借王

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借王』(シャッキング)は、リイド・コミックで連載されていた、平井りゅうじ原作・土山しげる作画の漫画作品。およびそれを原作とした哀川翔主演の日本映画Vシネマ日活が製作、配給している。2009年10月、WOWOWでテレビドラマ化。 金融アクションの超大作と呼ばれ、大人向け漫画として人気を博した。

映画版では、予算が少ない映画・Vシネマ界では異例の豪華メンバーが揃い、非常にコアな内容で人気を博した。

目次

[編集] ストーリー

ひかり銀行大阪中央支店で次長を務める安斉満は、東大卒のエリート銀行マン。周囲からは「出世街道まっしぐら」と言われ、大変期待されている存在。だが、一つだけ弱点があった。大金を預金している顧客・青柳様の15億円を使い込んでいたのである。青柳様から「黙っている代わりに1億ずつ返して欲しい」と言われ、首が回らなくなってしまった。たまたま出会った浪速南署の刑事・水沼正三と、経営がうまく行かなくなった高級クラブ「バセロン」のママ・森下怜子の3人でビジネスパートナーシップを組み、悪質な仕事をしている会社及び人間を騙し、金を巻き上げる。

[編集] 概要

  • Vシネマの予算と近いもので製作されているが、第6作(ナニワ相場師伝説)、8・9作以外は、映倫の認可を得た劇場版である。その為、日活のVシネマジャンル「Futureにっかつ」作品ではない。当時の日活・中村雅哉社長は第1作完成時、「この作品を新生日活の看板映画として、超大作としてほしい」とコメントした。
    • 特に第5・7作は「THE MOVIE」と銘打たれた作品で、予算も多かったのか、内容も豪華である。
  • 第7作「THE MOVIE2000」に関しては、金曜ロードショーでも放送された(地上波ゴールデン枠に相応しくない描写の一部は内容カットあり)。ちなみに放映時、フジテレビ裏番組ジェームズ・キャメロン監督『タイタニック』の二夜連続テレビ放映だった。この事は後にナンシー関コラムにも取り上げられた。
  • 大抵、借王3人は変装して相手方に売り込む。この変装シーンも見ものである。
  • ハードな役柄が多い哀川翔であるが、この作品ではクールな銀行マンを演じる。他のヤクザ物と比べると違いは歴然で、彼の役者としての懐の深さを垣間見ることができる。
  • 初期は二作同時に製作していた。

[編集] 出演

[編集] レギュラーキャラクター

東大卒のエリートサラリーマンで、ひかり銀行大阪中央支店の次長。異例の早さで出世しており、まさに「出世街道まっしぐら」である。だが、青柳様の15億円を使い込んでしまい、返す羽目に。このことは水沼、怜子、青柳以外は誰も知らない。元来の頭の良さを悪事にフル活用し、悪質業者に売り込み、騙し、金を巻き上げる。東京でレストランをしている弟がいる。家族構成は妻・娘。
浪速南署の警部補。女癖が酷く、ギャンブル中毒だが根は良い人。常に女子高生と援助交際をしており、ねだられると何でも買ってしまう。すぐに拳銃を出すのが癖。借金だらけで全く金が無く、常に取立て屋から追い掛け回されている。安斉と出会い、安斉の考案したアイデアに乗ることになる。
大阪のクラブ・バセロンのママ。バブル期には大変繁盛し、ブティックなども数件開いていたものの、不景気により客は寄り付かなくなり、経営はうまく行っていない。借金総額4億円。その美貌を武器に暴れまわる。
京都の大富豪で邸宅を構える。銀行の担当者の安斉を信頼し、ひかり銀行に15億円を預金していたものの、安斉が全額使い込んでいたことを知る。誰にも言わない代わりに、安斉に1億ずつ返済するよう要請する。口止めの一つなのか、安斉を自宅に呼んで性行為を迫ることもある。
ひかり銀行大阪中央支店長。安斉を信頼しきっている。

[編集] ゲスト出演者(主役級)

[編集] スタッフ

[編集] シリーズ

  • 借王/借王2(1997年10月)
  • 借王3/借王4(1998年7月)
  • 借王 −THE MOVIE- 沖縄大作戦(1999年2月)
  • 借王 ナニワ相場師伝説(1999年7月)
  • 借王 -THE MOVIE 2000-(2000年7月)
  • 借王 -狙われた学園-(2001年1月)
  • 借王 ファイナル(2002年3月)


[編集] テレビドラマ

2009年10月10日~11月28日にWOWOWのミッドナイト☆ドラマ枠で『借王<シャッキング>-銭の達人-』のタイトルで放送(全8話)。主演は、寺島進。

[編集]  キャスト

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月16日 (金) 13:31 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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