佐賀のがばいばあちゃん
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『佐賀のがばいばあちゃん』(さがのがばいばあちゃん)は、島田洋七の小説、及びそれを原作とした映画、漫画、テレビドラマ、舞台などの一連の作品の題名。
目次 |
[編集] 概要
- 小説は少年時代を佐賀で過ごした島田洋七が、少年時代の出来事を書いた小説。いわば、彼の自伝である。1993年の出版以来、2007年4月までに400万部を売り上げた。日本国内のほか海外では台湾での売り上げも大変好調である。
- 余りにも大きな反響となったことから、2007年にはついに舞台劇にまでなることが決まった。
- テレビ版は、佐賀の民放テレビ局・サガテレビを系列局に抱え、同局の番組に現在は佐賀市在住の洋七自身も時折出演していることから、フジテレビが制作・放送した。メインロケ地には市長が中心となって誘致を進めた武雄市が選ばれ、同市には「佐賀のがばいばあちゃん課」が設置されるに至った。
- すでに映画化作品が一本存在するが、原作者島田洋七自らの監督で再映画化される。公開は2009年初頭で、島田紳助やそのまんま東、高島礼子、香山美子らが出演の予定。
- 佐賀弁では、「がばい」とは「非常に」の意味で連用修飾に使用され、このタイトルのように連体修飾詞として名詞の直前に付くことは無い。例えば、「非常にすごい」→「がばいすごか」と使われる。そのため、「佐賀のがばいばあちゃん」ではなく、「佐賀のがばいすごかばあちゃん」というのが正しい言い方である。
- 『「がばい」の意味を間違って広めた』といわれるが、「『がばい』とは『すごい』という意味である」と解説・説明しているのはメディアの問題。劇中でも「がばいすごか」と言う言葉が使われ、本人も何度か書籍のがばいは本来の使い方でないと言っている。「とんでもないじいちゃん」を「とんでもじいちゃん」というようなこともあり、解説・説明に注意が必要である。
- ビートたけしや島田紳助はギャグで「がばいばあちゃんはいなかった。」と言うことがあり、島田洋七自信も「ほんまはばあちゃんやのうてじいちゃんやったんや!」などと時折ネタにしている。(『行列の出来る法律相談所』等の番組内トークにて)
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
[編集] あらすじ
戦後の動乱期、広島に暮らす昭広(島田洋七の本名)少年は母親に女手ひとつで育てられている。働く母を恋しがって、まだ幼い昭広が物騒な夜の盛り場にやってくるため、懸念した母親がだますようにして、佐賀の昭広の祖母・おさのばあちゃんの家へ送ることから物語が始まる。
おさのばあちゃんの家は超のつく貧乏であり、ばあちゃんは苦労人だった。だがそれ以上に、明るく逞しい「がばいばあちゃん」であった。奇想天外なアイデア、破天荒な発言で昭広をけむに巻く。最初は驚かされっぱなしだった昭広だが、佐賀にも、学校の友達にも、そしてばあちゃんとの「由緒正しい貧乏」暮らしにも馴染んでいった。 周囲の優しい人々に見守られ、すくすくと成長する昭広少年の、がばいばあちゃんと過ごした8年間を描く。
洋七自身は高校進学に際して広島へ戻っている。シリーズ「第1篇」である本作品では、中学卒業で昭広がサノばあちゃんと別れるところで一区切りをつけている。
[編集] 書籍
1993年に3000部を自費出版。2001年にムーンライトファクトリーから発売。2004年に徳間書店で再出版され、一気に話題に。以後、さまざまな本がシリーズで出され、売り上げ冊数は総計400万部を超えた。
[編集] 書籍化の経緯
- 洋七の祖母の逸話を耳にしたビートたけしが、最初に書籍化を強く勧め、洋七がそれに応え執筆した。その為たけしは「この本の印税がオレの口座に入ってこない。」と言うことがある。
[編集] 映画
2006年6月3日より全国公開されたが、佐賀県を舞台とした作品のため、同県および九州各県の一部映画館では、同4月22日から順次先行公開された。大人になった主人公が少年時代に帰ってきた、という設定になっている。
単館系映画ながら、興行収入6億円のヒット作となった。文部科学省推奨。また2007年11月23日に日本テレビ系の金曜ロードショーで地上波初放送し、17.2%の高視聴率をマークした。
[編集] スタッフ
[編集] 登場人物
- ばあちゃん:吉行和子
- 真佐子:浅田美代子
- 豆腐屋のおじさん:緒形拳(特別出演)
- 明広(成人):三宅裕司(特別出演)
- 明広(中学生):鈴木祐真
- 明広(小学生):池田晃信
- 明広(小学生):池田壮磨
- スポーツ店主:島田紳助(友情出演)
- 大学の掃除夫:島田洋八(友情出演)
- 中野先生:山本太郎
- 明広の母:工藤夕貴
- 小2担当教師:保積ぺぺ
- 警官:吉守京太
- 看護婦:石川あずみ
[編集] テレビドラマ
[編集] 佐賀のがばいばあちゃん
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フジテレビ系列にて、2007年1月4日の21:00~23:18(JST)に放送された。ビデオリサーチ社によると関東地区で19.2%、北部九州地区(福岡都市圏)で21.6%と、同時間帯及び2007年正月のドラマ番組としてトップの視聴率を獲得した。なお佐賀県内の視聴率は、島田洋七によると、88%という驚異的数字をマークしたらしい。 また、同年12月31日の12:00~14:00に再放送(120分の短縮版)を全国ネットで放送された。
[編集] スタッフ
- 脚本:旺季志ずか
- プロデューサー:志牟田徹・小椋久雄・江森浩子
- 演出:河野圭太
- 音楽:安部潤
- 選曲:志田博英
- 編成:坪田譲治 (フジテレビ)
- 方言指導:希楽星
- ロケ応援:武雄市役所「佐賀のがばいばあちゃん課」、サガテレビ、舛田大輔
- ロケ協力:武雄市、佐賀県フィルムコミッション、フィルムサポート島田、大井川鐵道、東京海洋大学ほか
- 建築協力:(有)ミヤハラ工務店
- 撮影協力:バスク、フジアール、ベイシス
- 企画協力:吉本興業
- 制作協力:共同テレビジョン
[編集] 出演
- 徳永サノ(ばあちゃん) - 泉ピン子
- 徳永昭広(現代、島田洋七本人役、原作者) - 島田洋七
- 徳永秀子(昭広の母) - 石田ゆり子
- 徳永喜佐子(秀子の妹・昭広の叔母) - 原沙知絵
- 北村先生(小学校の先生) - 小日向文世
- 田中先生(中学校の先生) - 甲本雅裕
- 豆腐屋- 平田満
- スポーツ店店主- 村田雄浩
- 空き巣(ヨシオ) ‐ 山崎一
- 鉄くず屋 ‐ 徳井優
- 水道集金のおじさん ‐ 坂田利夫
- マラソン大会実行委員 - 軽部真一
- 佐賀駅の駅員 - はなわ
- 由美子 - 夏未エレナ
- 山崎しげる(小1~2) - 下山葵
- 山崎しげる(小6~中学生) - 桑原成吾
- しげるの母 - しのへけい子
- 吉村和彦(昭広の親友) - 岩井進士郎
- 吉村和彦(小6~中学生) - 丸山隼
- あゆみ - 田中明
- ぼんちおさむ
- 里見まさと
- 樋渡真司
- 秋田久美子
ほか
[編集] 佐賀のがばいばあちゃん2
フジテレビ系列にて、2010年に放送予定のドラマ。2009年5月にクランクアップした。
[編集] 出演
ほか
[編集] 漫画
ビジネスジャンプにて『がばい -佐賀のがばいばあちゃん-』のタイトルで連載中。画は石川サブロウが担当。
[編集] ゲーム
ユークスの子会社、トライファーストがゲーム化をしている。
[編集] 舞台
映画、テレビドラマのヒットを受け、舞台化もされた。全国に先駆けて最初の公演地として、名古屋の中日劇場が選ばれた。
出演
- 徳永サノ:大空眞弓
- 徳永秀子(昭広の実母):音無美紀子
- 徳永明子(昭広の叔母):中澤裕子
- 田中静男(昭広の小学校時代の担任):新藤栄作
- 篠田静雄(泥棒、後に水管工社長):曽我廼家文童
- 徳永昭広(壮年期):島田洋八
- 久保(昭広の友人)他:やなぎ浩二
- 志津子(秀子が勤めていた中華料理店の仲居頭):山田スミ子
スタッフ
- 舞台化にあたり、洋七側の「舞台化するなら、東京、大阪以外のところから火をつけたい」という思いと、中日劇場側の「是非とも舞台化するなら当劇場から」という願いが実を結び、当公演が実現したといういきさつがある。
- 吉本興業の興行に元・松竹新喜劇の曽我廼家文童が出るのは異例。
- この舞台が終了する8月末に洋七は吉本興業を離れた。
[編集] 関連項目
- 佐賀県立佐賀北高等学校 - 第89回全国高等学校野球選手権大会に優勝し、その劇的な戦いぶりからがばい旋風と呼ばれるようになった。
- アマゾン (映像製作) - 映画版に関わった企業。(Amazone。インターネットショッピングサイトのAmazon.comおよびAmazon.co.jpとは無関係)
[編集] 脚注
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年10月1日 (木) 15:35 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【佐賀のがばいばあちゃん】変更履歴




