偽痛風

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偽痛風
分類及び外部参照情報
ICD-10 M11.1-M11.2
ICD-9 712.3
OMIM 600668 118600
DiseasesDB 10832
MedlinePlus 000421
eMedicine med/1938  radio/125 orthoped/382 emerg/221
MeSH D002805

偽痛風(ぎつうふう、Pseudogout)とはピロリン酸カルシウム(CPPD)の沈着を原因とした関節を来す疾患である。CPPD沈着症、軟骨石灰化症とも呼ばれる。痛風と同じような症状を来たしながら高尿酸血症が見られないことから名付けられた。

目次

[編集] 病態

偽痛風における関節炎は、痛風における尿酸への反応と同様のものがCPPDに対して発生したものである。すなわち、関節包内に析出したCPPDの結晶に対する炎症反応によって発生する。

[編集] 原因

CPPDの結晶が沈着する原因としては、遺伝によるもののほか、副甲状腺機能亢進症などが誘因となることが知られている。

[編集] 症状

関節に激烈な痛みがおこり、発熱を伴う。痛風よりも痛みは弱い。好発部位は関節で、約半数が発生する。それ以外のほとんどの関節にも発生しうるが、関節、関節などの大きな関節のほうが発生しやすい。心筋梗塞脳梗塞などが誘因となる可能性もあるが、誘因がないこともある。

[編集] 検査

X線検査
膝関節の半月板に石灰化が見られるほか、肩関節や股関節にも石灰化が見られる。軟骨にCPPDが付着することで、石灰化像が線状に見えるためである。
スクリーニング:5枚の単純XPで軟骨石灰化を確認
 膝関節(左、右)
 三角靭帯(左、右)
 骨盤正面:恥骨結合および寛骨臼をみる。
関節穿刺液検査
関節液内にCPPDが発見されれば診断は確定する。

[編集] 治療

関節液を穿刺排液したり、ステロイドを関節内に注射したりするのが有効である。CPPDを関節から除去する方法は現在存在しないため、対症療法が基本となる。

[編集] 予後

生命予後は有効であるが、関節の破壊が進行して変形性関節症に移行することもある。

[編集] 診療科

最終更新 2009年9月16日 (水) 11:41 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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