優性遺伝

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優性遺伝とは、遺伝による形質発現の種類の一つ。「優性」という言葉が誤解を招きやすいことから、近年では顕性遺伝という呼び方もある。

雌雄の交配により繁殖する2倍体の動物において、性染色体以外の常染色体は雄親と雌親から受け継いだ対の遺伝子を有する。

一組の遺伝子をAとaの二つとした場合、子の遺伝型はAA・Aa・aaの3種があり得る。Aとaの影響が等しければ子の表現型がAaであったときにAAとaaの中間になるはずだが、多くの場合そうはならず、一方に偏った表現型となる。この時にAaの表現型がAAに近い場合Aはaに対して優性といい、aはAに対して劣性という。優れた形質を受け継ぐ、という意味ではなく、次世代でより表現されやすいという意味であることに留意しなければならない。

ヒトの血液型(ABO式)を考えてみる。通常我々は血液型をA型、B型、O型、AB型の4つに分類している。これは、父親と母親から受け継ぐ、血液型に関する遺伝子の組み合わせを基に決定される。血液型に関する遺伝子には、A・B・Oの3種類があるが、この組み合わせがAAまたはAOになった時にはA型BBまたはBOになった時にはB型OOになった時にはO型ABになった時にはAB型という表現型にそれぞれなる。この時、遺伝子A及びBはOに対して優性であるが、AとBの間には優劣関係が無いことが分かる。

[編集] ヒトの優性遺伝の例

凡例 : 体の部位 - 優性→劣性

最終更新 2009年5月26日 (火) 16:03 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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