僕の彼女はサイボーグ
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| 僕の彼女はサイボーグ | |
|---|---|
| 監督 | 郭在容(クァク・ジェヨン) |
| 製作 | 山本又一朗 ジー・ヨンジュン |
| 脚本 | 郭在容 |
| 出演者 | 綾瀬はるか 小出恵介 吉行和子 竹中直人 小日向文世 伊武雅刀 |
| 音楽 | 大坪直樹 |
| 主題歌 | MISIA「約束の翼」 |
| 撮影監督 | 林淳一郎 |
| 配給 | GAGA |
| 公開 | |
| 上映時間 | 120分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 日本語 |
| 興行収入 | 7.0億円 |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
| IMDb | |
『僕の彼女はサイボーグ』(ぼくのかのじょはサイボーグ)は、2008年5月31日に公開された日本映画。
目次 |
[編集] 概要
韓国映画『猟奇的な彼女』『僕の彼女を紹介します』に続く"彼女シリーズ"第3弾。 未来から来た人造人間の少女と、彼女に惹かれていく青年の共同生活を描くSFラブストーリー。前2作同様に郭在容(クァク・ジェヨン)が脚本・監督を担当、大胆な「彼女」とヘタレな「僕」という構図を継承しつつSFファンタジーとアクション要素を絡めた恋物語となっている。 「"彼女シリーズ"最終作」という報道も一部でなされたが、ほぼ半年後の2008年11月29日に同監督による"彼女シリーズ"第4弾『最強☆彼女』が公開された。但し、撮影は『僕の彼女はサイボーグ』のほうが後である。
[編集] 上映館
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2008のオープニング作品として先行上映された後、2008年5月31日に公開され、東京都のサロンパス ルーブル丸の内他、全国松竹・東急系映画館にてロードショー。 多くの映画館では同年7月4日までの上映、新宿バルト9等の一部シネコンでは7月11日まで、東京都23区内での最長は銀座シネパトスの7月18日までとなっている(なお、東京都でも町田のグランベリーモールでは19日以降も上映されている。)。
2008年11月28日まで、大阪府の駒川タナベキネマ(終映は翌日未明)で上映。 ロードショー終了後も2008年12月24日・25日の2日間に限って、新宿のシアターアプルでイベント的に上映された。
[編集] ストーリー
2007年11月22日。『僕』こと誰も誕生日を祝ってくれる人などいない、寂しい生活を送るさえない大学生・北村ジロー(小出恵介)は、20歳の誕生日をひとりで祝っていた。そして自分への誕生プレゼントを買うために訪れたデパートで、ジローはキュートな『彼女』(綾瀬はるか)に突然遭遇する。『彼女』はその後ジローが食事をしていたレストランにも出現。『彼女』は言う。「私も今日、誕生日なの」ーその勢いに押されたジローは、『彼女』と誕生日を一緒に過ごすこととなる。大胆不敵で予測不能な言動を繰り返す『彼女』に振り回されながらも、人生で未だ経験したことのないエキサイティングな夜を過ごしたジローは、急速に『彼女』に惹かれていく。しかし、数時間後に『彼女』はジローに謎めいた言葉を投げかけ、ジローの前から突然姿を消してしまう。
2008年11月22日。丁度1年前の20歳の誕生日に突然現れた『彼女』が忘れられず、彼女と食事したレストランをまた訪れたジローは、21歳の誕生日をひとりで祝っていた。そんなジローの前に、あの『彼女』そっくりな女性が現れる。その女性(以下『彼女』)は悲惨な運命をたどった未来のジローが、過去の自分を守るために送りこんだ「人造人間」だった。かくしてジローと『彼女』の奇妙な共同生活が始まる。キュートな外見と裏腹に『彼女』の行動は突飛かつ人間離れしていた。が、ジローのピンチを幾度となく救い、また幾つかの外部の事故や事件をも、一人で介入し解決してしまうのだった。ジローは次第に『彼女』を愛しいと思うようになるが、本来感情を持たない『彼女』にジローの思いはうまく伝わらず、苛立ちを募らせていたある日、ジローは『彼女』を乱暴に部屋から追い出してしまう。後悔に苛まれるジロー。だが未来の自分が示唆したとおり、『僕』の運命にはさらなる激動が迫っていた。
[編集] 登場人物
- 彼女(2007年11月22日)
- 突然ジローの前に現れ、数時間後にジローの前から忽然と姿を消す。怪力の持ち主、某大食いタレント並みの大食漢等、1年後に送り込まれてくる『彼女』のモデルとなった女性。2007年の『彼女』には隠された秘密が・・・・。
- 誕生日:11月22日(年齢不詳)
- 名前:不詳
- 彼女(2008年11月22日~2009年某日)
- 未来のジローが自分を悲惨な運命から守るために2008年の現代に送り込んだ。怪力を持ち、超スピードでの移動が可能。目からホログラム映像を投射し、過去に知覚した映像と声を再現できる。また放電によって人間を失神させることや、一度聴いた声や音などを完全に模倣する声帯模写能力も備える。ほぼ人間と同じものを「食べる」ことはできるが、飲酒すると誤作動を起こし首が一回転したりショートしたりする。なぜかロボットと呼ばれることには反発する。未来の世界でジローの死を看取り、その後は博物館に展示され、オークションによってある人物の手に渡ることになる。その設定、描写、コードネームなど多くがターミネーターの真似またはパロディーである。
- 北村ジロー(僕)
- 毎年自分の誕生日に贈り物を買い、同じレストランでスパゲッティを食べる冴えない大学生。専攻は不明だが数学講義のシーンが多い。ハンバーガーショップでアルバイトをしている。
- 故郷は山間の小さな村だが、過去の地震被害により当時の住民は離散している。
- 未来のジローによれば、本来はロトくじを当て富豪となる一方、銃乱射事件で重い身体障害を負う運命だった。未来の博物館には老いたジロー(原作(小学館文庫)では「蝋人形」)が「彼女」と並んで展示されている。
- 名前は共に「ラウル」。
- ジローのおばあちゃん
- 長生きのため、誕生日には麺類を食べるようジローにいいつけた。'08年現在は故人と思われる。実はある秘密がある。
- ジローの友人(サトーケンタ)
- 大学の同級生。カピバラの糞料理について独自の薀蓄を披露する。
- 大学教授
- 常にハイテンションで数式および電気回路の講義をしている。やる気ない学生には容赦なくチョークを投げる。講義中に居眠りをするジローは格好の獲物。
- 無差別殺人犯
- 2008年の11月22日にレストランで銃乱射事件を起こす。灯油と書かれた透明の液体の入ったポリタンクも携行しており、放火も計画していたとみられる。
[編集] キャスト
- 彼女(2007年11月22日):綾瀬はるか
- 彼女(2008年11月22日~2009年某日):綾瀬はるか
- 北村ジロー:小出恵介、喜内琉斗(幼少)
- ジローの友人(サトーケンタ):桐谷健太
- 22世紀の学生:吉高由里子
- 女友達:阿井莉沙
- 女性教員:佐藤めぐみ
- 斎藤歩
- 無差別殺人犯:田口浩正
- 警官:ドロンズ石本
- リュウ・ヒジュン
- 水野花
- 近藤海斗
- 亮介:大和田唯斗
- 矢野高志:中上海輔
- 菅野友輝
[編集] ゲスト
- インタビュアー:松本莉緒
- 酔っ払い通行人: 六平直政
- 駄菓子屋店主:蛭子能収
- 手塚とおる
- 老後ジロー:納谷六朗
- デザイナー(プリティ・ナカノ):伊武雅刀
- 寺泉憲
- オークション司会者:遠藤憲一
- 大学教授:竹中直人
- ジロー祖母:吉行和子
- TVリポーター:小日向文世
[編集] スタッフ
- 監督・脚本:郭在容(クァク・ジェヨン)
- 統括:宮下昌幸
- 企画:橋田寿宏、青木真樹
- プロデューサー:山本又一朗、ジー・ヨンジュン
- ラインプロデューサー:松田康史
- 共同プロデューサー:佐谷秀美
- 撮影監督:林淳一郎
- 美術:丸尾知行
- 照明:金沢正夫
- 録音:小原義哉
- 編集:掛須秀一
- 音楽(作曲):大坪直樹、古川ヒロシ、郭演晋、佐々木潤(主題歌)、Hi-Fi CAMP(挿入歌)、Yemin(挿入歌)
- 音響効果:柴崎憲治
- 助監督:吉見拓真、李相國
- 配給:ギャガ・コミュニケーションズ
- 製作:「僕の彼女はサイボーグ」フィルムパートナーズ(アミューズソフトエンタテインメント、電通、ギャガ・コミュニケーションズ、フィールズピクチャーズ、TBS、小学館、MBS、センチュリオンファンド、ベアエンターテインメント)
[編集] サウンドトラック
2008年6月4日に、(株)BMG JAPANより、オリジナル・サウンドトラック盤CDが発売された。商品番号:BVCR-17066、税込み定価:2,625円。音楽のほか、エクストラトラックとして特報と予告編が収録されており、PCにて視聴可能。
[編集] 曲目
- 約束の翼
- 出逢い
- 微笑み
- 登場
- キズナ
- 帰郷
- 山奥少年の恋物語
- 宝物
- メッセージ
- 後悔と変化
- Send
- サイボーグダンス
- 愛情のかたち
- 悲しみと…
- 記憶
- 時空の旅
- 既視感
- 別れの時
- 再会
- 約束の翼(from “JONI” to “MINGUS” version)
- エクストラトラック
- 特報
- 予告編
[編集] 主題歌・挿入歌
- 主題歌:『約束の翼』MISIA(Rhythmedia Tribe/BMG JAPAN)
- 挿入歌:『キズナ』Hi-Fi CAMP(FLME)
- 挿入歌:『山奥少年の恋物語』中川和泉、柿島伸次(合唱:吉村愛美、小嶋夕葉、眞次海人、眞次太陽、古川俊介、古川桃)
[編集] コミカライズ
- 作:中村あきひろ
- 2008年10月17日初版発行 ISBN 4063755746
[編集] 撮影地
- ストーリー設定は東京であるが、ロケシーンの約8割は神戸で撮影され、神戸市のオフィス街旧居留地の他、次の撮影地を使用。
- デパートのシーンは大丸神戸店を使用。
- 大学のシーンは神戸大学六甲台本館(登録有形文化財)及び関西学院大学を使用している。
- 大地震で荒廃した東京のシーンは福島県いわき市で大規模なオープンセットを組み2007年3月撮影が行われた。(いわきロケは公募により集められたエキストラが参加したがクレジットされていない。)
- ジローの故郷のシーンは、郡上八幡にて撮影。
[編集] 備考
- 邦題が公表された当時、「『サイボーグ』という題名は誤りで、『彼女』は『人造人間』(ロボット、アンドロイド(ガイノイド)、ヒューマノイド)である」との声があった。サイボーグとは、人工物を身体に埋め込む等することで、身体機能の補助等を行った人間(Wikipedia日本語版)である。
- ジローの故郷は山間の小さな村だが、あまりにも昭和40~50年代じみた景色のため、ジロー(生年月日:1987年11月22日)の少年時代という設定からは、「時代設定が合わない」との声が多数あった。しかし、レトロな情景は監督兼脚本家のクァク・ジェヨンによる意図的なもので、よくある「昔の街並み保存地区」とも考えられる。
- 監督のクァク・ジェヨンは日本漫画「行け!稲中卓球部」ファンであることを公言しており、作中でジローの蔵書として登場する。また「ドラえもん」、「銃夢」、「OZ」の影響を監督自身が認めており、小出恵介もインタビューに於いて当作品での役柄はのび太だと語っているなど、古今のSF映画、日本のアニメの影響が多々見られる。「新世紀エヴァンゲリオン」のキャラクターフィギュアも作中に何度か登場する。
- 綾瀬はるかは、舞台袖に引っ込むシーンで鉄柱に激突し、鼻を骨折した。
- 小出恵介は、ワイヤーで後ろに引っ張られて車に激突するシーンで、衝撃のあまり2秒間失神した。
[編集] 外部リンク
- 公式サイト
- インタビュー
最終更新 2009年10月28日 (水) 01:49 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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