチオ・セシリのペンネームで1960年代半ばのカーグラフィックに1920年代の車の記憶をイラストレーションと文章で綴った「ヴィンテジ・カー見聞録」を発表、1975年には定価65,000円限定800部の豪華本「CLASSIC CAR 1919-1940」を出版し、続いて1978年には「栄光のヴィンテジ&サラブレッド」(いずれも番町書房刊)を刊行した。英国車ジャガーの愛好家としても知られた。昭和女子大学教授の佐藤潔人は子息。
最終更新 2009年1月21日 (水) 16:08 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【佐藤章蔵】変更履歴



