偵察

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偵察(ていさつ reconnaissance)とは、敵をはじめとして様々な事柄についての情報を[1]目視観測などの手段を通じて能動的に収集する活動である。受動的である監視の対義語。また敵についての情報を収集する「捜索」、地形地勢についての情報を収集する「偵察」と区別されることもあるが、同時に両者についての情報を収集する場合は区別して用いられない。軍事用語として用いられるが、そこから派生して一般においても「相手の情報の収集」の意味で用いられる。

目次

[編集] 概要

作戦行動には基本的に作戦地域についての情報と敵部隊についての情報の二種類が必要となり、特に後者の情報は流動的であるために逐次更新することが必要となる。偵察はこれら情報を収集することを目的とした活動である。主に小隊中隊に置かれている偵察部隊がこの任務につく。偵察には隠密偵察と威力偵察がある。隠密偵察とは敵に察知されることなく行う偵察行動であり、威力偵察とは部隊を展開して小規模な攻撃を行うことによって敵情を知る偵察行動である。

なお、敵の存在の有無が分からない状況で、敵の有無や位置を探るのを捜索、敵の存在はほぼ判明している状態で位置を探るのを索敵、敵の位置が判明している状態で敵の状況を探るのを偵察・斥候などと使い分ける場合もある。

[編集] 要領

偵察部隊に限らず現代の軍隊ではほぼ全ての兵士に効率的な監視及び報告の技能を習得させられる。この偵察において広く用いられている方法をサルート(SALUTE、敬礼の意味)と言う。これは規模(size)、行動(activity)、位置(location)、部隊(unit)、時間(time)、装備(equipment)の頭文字からとったものであり、偵察において重要な要素をまとめたものである。以上が徹底している報告は次のようなものになる。

歩兵16名、グリッド座標MW123456において縦列隊形をとり、道路に沿って徒歩で移動。発見時刻は0215時。移動速度は約時速8キロメートル。時折立ち止まり周囲を警戒し、現在位置を確認する。ミニミ軽機関銃二丁装備。

[編集] 脚注

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  1. ^ 威力偵察の場合はその限りではない。

[編集] 参考文献

  • クリス・マクナブ ウィル・ファウラー著『コンバット・バイブル 現代戦闘技術のすべて』原書房
  • 防衛庁防衛研修所戦史部『戦史叢書 陸海軍年表 付兵語・用語の解説』朝雲新聞社

[編集] 偵察用兵器

[編集] 関連項目

最終更新 2009年7月16日 (木) 16:01 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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